2/21 1年1組:道徳「120てんのそうじ」
- 公開日
- 2024/02/21
- 更新日
- 2024/02/21
コラム
1年2組の担任が、1年1組で道徳の授業を行いました。
本時のねらいは「みんなのために働くことの喜びを知ったゆうやたちが、さらに意欲的に掃除に取り組む姿を通して、みんなのために働こうとする心情を育てる」です。
1年1組の教室はとてもきれいに掃除されていました。それでも、「そうじが嫌だという人の気持ちは分かりますか?」と問いかけたところ、「めんどうだと思っているから。」「つまらないと思っているから。」と、そうじが嫌いな人の気持ちも分かるようでした。
今回の題材では、早めに掃除を終わらせたゆうやさんたちが、本棚を整理したり、ぞうきんを洗ったりと、できることを探しました。
そんなゆうやさんたちの姿を見て、先生は「120てんのそうじだね。」と声をかけます。子どもたちは、「120てん」には「もっとできることを探している。」「いつもきれいだけど、さらにきれいにしようとしている。」という意味が込められていると考えました。
また、「そうじがつまらない」と感じる人に向けて、「そうじの楽しさ」も考えました。
終末では、「1年1組のために取り組んでいること」について考えました。毎日の給食当番、学級での当番活動、係活動、朝の支度の手伝いなど、たくさんの頑張りを聞くことができました。
1年1組は、周囲の人や友達がよい気持ちになるために行動する児童が非常に多いことが分かりました。また、その行動によって自分自身もよい気持ちになっている、というとてもよい循環が生まれています。
最後には、「学級のために行動できることが素晴らしい。学年のため、学校のため、と広げていけるととても嬉しい。」ということを伝えました。
1年生として生活できるのもあとわずかですが、1年1組のすてきな姿を広げていきたいと思います。