2年生の算数といえば、山場は「かけ算」。小学校2年生の時に、毎日「ニイチガニ、ニニンガシ・・・」と唱えていた覚えがあるかと思います。お風呂に入っても、トイレでもというくらい、九九を唱えて練習しました。九九は、2年生の山場ではありますが、クリスマスの頃までに全段合格しておしまいではありません。

まずは九九の学習の後半に、苦手な7の段や8の段、9の段を覚えるという大変なことが待っています。

しかし大切なのはその後。以前にも書いた覚えがありますが、年明けから3年生まで九九の空白時間があります。ここで九九を忘れてしまうと、わり算やかけ算の筆算やわり算の筆算、はたまた面積や体積、割合・・・・とこの後の算数に大きな支障が出ます。学校でも時折九九の復習をしていきますが、各ご家庭でも「合格」で安心せず継続して練習をしてください。

とはいえ、まずは各段をマスターして「全段合格・ALLクリア」を目指しましょう。まだ九九の学習が始まったばかりで前のめり気味の記事ですが、高学年で算数で困っている子どもたちの大半の原因は「九九」なので、2年生のみなさん、頑張りましょう!

また3年生以上で九九があやしい人は、今からでも遅くありません、九九を早急にマスターしましょう。