昼休みの避難訓練で学んだこと ~緊急時に備える力~
- 公開日
- 2025/12/12
- 更新日
- 2025/12/12
校長室だより
12月12日、昼休みに突然の避難訓練を実施しました。今回は「地震発生」を想定し、遊んでいる最中に放送を聞いて行動するというシナリオです。
生徒たちは、急な指示にもかかわらず、しっかりと放送を聞き、避難行動を取ることができました。風が強い中でしたが、全体としては落ち着いて行動できていたことを評価したいと思います。
しかし、課題も見えてきました。避難場所に整列するまでに時間がかかること、そしておしゃべりがなかなか止まらないことです。緊急時には一刻を争います。今回の訓練を通して、「もし本当に地震が起きたらどうするか」を改めて考えるきっかけになってほしいと思います。
現在、青森県や北海道では実際に地震が発生しています。ニュースを見て、現実の災害を身近に感じている生徒も多いでしょう。だからこそ、避難訓練は「ただの練習」ではなく、命を守るための大切な実践です。
次回の訓練では、さらにスムーズな集合と静かな待機を目指しましょう。用賀中のみんななら、きっとできるはずです。期待しています!
世田谷区立用賀中学校 校長 毛利 慎治