用賀中学校の開校記念日の講話をさせていただきました
- 公開日
- 2024/10/01
- 更新日
- 2024/10/01
校長室だより
昨日、9月30日は私たち用賀中学校の開校記念日でした。本日10月1日に1時間目の道徳の授業で、学校全体で用賀中学校の歴史について少しお話しさせていただきました。今年で65回目の開校記念日を迎えることができ、改めてこの学校が地域にどれだけ愛されてきたかを感じました。
私も用賀中については1年目の新人ですので、私は過去の沿革誌や記念誌を読み、用賀中の歴史を振り返っていました。皆さんも、もしかしたら初めて知ったことがあったかもしれませんね。たとえば、学校の土地が地元の地主さんたちから寄付されたことや、校庭にある桜の木々も一緒に譲り受けたことなど、用賀中は地域の皆さんとの絆で成り立ってきた学校です。
また、当時の校舎は木造で、今とはまったく違う姿ですね。現在の鉄筋コンクリート校舎になったのは昭和53年のことです。そして、体育館が完成したのは平成3年。用賀中は世田谷区で初めての学び舎としてスタートし、それ以来ずっと地域と共に歩んできました。
サッカー部は昔、都大会3連覇をし、関東大会で優勝、全国大会に出場するなど輝かしい成績を残していますね。
皆さんが大人になる頃、あと35年で用賀中は100周年を迎えます。私は、その時どんな学校になっているのか、少し想像してみました。未来の校舎はもっと進化しているかもしれませんが、大切なのは「地域と共に歩む学校」という今も変わらないコンセプトです。
この精神を引き継ぎ、これからも皆さんと一緒に用賀中の歴史を作っていきたいと思っています。
用賀の未来、そして皆さん自身の未来について、少しでも考えるきっかけになれば嬉しいです。 世田谷区立用賀中学校 校長 毛利 慎治