6年生の授業風景【図工】
- 公開日
- 2011/05/21
- 更新日
- 2011/05/21
専科
改築に伴い電気釜が入りましたので6年生は花瓶作りを行いました。
紐状の粘土を巻いていくことで側壁を形成していく「ひもづくり」という手法です。
土台を作るところまでは順調でしたが、側壁づくりは難しかったようです。
直径2センチのひもを作って少し潰します。それに「どべ」という粘土の接着剤(粘土を水に溶いただけのもの)をつけて壁の部分を積み上げていきます。その後、指をしめらせて内側と外側の粘土のつなぎ目の部分がなくなるように表面を整えます。
粘土は柔らかく、力の入れ方一つで形が大きく崩れていきます。作りたい形を意識しながら保ちつつ、必要な作業を素早く行わなければなりません。子どもたちは苦労しながら取り組んでいました。
作った花瓶は1週間の乾燥の後、一度800度で8時間の素焼きを行います。
その後、釉薬をかけて1300度で14時間の本焼きを行って完成です。
現在は素焼きの作業をしていますので、これからの授業で釉薬がけをしていく予定です。
完成をどうぞお楽しみに!