平成29年7月3日(月)全校朝会
- 公開日
- 2017/07/03
- 更新日
- 2017/07/03
校長室より
平成29年7月3日(月)校長先生のお話
今日は桜の木の話です。先日、図書室にある読売KODOMO新聞を読んでいたら、面白い記事が書いてありました。それは、「サクラの木にアリがよく登るのはなぜ?」という記事です。花が散り、葉っぱだけになった桜の木ですが、よく見るとアリがたくさん登っています。花はもう散ってしまって花はないのになぜアリが登るのでしょうか?
桜の葉の根元あたりに蜜腺と呼ばれるイボのようなものがついていて、そこから甘い蜜が出ているので、アリはこれを目当てに桜の木に登っているというわけです。桜は、甘い蜜を出してアリに来てもらい、アリは毛虫を追い払う役割をするかわりに甘い蜜をもらいます。桜にとって葉っぱを食べる毛虫は苦手なので、双方にとって良い関係となっているのです。
この時期の桜の木には、さくらんぼの実がなっている木があります。このさくらんぼは食用には向いていません。ちっとも甘くなくって、渋いので食べないほうがよいでしょう。
今日から7月です。梅雨時で廊下が滑りやすいことが多いので気を付けて生活してください。