学校日記

令和元年9月30日(月)校長先生のお話

公開日
2019/10/02
更新日
2019/10/02

校長室より

 「桜戦士」この言葉を聞いたことはありませんか。そうです。今、日本で行われているラグビーワールドカップで大活躍している日本チームの愛称が「桜戦士」です。テレビで応援した人や、実際に会場で試合を観戦した人がいるかもしれませんね。
 ラグビーは、ポジションによっていろいろな体格の選手が、それぞれの持ち味を生かして活躍するスポーツです。パワーがあってスクラムを組んで相手陣内へ攻め込む選手や、背が高くてラインアウトからのボールを確実にキャッチする選手や、体は小柄でも走るのが速くてトライを決める選手など、自分の良さを発揮してチームを勝利へ導いて行きます。
 ロシア戦では、松島選手が一人で3トライを決めましたが、松島選手だけが頑張ったのでしょうか。そうではありませんね。他の選手が自分の持ち場をしっかりと守ったからこそ、勝つことができたのです。
 これは、皆さんのクラスにも当てはまることではないでしょうか。たくさん発言をして授業を活発にしてくれる人、スポーツが得意で体育の時間に大活躍する人、黙って最後までしっかり掃除をしてくれる人、係りや委員会の仕事をやり遂げる責任感のある人、楽しいことを言ってみんなを笑わせてクラスを明るくしてくれる人、給食の時間になると元気いっぱいになる人、・・・。それぞれが自分の良さを発揮するから、素敵なクラスになるのです。
 皆さんも、「自分の良さは何かな?」と考えながら、クラスをより良くするために一生懸命頑張ってください。