主のいない学校は寂しい・・・
- 公開日
- 2020/04/08
- 更新日
- 2020/04/08
コラム
深沢中学校生徒の皆さん、ご家庭での生活が続いていますが 元気に過ごしていますか。当初の予定では、今日は分散登校1日目となるはずでした。でも、生徒がいない深沢中はガラーンとして、寂しいものです。
本来なら、新たに迎えた1年生、そして進級した2・3年生の明るい声が学校に戻ってくるはずだったのに…という思いはぬぐえません。皆さんも、新たなクラスの仲間や担任の先生との出会いを楽しみにしていたことと思います。
しかし、昨日の夕方から夜にかけて、「緊急事態宣言」が出され、さらなる緊張感が高まってる今、私たちがするべきことは、新型コロナウイルス感染症の状況をしっかりと受け止めて、行動を変えることだと言われています。
「学校に通う」という今まであたり前だと思っていたことが、突然かなわなくなって約40日が経過しようとしています。それだけではありません。今まで自由に行動できていた日常生活が突如として崩壊してしまったかのような不安を感じながら過ごしている人も多いことと思います。
世界の多くの国で、医療崩壊(命の選択をしなければならない医療)が起こっていて、日本でも、指定7都府県にさらなる行動自粛が求められています。そのことをしっかりと受け止めて、「3つの密〜密集・密閉・密着〜」を避ける行動を守ってください。
そのために多少の不自由は伴いますが、自分自身の身を守るとともに、いつ誰が感染しても不思議ではないという実態を理解し、身近な人たちにも徹底してもらうことが大切です。自分と家族、そしてみんなの身近にいる大切な人たちを守って生活していきましょう。
少しでも早く、全校生徒が元気な姿で新学期を迎えることができることを願っています。その日を楽しみに、今しばらくは我慢の日々をともに過ごしながら、未曽有の危機を乗り越えていきましょう。
桜咲く深緑の学び舎
世田谷区立深沢中学校
校長 佐野 晴子 (4月8日)
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