学校だより9月号番外編
- 公開日
- 2021/09/14
- 更新日
- 2021/09/14
学校のようす
今週初めの朝のこと。出勤したらキンモクセイがまだほのかですが気持ちよく香っていました。近くに植えてあるムラサキシキブの実も濃い紫になりはじめています。秋ですね。
先日、おかしかったのは、お昼休みのこと。職員室の南側の植栽のところで、主事さんと私が今後の工事に備えこの部分の植栽をどう移動すればいいのかを話していました。特に気になるのは前述のキンモクセイとムラサキシキブです。
そこへ昼休みに校庭で遊ぼうとどっと出てきた男の子たちがこちらに集まってきました。私たちが何をしているのか気になったのでしょう。私が「このムラサキシキブがずいぶんいい色になってきたんだよ」と言うと「これがムラサキシキブ?初めて見た」と答えていました。
彼らが遊びに行ったあと、主事さんと「結構、人懐っこいよね」とはなしていました。
写真は6月にいただいたバラを挿し木にしてみたら見事に咲いたのでそのお披露目です。素人考えですが、元が元気のいいバラだったからうまくいったのだと思います。
さて、本校には地域の皆さんや主事さんの長年の努力で花壇が充実しています。以前学校だよりでも紹介しましたが、地域や保護者の皆様が25年以上前から「花づくりサークル」としてプロの技術で正門付近の花壇を中心に飾り続けてくださいました。生徒、教職員、保護者、地域の皆様等、この学校を訪れる全ての人の心が和むようにという願いで続けてくださいました。もちろんサークルの皆さんの1番の思いは生徒の情操や豊かな心のために、ということだったのだと思います。
また、主事さんも上記の花壇の維持管理や、校舎の周りの花壇の充実に努めてくれました。
そのような由緒ある本校の植栽ですが、今月号の学校だよりでも書きましたが、このところ新入りの植物が増えてきています。
本校では、再来年まで校舎の改築工事が続くので、長く育てたい新入りの植物は花壇に植えることができません。そこで、来賓、保護者、職員用玄関付近と校舎の北側に植木鉢が増えているというわけです。
本校の植物たちが生徒の健全で豊かな情緒の醸成や、ほんの少しだけですが緑化の推進につながればと願っています。
校長 山田 勝基