校歌

作詞 土岐 善麿 作曲 平井 康三郎 

多摩川はゆるやかに 富士は高く 風のおと 鳥のこえ 松もしずか
みどりの岸をひたし 雲にそびえて ゆたかに胸をひらき 友とならんで
この丘に あふれるひかり この道を かよえば 楽し
ああ 自由に あかるく ただしく いざ たがいに はげまし したしみ
のびる力に そだつ心に みな 新しく 進む世界に
しげる草木よ さく花よ ここは 明正小学校

校章

校章

 本校は、昭和28年4月、1年生から3年生までの337名の小さな学校として誕生しました。成城の町に区立の小学校をという願いが終戦直後からあったそうです。どこへ、どんな学校をつくったらいいか、長い間機会ある度に話し合い、その結果、富士山のよく見える、多摩川を一望できる緑豊かなこの高台に建てることに決まりました。  学校ができるとき、町のみなさんが校名をどのようにするか考えたそうです。ここに学ぶ子ども達が、「明るくげんきで、はつらつとしていて、正しく、たくましく」成長していってほしいという願いを込めた、「明正」という名前にしたそうです。  校章は、日本の象徴である清純な「富士山」に若桜を形取り、中央に校名をはっきり示しました。春には、校庭に咲き誇る若桜と富士山が一枚の絵を見るように調和した景色を見ることができます。これから学び、成長しようとする子ども達をこの若桜にたとえ、雄々しくそして、明るく正しくりっぱになって欲しいとの願いを、この校章に表しました。