学校日記

6/13 2年3組:道徳「おにいちゃんの電話」

公開日
2023/06/13
更新日
2023/06/13

コラム

道徳月間では、学年の教員それぞれが3学級で同じ題材の授業を担当して授業を行っています。

今日は、3組で「おにいちゃんの電話」を題材に学習しました。
礼儀正しく敬語や丁寧な言葉を使って電話をかけるお兄ちゃん。その後、さっきと全く違うフランクな話し方になっても、お母さんはそれを「上手に電話ができた。」と言うので、さおりは混乱します。

今回は、「相手によって話し方を変える」ことのよさについて考える学習でした。
お兄ちゃんが電話で、友達のお母さんに対しては礼儀正しい話し方、友達に対してはいつも話すときの話し方、というように、相手によって話し方を変えていること、そのよさに子どもたちは気付いていきます。

役割演技をすると、友達のお母さん役を演じた子は「礼儀正しくていいなと思った。」、友達を演じた子は「いつも通りの話し方で安心したし、電話がかかってきて嬉しかった。」と、それぞれ感じたことを共有していました。

また、子どもたちの気付きには、「話し方によって、相手が受け取る自分の印象が変わる。」という視点と、「相手が嫌な気持ちにならない話し方をする。」という視点、自他双方の視点で捉えているところがあり、なるほどなあと思いました。


みんなで学び、いろいろな考えを共有することで、視野が広がっていきます。
道徳の時間だけでなく、毎日の生活の中でも大切にしていきたいです。