6/20 道徳月間2年2組「およげない りすさん」
- 公開日
- 2024/06/21
- 更新日
- 2024/06/21
コラム
泳ぎの得意なあひるさん、白鳥さん、かめさんが池の中の島へ遊びに行こうとしていると、りすさんがやって来て「僕も一緒に連れて行ってね。」と頼みました。3匹は「りすさんは、泳げないからだめ。」と断ります。島には楽しい遊具がいっぱい!ところが3匹はちっとも楽しくありません。3匹は相談し、かめさんの背中にりすさんを乗せて、島へ行くことを思いつきます。次の日、4匹は笑顔で島へ向かうのでした。
友達をテーマに、1組の担任が2組で授業を行いました。「どうしてりすさんの頼みを断ったんだろう。」という問いには、「おぼれてしまったら、りすさんがかわいそう。」「優しさで言ったと思う。」「でも、りすさんは悲しかったんじゃないかな。」と、どちらの気持ちにも寄り添った意見が出されました。
3匹では楽しめなかった理由についても、「りすさんのことが気になってしまった。」「悪いこと言っちゃったかなって後悔している。」と、活発な意見交換が行われ、登場人物の心情を考えることを通して、考えを深めていきました。
最後の場面では、「やっぱりかめさんもいた方が楽しいよね。」「みんなでどんな遊びをしようかな。」と、全員が楽しい気持ちになれたことに気付き、みんなと仲良く遊ぶことの大切さに目を向けることができました。
実際の学校生活において、「おにごっこ入れて!」「もう締め切ったからだめ!」のようなことはよく起こります。2組の子どもたちは、友達の考えを大切にするすてきな子どもたちです。今日考えたことを振り返り、実生活に生かしていってほしいと願っています。