学校日記

9/06 目の教室 集団活動「ゴールボール」

公開日
2023/09/07
更新日
2023/09/07

目の教室

いつもご理解、ご協力ありがとうございます。
目の教室の子どもたちもおかげさまで、
みんな元気に2学期を迎えることができました。

さて、2学期初めの集団活動は「ゴールボール」体験です。

写真をみてください。
どうです?
守りも攻めもさまになっていませんか?

今日は、日本ゴールボール協会の6名のみなさんが、
東京だけでなく、九州、滋賀、群馬などいろいろなところから
目の教室の子どもたちのために駆けつけてくださいました。

見えにくさのある人もない人も同じ条件でできるよう、
全員がつける、アイシールド。
鈴の入った、転がす用のボール。
ぶつかっても衝撃を吸収してくれる、空気で膨らませるゴール。
視覚情報がない中でも、
相手チームの方向、コートのラインが分かるように、
ひもで凹凸をつけてあるコート。
正座を崩した、横座りの姿勢からダイブしてボールを止めるため、
肘あてやひざあても使います。
ゴールボールには、
「だれもが楽しめる」ための工夫がたくさんあり、
子どもたちは「なるほど〜」と思わず声を出して、感心しきり。

体験内でもたくさんことばをかけていただき、
すっかり打ち解けた子どもたちからは、

「いい汗かいた。」
「またやりたい。」
「明日もやりたい!」
「やってみたら、おもしろかった。」
「楽しかったです!」

と、次々と感想が出ました。

解散後も、子どもたちは、名残惜しそうにいつまでもコートにいました。
もしかすると、未来のパラリンピックの選手が、
笹原小の目の教室から出るかもしれませんね。

実は、保護者の方からも3名、
チームになって西村選手と対決しました。
西村選手の俊敏な動きと、
はじめてにもかかわらず、攻守、見事な保護者の方の活躍に、
子どもたちからも歓声がわきました。

ゴールボールは、パラリンピックの競技にもなっており、
日本もメダルを獲得しています。

アイシールドを付けた3名が1チームになり、
視覚情報のない中で、鈴の入ったボールを転がすように投げ合い、
相手ゴールにボールを入れて、得点を競います。
サッカーなどとは違い、
攻める番、守る番が順番にくるのも特徴の1つです。

日本代表チームは「オリオンJAPAN」とも呼ばれ、
その由来は、オリオン座です。

「真ん中に並んだ3つの星(オリオンベルト)は、
 コートで輝く3人の選手を連想させます。
 オリオン座は7つの星で結ばれています。
 控え選手、監督やコーチといったスタッフ、
 ご家族、ファンといったさまざまな人たちとつながり、
 支えられて活動しているゴールボール日本代表を表現しています。
 ゴールボール日本代表選手の満場一致で、この愛称に決まりました。」
とのことです。


世界で活躍するみなさんへの応援は、

本棚・クローゼット募金
https://jgba.or.jp/support/hondana-closet-bokin/

からも可能です。

ぜひ、日本ゴールボール協会のHPもご覧ください。
https://jgba.or.jp/

日本ゴールボール協会のみなさん、
今日は、本当にありがとうございました!
これからも応援しています!!