学校日記

10/8 道徳月間1年「はしのうえのおおかみ」

公開日
2024/10/10
更新日
2024/10/10

コラム

1年生は、「はしのうえのおおかみ」のお話から、「しんせつ」について考えました。

いじわるをすることで、「いいきもち」になっていたおおかみが、ある日自分より大きくて強そうなくまさんの優しくて親切な言動に触れます。次の日、自分もくまさんと同じ言動をとってみると・・・「まえよりずっといいきもち」になったというお話です。

ペープサートでお話を捉えた子どもたちからは最初、「おおかみがいきなり優しくなった〜。」というつぶやきがありました。でも、おおかみの気持ちや心の中をじっくり考えてみると、去っていくくまさんの後ろ姿をいつまでも見ていた時間に、変化のヒントが隠されていることに気付きました。

「強そうなくまさんが優しくてびっくりしたな・・・。」
「優しくしてもらって、うれしかったな。」
「ぼくも、くまさんみたいにしてみたらどうだろう。」

くまさんの後ろ姿を見送りながらおおかみが考えたことを、みんな一生懸命に考えていました。

「しんせつ」は、してもされても気持ちが温かくなること、いじわるをするよりもずっといい気持ちになること。

生活の場面の中で、ふとこのお話を思い出してくれたらいいなと思います。