校長先生の夏休み自由研究　北沢川編

世田谷線の山下駅をスタート。この辺りはまだ多聞小の辺りと同じくらいの幅がある緑道です。大きな川ではありませんが、緑道から左右を見ると両側が上り坂になっているところが多くて、あたりで一番低いところだということが分かります。赤堤小学校の裏、経堂赤堤団地の中を通り、桜上水の日本大学のあたりに出ます。この辺りまでは、緑道として整備されています。この辺りは支流がいくつかあったようで、暗渠がいく筋か存在しています。緑道もそうですが、暗渠部分はそこに面している家の玄関が暗渠側にはなく、ほとんどが家の裏側になっています。また、ところどころに昔あった橋の名前が書いてあったり、橋の欄干が残っていたりすることで、ここが川だったことがわかります。

そして、最後は写真のように細い暗渠の小道になり、水源だったと言われている京王線八幡山駅近くの松沢病院のところの「世田谷区立将軍池公園」にぶつかりました。池にはガチョウがいました。現在も池はあるものの、北沢川は全域暗渠でした。