学校日記

6/16 2年生 国語「スイミー」

公開日
2025/06/17
更新日
2025/06/16

コラム

国語「スイミー」の学習では、これまでにそれぞれの場面の様子を思い浮かべながらお話を読んできました。

けっして長くないお話ですが、一緒に読むメンバーが違うと、読むたびに新しい発見があるから不思議です。


今回、私も初めて出会った考え方、それは、

「素晴らしく、面白い生き物たちとの出会いが、スイミーのアイディアを生んだのかもしれない。」

というものです。


例えば、「水中ブルドーザーのようないせえび」を見たスイミーが、「なんて大きいんだろう!」「自分もあんなふうになりたい!」「ちょっとこわいな・・・。」と思ったとしたら、そこから「大きな魚のふりをしたらどうだろう。」という考えが生まれたのかもしれない。

「見えない糸で引っ張られている(ように、見事に同じ方向へ向かって群れで泳いでいく)魚たち」を見たことで、スイミーは「みんなで列を崩さずにあれと同じことをしたら、大きな魚に見えるはずだ。」と閃いたのかもしれない。


そう発言する子に、「ああー!」「確かにそうかも。」と友達が反応を返している時、私もまた(実は誰よりも)「ああ、なるほどね〜。」と感心していました。


みんなで読むから面白い。

それを実感できるのが、学校で国語を学ぶ意味です。


今日は、自分が一番好きな場面とその理由を友達と共有しました。それぞれの考えを知ることで、また新しい発見につながっていたらいいなと思います。