3月11日、三年生による進路報告会を開催しました。三年生の代表生徒四名が、自身の進路選択や勉強方法、授業への取り組み方、志望校の決め方などについて、実体験を交えながら語ってくれました。特に、「どのように受験勉強を進めたか」「どんな壁にぶつかったか」「どのように乗り越えたか」など、具体的なエピソードが多く、1・2年生にとって非常に参考になる内容でした。

報告会に参加した1、2年生は、先輩たちの言葉に真剣に耳を傾け、しっかりと聞いている姿も見られました。「大切なのは目標を立てて継続すること」。「課題を計画的に進めること」　これは先生方からも日頃言われていることですが、実際に受験を経験した先輩からの言葉として聞くことで、その重みをより実感できたのではないでしょうか。進路選択や受験勉強は早いうちからの準備が大切です。今回の報告会を通じて、1・2年生の皆さんも「自分の将来」について考える良い機会になったことでしょう。

また、多くの保護者の皆様にもご参加いただき、誠にありがとうございました。進路選択はキャリア教育の一環としても重要であり、今後も学校として、保護者の皆様と連携しながら進路に関する情報を随時共有していきたいと考えています。

最後に、貴重な体験を共有し、後輩たちに大切なアドバイスを伝えてくれた三年生代表の四名の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの経験は、きっと後輩たちの未来に役立ちますね。

世田谷区立用賀中学校　校長　毛利 慎治