４年生は、経堂あんしんすこやかセンター社会福祉士の杉浦さんと田中さんをゲストティーチャーにお迎えして認知症アクション講座を行いました。

　４年生は総合的な学習の時間に「ハッピープロジェクト」と題して、身近な人権に関する問題や障がい者への理解や支援について考えたり、本校弱視通級教室「目の教室」との交流を行ったりしてきました。

　今回は、高齢者の５人に１人はなると言われている認知症について、正しい知識を身に付け、偏見をなくし、地域全体で認知症の人を支える環境をつくる、その第一歩にしていくことを目的に実施しました。

　どのクラスの子どもたちも熱心に話を聞き、質問もいっぱいしていました。来週は認知症アクション講座の第２回です。実際に認知症に発症しながらも、自分らしく生活している地域の方をゲストティーチャーにお迎えして、ご自分の体験をお話しいただきます。

　今日はこの講座をご紹介くださり、本校隣接の桜丘区民センターで認知症の方のための「認知症カフェ」を運営なさっている、地域の岩瀬様もご参観くださいました。子どもたちはしっかり挨拶して、「これからも町でお会いしたら挨拶します！」とお約束していました。

　笹原小の子どもたちが、人権意識（やさしい心、思いやりの心、多様性を尊重できる心）をもった子どもたちになるよう、引き続き地域の皆様と協働して教育活動を行ってまいります。