用賀中学校の朝といえば、「おはコミ」こと「おはようコミュニケーション」。本校の名物となっているこの活動は、登校時に生徒同士や先生たちが元気に挨拶を交わし合う、さわやかなスタートの時間です。



大型連休が明けた今日も、生徒たちは変わらぬ笑顔と明るい声で「おはようございます！」と挨拶を交わしながら登校してきました。連休明けとは思えないほどのエネルギーにあふれ、校門前にはいつものように活気が満ちています。



朝の空気は澄んでいて、太陽の光が校庭をきらきらと照らし、自然と背筋も伸びるような気持ちの良い朝でした。挨拶には不思議な力があります。声を出して交わす「おはよう」が、心のスイッチを入れてくれます。「おはコミ」は、ただの挨拶ではなく、用賀中生の気持ちと気持ちをつなぐ、大切な時間です。



今週からは運動会の練習も本格的に始まります。朝の挨拶で一日が気持ちよくスタートすると、勉強も運動も意欲的に取り組めるようになります。生徒たち一人ひとりが、自分の役割を意識し、仲間と協力して頑張る姿が、これからますます見られることでしょう。



地域の皆さま、朝の通勤や散歩の途中で、用賀中学校の生徒たちの「おはようございます！」という元気な声が聞こえてくることがあるかもしれません。その声に、地域の方から「元気もらったよ」「朝から気持ちいいね」と声をかけていただくこともあり、私たち教職員にとっても大変うれしい瞬間です。



これからも、生徒・教職員・地域の皆さまが心を通わせる「おはコミ」を大切に、笑顔あふれる学校を築いてまいります。



今日も一日、体調管理をしっかりしながら、それぞれの場所でベストを尽くしていきましょう！



世田谷区立用賀中学校　校長　毛利　慎治