「にこわく 室内遠足」に向けて 2ところが、たてわり班に、そのクラスの子どもがいれば、答えが分かってしまいます。また、どの問題が出題されるのかも分かってしまいます。そこで子どもたちは考え、工夫しました。当日まで、どの問題が出題されるか分からない方が、みんなが「にこにこ わくわく」した気持ちでクイズに参加できる…。そう考えて、クラスごとに、クイズを三つ決めてもらうことにしました。その三つのうち一つが、当日、出題されるというシステムです。 写真は、ある学級での、クイズを決める話し合いの様子です。班ごとに一つずつ問題を考え、このイベントの趣旨を踏まえて、どの問題を出題するかについて話し合っています。このうちの三つが選ばれ、そのうちの一つが、当日に出題される…考えただけで、「にこにこ わくわく」してきます。 (クイズの内容が分からないよう、写真を加工しています。) 自分のよさを見つめて例年は、これらの作品をお互い見合って交流する活動を大切にしています。現在は、新しい生活様式での学校生活の中、このような展示によってお互いの作品を見合うことを大切にしています。そして、もう一つ大切にしていることは、自分だけのオリジナル作品に込めた思いを表現することです。これらの作品には、カードが添えてあります。そのカードには、自分の作品のテーマや作成の途中で大切にしたこと、工夫したこと、ぜひ見てほしいところ、自分の作品のよさの紹介などが綴られています。これは、「自分自身との対話」「自分の作品との対話」を重視した学習活動です。今年度は、このような「自分との対話」「作品やモノとの対話」を大切にして学習を進めています。 このような実践の背景には、「自分のよさを、自信をもって表現し、伝えることができる子どもを育てたい」という、赤堤小学校の教職員の思いが込められています。 多文化体験学習『桃太郎』などの昔話を英語で聞く中で、初めて聞く単語もありましたが、ALTの先生とクイズをしながら確認することができました。「桃太郎を英語でいうと?」という問いかけに対して、「Peach Man?」「Pink Boy?」「Peach Boy!」と楽しそうに予想する様子も見られました。他にも、世田谷区にあるものを英語で説明したり、外国の方をおもてなしする方法を学んで体験したり、日本や外国の文化的遊びの説明を聞いて試したりと、グループ別で体験活動に取り組みました。 活動後の感想発表では、たくさんの手が挙がりました。「知らなかった英語を知ることができて、嬉しかったです。」「プレゼントを渡すときの言い方が分かってよかったです。」という感想からは、外国語への関心の高さと、海外の方とコミュニケーションすることへの意識の高さを感じました。 外国語の先生から、「学ぶ姿勢が大変よく、素晴らしいお子さんたちですね。」というお言葉をいただいています。初めてお会いする方にも学習への姿勢のよさを認めていただけたことは、自信につながっていきます。 「にこわく『室内遠足』」に向けて1実施は、10月22日(木)の午後です。このイベントは、5・6年生の交流委員会が企画・運営を行います。赤堤小学校としては、初めてのイベントです。「たてわり班」の6年生をリーダーとして、1年生から6年生が一つの班をつくり、校内を回ります。各教室や廊下には、「チャレンジポイント(9か所)」や「クイズポイント(9か所)」が設置されます。「チャレンジポイント」では、ゲームなどに挑戦します。現在、6年生がゲームの内容を考えています。「クイズポイント」では、赤小にまつわるクイズなども考えています。「もっと楽しい学校をつくる」というテーマのもと、子どもたちの「もっと楽しい赤小づくり」が着実に進んでいます。 1年生とのかかわり〜日本語「一冊の本から」〜クラスの友達同士で読み合った後、今回は一年生にも読み聞かせをしました。教室を半分に分けたり、読み聞かせをする本は、10分程で読める本を選んだりするなど、感染症対策を講じながら実施しています。 本来であれば入学式や学校探検など、お兄さん、お姉さんとして一年生とかかわる機会がありましたが、今年度はこの読み聞かせが初めてです。子どもたちが一年生の頃、二年生にお世話になったことを思い出しながら、「今回は自分たちがやるんだ。」