「違いを受け入れる心」を育む一日~道徳授業地区公開講座を開催しました~
- 公開日
- 2025/06/26
- 更新日
- 2025/06/26
校長室だより
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本日6月26日、用賀中学校では「道徳授業地区公開講座」を開催しました。今年度の道徳授業の中心テーマは「相互理解と寛容な心」。他者の考えや立場の違いを受け入れ、お互いを理解し合う大切さについて、全学年で取り組みました。
4時間目は各学年で公開道徳授業を実施。生徒たちは「違っていても大丈夫」「相手の気持ちに寄り添うとはどういうことか」などを考えながら、互いに意見を交換し、真剣に学び合う姿が見られました。保護者や地域の皆さまにもご参観いただき、温かな雰囲気の中で授業が進みました。
5時間目には、「せたホット(せたがやホッと子どもサポート)」の平尾潔先生をお迎えし、「子どもの権利条約」をテーマに特別講演を行いました。
平尾先生からは、「子どもにも権利があること」「安心して思いを伝えられること」「違いがあっても大切にされること」「困ったときには助けてもらえること」といった“当たり前”の権利が尊重される社会について、わかりやすくお話しいただきました。生徒たちはうなずきながら耳を傾け、子ども自身が社会の一員として尊重される大切さを学びました。
講演後の協議会では、保護者・地域の方々と教職員が意見を交わし、「寛容な心の育成」「学校・家庭・地域の連携」について活発に話し合う貴重な時間となりました。
相手を理解し、違いを受け入れる力を育むために、これからも用賀中では道徳教育を大切にしてまいります。
ご参加いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
世田谷区立用賀中学校 校長 毛利 慎治