用賀中学校日記

1.2年生の不安に先輩が寄り添う!三年生による“進路アドバイス活動”を実施しました

公開日
2026/03/12
更新日
2026/03/12

校長室だより


用賀中学校では、三年生が在校生に向けて、自分たちの経験を直接伝える「進路アドバイス活動」を行いました。

この取り組みは、勉強の仕方や進路に関する悩みを、少しでも早い段階で解消できるようにと毎年続けている大切な時間です。

今回の活動は体育館での大きな集会形式ではなく、班に分かれ、三年生が各班を巡って対話するスタイルで行いました。
距離が近く、質問しやすい雰囲気の中で、どの教室もとても温かく、そして活気にあふれていました。

三年生は、自分の三年間の経験を振り返りながら、
・勉強のモチベーションの上げ方
・気持ちを切り替えるコツ
・テストへの向き合い方
・進路決定のプロセス
など、教科書には載っていない“リアルなアドバイス”を、それぞれの言葉で丁寧に伝えてくれました。

一年生からも次々と質問の手が上がり、
「部活と勉強はどうやって両立していましたか?」
「家で集中できないとき、どうしていましたか?」
「テスト勉強は何から始めればいいですか?」
といった、素直で率直な声がたくさん聞かれました。

三年生はどんな質問にも真剣に向き合い、自分の体験に基づいたアドバイスを返していて、その頼もしさに成長を感じました。

なかには、「1,2年生の頃の自分にも聞かせてあげたいなぁ」と笑いながら話す三年生の姿もあり、教室の空気はとても温かいものでした。
1,2年生にとって、この時間は“勉強しなきゃ”という気持ちではなく、
「自分も頑張ってみようかな」「少し不安が減ったかも」
そう思える、心のエンジンが一歩進む大切なきっかけになったようです。
一方で、三年生にとっても、自分の歩みを振り返り、後輩へ言葉として伝えることで、自分自身の成長を実感する貴重な機会になりました。後輩のために時間を使い、真剣に向き合う姿は本当に素晴らしく、学校の“つながる学び”を体現してくれたと思います。
用賀中学校の進路指導は、ただの「情報提供」ではありません。生徒同士が支え合い、学び合い、そして未来に向けて前向きな気持ちになる——そんな温かい文化が根づいています。今回の進路アドバイス活動も、まさにその象徴でした。
在校生の皆さん、今日の学びをこれからの学校生活にぜひ生かしてください。
そして三年生の皆さん、忙しい中でも後輩のために全力で取り組んでくれて、本当にありがとうございました。
世田谷区立用賀中学校
校長 毛利 慎治