おすすめの1冊 No.979
- 公開日
- 2025/03/18
- 更新日
- 2025/03/18
今日のできごと
3月18日は「精霊の日」
『万葉集』の代表的な歌人、飛鳥時代の柿本人麻呂、平安時代初期の小野小町、平安時代中期の和泉式部の3人の忌日がこの日であると伝えられていることに由来しています。精霊は「せいれい」とも読みますが、今回の記念日では「しょうりょう」とも読み、死者の霊魂を意味する言葉となります。霊を追悼する習わしから記念日となりました。
今日のおすすめの1冊は。。。
『クロニクル千古の闇1 オオカミ族の少年』
ミシェル・ペイヴァー(著)さくまゆみこ(訳)酒井駒子(画)/ 評論社
巨大なクマの姿の悪霊に父の命を奪われた12歳の少年のトラクは、父との誓いを守るため、誰も見たことのない〈天地万物の精霊〉が宿る山を探す旅に出ます。〈案内役〉として供に旅に出るのは、生まれて間もない子オオカミのウルフだけでした。トラクは父との誓いを果たすことができるのでしょうか…。紀元前4000年の石器時代の北欧の森を舞台にした壮大なファンタジー小説です。