学校日記

11/30 目の教室 ブラインドサッカー体験

公開日
2022/11/30
更新日
2022/11/30

目の教室

いつも目の教室へのご理解、ご協力ありがとうございます。
今日の集団活動は、待ちに待ったブラインドサッカー体験です。

目の教室の子どもたちのために
日本ブラインドサッカー協会から、
パラリンピアンの黒田選手と阿部選手がいらしてくださいました。

ルールや試合の様子など、
ブラインドサッカーについて詳しく教えてくださるとともに、
その楽しさも教えてくださいました。

子どもたちは次から次へと質問し、興味津々。

あまりの動きの激しさに、疲れませんか?という声には、

音を頼りに考えるので、頭もとても疲れることを教えてくださいました。

それだけ練習を重ねられることがすごいとの声には、

練習は大変だけれど
、いっしょに分かち合える仲間とがんばれることが楽しいこと、
いいプレーができたときにはうれしいこと、
ここで世界一になってやるという気持ちが原動力など、
とても丁寧に教えてくださいました。

中でも大切なことは、声を掛け合うこと。

アイマスクをしたままだと
パスを出す相手がどこにいるかわかりません。
自分から相手に声をかけることで、ボールを受け取ることができます。

日頃より声を掛け合うことで、人と人とはつながり合えるとも。


まず、自分から声をかける。


もしかしたら、大人も子どもも苦手な人は多いかもしれません。

でも、その一歩が、
頑張れる力と新しい扉の鍵をくれるのかもしれませんね。


始まる前、体育館で会場準備をしていると、
目の教室の子どもたちが一足先にサッカーを楽しもうと
上級生を中心にチーム分けを始めていました。

あいにく時間がきてしまい、それ以上はできなかったのですが、
学年に関係なくお互いに声を掛け合い、
意見を出し合って一生懸命に考えていました。

「みんなが楽しい」ということを忘れない、
目の教室の子どもたちはすごいなと、いつも考えさせられます。

いつまでも会場に残り、
名残惜しそうにしていた子どもたち。

楽しいだけじゃない、何かが心に残ったようです。