用賀中学校日記

用賀中学校 修学旅行フォトレポート 59|民泊が育む学びと心のつながり

公開日
2026/09/10
更新日
2026/09/10

校長室だより

民泊体験2日目となった本日、教員はそれぞれの受入家庭を訪問し、生徒たちの活動の様子を見て回りました。どの家庭でも、生徒たちは地域の方々と自然に関わりながら、さまざまな体験に意欲的に取り組んでいました。

印象的だったのは、生徒たちが自分から動き、考え、周囲と協力しながら活動している姿です。料理を一緒に作る場面では役割を分担しながら作業を進め、地域の方々から教わったことに耳を傾けながら真剣に取り組んでいました。また、一つの活動をみんなで共有する中で、「頑張ろう」という気持ちや達成感を分かち合う姿も数多く見られました。

学校生活の中でも協力する場面はありますが、生活そのものを共にする民泊体験には特別な力があります。同じ家で過ごし、同じ食卓を囲み、同じ時間を共有することで、教室だけでは学ぶことのできない人との関わり方や思いやりの心が育まれているように感じました。生徒たちの表情からは、この体験を心から受け止めていることが伝わってきます。

訪問した中で特に心に残ったのは、生徒たちから聞かれた「東京では味わえない体験です」という言葉です。この地域ならではの暮らしや文化、人との温かなつながりに触れたことが、生徒たちにとってかけがえのない学びとなっていることを実感しました。知識として学ぶだけではなく、実際に体験し、人と出会い、心を通わせることで得られる学びの大きさを改めて感じた一日でした。

そして明日は修学旅行3日目。いよいよ受入家庭の皆様との離村式を迎えます。短い時間ではありましたが、生徒たちは多くの思い出や学びを胸に刻んだことでしょう。今日過ごした時間が深ければ深いほど、別れの瞬間にはさまざまな思いがあふれるかもしれません。どのような離村式になるのか、今から楽しみでもあります。

今夜はしっかりと身体を休め、明日を元気に迎えてほしいと思います。そしてお世話になった皆様への感謝の気持ちを、自分たちらしい言葉でしっかりと伝えてくれることを願っています。

用賀中学校 校長 毛利 慎治