9月19日は「苗字の日」

1870（明治3）年のきょう、戸籍整理のため太政官布告によって平民も苗字を持つことが許されるようになりました。それまでは貴族や武士しか名乗ることが許されていませんでした。しかし、なかなか苗字を名乗ろうとしなかったことから、1875（明治8）年2月13日には、すべての国民が姓を名乗ることが義務づけれられるようになりました。

今日のおすすめの1冊は。。。

『名前をうばわれた少女』

ジョアン・M・ウルフ（作）　日当陽子（訳）/　フレーベル館

第二次世界大戦中ナチスによって故郷を奪われ、家族を奪われ、名前さえも奪われた11歳の少女ミランダ。ある日突然、ナチスによって家族から引き離された少女ミランダは、名前を「エファ」と変えられてドイツの教育施設に連れて行かれます。過酷な運命に立ち向かい強く生きようとするミランダ。史実に基づいたフィクションです。