学校日記

2/21 目の教室集団活動「ありがとうの会」

公開日
2024/02/22
更新日
2024/02/22

目の教室


いつも目の教室の子どもたちを温かく見守ってくださり、
ありがとうございます。

おかげさまで、今年度最後の集団活動「ありがとうの会」を
無事に、終えることができました。
今年度も、さまざまな皆さんにお世話になり、
目の教室の子どもたちの健やかな成長を助けていただきました。
本当にありがとうございました。

さて、目の教室の「ありがとうの会」では、
卒業生と在校生がお互いに、「ありがとう」を伝えるだけでなく、
一緒に過ごした仲間やお世話になったみなさん、
通級に協力くださった保護者の皆さんへの感謝も込めて行います。
会の名前は、数年前、
「お別れ会」ということばは、寂しいから変えようという、
子どもたちのアイデアから決まりました。
年度初めの「おめでとうの会」とともに、大切にしている会です。

今日はまず、
12月の発表会を欠席した児童の発表から始まりました。
他の人よりも2か月間、緊張が続いて、大変だったと思います。
無事に発表を終え、みんなから拍手をもらい、ほっとした様子でした。

「ありがとうの会」は、5年生が、企画から頑張りました。
プログラムの順番を工夫したり、遊びや歌の募集をかけたり、
Teamsアプリで結果を報告したりと、一生懸命でした。

4年生の“はじめのことば”、
校長、目の教室の教員からのメッセージの後は、
「みんなで遊ぼう」です。
今年は、“くつとばし”と“よつかど”に、投票で決まりました。
“くつとばし”は、チーム対抗、“よつかど”は個人戦。
どちらも「もう1回!」と、いつまでも一緒に遊んでいたいようでした。

その後は、在校生、卒業生がメッセージを伝え合い、
みんなで決めた歌、「ひまわりの約束」を歌いました。
5年生リーダーがマイクをもち、保護者の方も一緒に歌ったこの歌は、
みんなの思い出の歌になりそうです。

“おわりのことば”は、6年生。
これで、お別れではない、また来ますと言ってくれ、
在校生は、また会えると、とてもうれしく、ほっとした様子でした。

いつもは、
それぞれの学校の中で、自分一人が見えにくさを抱えている
という状況にいる児童がほとんどです。
だからこそ、こうして月に一回、集団活動でみんなと過ごし、
自分は一人ではない、自分には仲間がいると思えることが、
一人一人の心を強くしていくのだと、改めて感じました。
そして、それは、保護者の方にとっても同じです。
保護者の皆さんにとっても、
お互いの存在が、とても心強いのだと思いました。

会が終わっても卒業生にくっついてはなれない下級生。
これまでどれほどやさしく接してくれたのかということが分かります。
「目の教室のことは、忘れません」と言ってくれた卒業生。
いつまでも一緒にいたいけど、勇気をもって送り出しましょう。

手紙に「卒業しても、目の教室の仲間です」と書いた在校生がいました。

離れていても、心は一つ。
これからも一緒に頑張りましょうね。

最後に改めまして、
今年度の目の教室の教育活動ご協力いただいた皆さん、
いつも温かく見守ってくださる皆さん、
本当にありがとうございました。

そして、
地域に出ていく卒業生を、
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。