人権週間に考える〜Zoom朝礼より〜
- 公開日
- 2020/12/07
- 更新日
- 2020/12/07
今日のできごと
本日のZoomによる朝礼は、ランチルームから行われました。
今日の校長講話では、12月4〜10日の「人権週間」にちなんで、法務大臣のメッセージを紹介し、互いの違いを受け入れて理解を深めるよう伝えました。
(以下 メッセージの全文です)
12月4日から10日までの1週間,「第72回人権週間」を実施いたします。
今回,コロナ禍における新たな取組の1つとして,人権週間の最終日であり,国連で世界人権宣言が採択された記念の「人権デー」である12月10日に,東京スカイツリーと東京タワーを17色にライトアップします。17のカラーは,「誰一人取り残さない」社会を実現するため,SDGs(Sustainable Development Goals)が掲げた17のゴールを表現したものです。
今年は,新型コロナウイルス感染症に関連して,差別やいじめなど,様々な人権問題が発生しました。また,SNS上での誹謗中傷なども社会問題になりました。
感染対策を意識した「新しい生活様式」を実践する中にあっては,軋轢やストレスが生ずることもあるでしょう。感染に対するおそれもあるでしょう。
しかし,だからといって,誰かの人権が傷付けられてはなりません。感染する可能性は誰にでもあります。感染などを理由に誰かが受けている差別は,自分の身にも降りかかり得るものです。
この機会に,様々な人権問題について,「誰かのことではなく自分のこととして捉え,考えていただきたい」,ライトアップは,このような思いを込めて実施するものです。
一人一人の行動で,全ての人の人権が尊重される社会を実現しましょう。
(法務省:写真は、スカイツリーの17色ライトアップの写真と、人権週間ポスター)