と意気込んでいました。緊張しながらも、一年生のために選んだ本を真剣に読む様子はさすが二年生!! 楽しい学校をつくるため、子どもたちもできることを考えながら活動することができました。 3年生 リハーサル6年生 リハーサルリハーサルを参観し合った1年生からは、「あんなにたくさんの楽器が演奏できるなんて、すごいと思った。」「重たい楽器を持って、歩きながら演奏することがすごい。」などの感想が寄せられました。(写真右) 運動会のラストを飾る6年生の赤小パレード。明日の運動会では、最高学年の責任とプライドを胸に、コロナ禍の状況に負けずに練習を重ねてきた自信と、自分たちが守ってきた赤小パレードの来年度…そして、10年後・20年後の赤小パレードを思い描きながら、力一杯演奏します。 5年生 リハーサルかけ声をかけることで、踊っている子どもたちがより大きな力を発揮することができるようにと、全員がマウスシールドを着用してかけ声をかけます。子ども同士の間隔は、通常の学校生活でのソーシャルディスタンスよりもはるかに広くとりました。これだけの間隔で演技をして、かけ声が一つに響くだろうか…集団としての一体感が表現できるだろうか…前後左右と合わせた演技ができるだろうか…。教員のそんな心配をよそに、子どもたちは、自分たちでより大きく、より迫力のある動き方を求めて工夫してきました。かけ声からも、隊列からも、子どもたちの動きからも、学年としての一体感を感じる表現が完成しました。明日の運動会では、高学年らしい力強い動きと、仲間とともにつくり上げた一体感を表現します。 4年生 リハーサル「よさこい 鳴子おどり」は、腕の動きと足の動きを合わせることが、とても難しい踊りです。鳴子の「カチッ」と乾いた音を、ピッタリとそろえて響かせることも、とても難しい踊りです。腕の動きを一瞬止めて手首のスナップを利かせるようにして「カチッ」と響かせます。腕や足の動き、隊形移動に気をとられていると、響く音は出せません。しかし、4年生は、クラスでの練習を繰り返し、わずかな学年合同練習の中で、これらの動きを見事に身に付けました。明日の運動会では、「お祭り」の楽しく賑やかで、力強いイメージを表現します。 2年生 リハーサル1年生 リハーサル1年生は、「元気いっぱい キラキラ鬼滅ダンス♪」です。1年生にとって初めての運動会。そして、赤堤小学校に入学し初めて学年全体で取り組む行事です。手首にキラキラ光る装飾をつけて、このキラキラが、太陽の光を浴びて青空に輝くように踊ります。リズムに乗って軽やかに、大きく腕を動かして、楽しそうに踊ります。リハーサルをお互いに見合った6年生からは、「かわいい、かわいい。」の声、「踊りに一生懸命になっているところが、とってもよかったです。」「初めての運動会なのに、自分たちで考えて踊ろうとしているところがよかったです。」などの感想をいただきました。1年生は、「かわいらしさ」でいっぱいの演技を、明日、精一杯の力でお届けします。 事務主事さん ありがとうございます。このはっぴ。事務室の事務主事さんが手配をし、世田谷区に借り受けに行ってくれました。自分たちがはっぴを身に纏った姿を、このはっぴを借りてくださった事務主事さんに見ていただこうと、練習の場面にお招きしました。そして、5年生全員から事務主事さんに、「ありがとうござます。」とお礼の言葉が伝えられました。 各学年の演技で必要な物品の発注などに、事務室の皆さんが力を注いでくださり、校庭の整備や校舎周辺の環境整備に、主事室の皆さんが力を注いでくださり…そういう多くの人々の力が集まって、運動会を迎えることができます。 学校では、明日の運動会に向けて、最後の準備に取りかかっています。 保護者の皆さまから、6年生へのメッセージピンチはチャンス、自分たちの赤小パレードを作り上げてほしい…と、子どもたちのこれまでの歩みに寄り添い、その姿を称え、当日を期待している…という、心のこもったメッセージを、たくさんいただきました。保護者の皆さまが、このように「第52代」の子どもたちを見つめてくださっていることを知り、子どもたちも担任や音楽専科をはじめ教職員全員がとても嬉しい気持ちになり、感謝の思いでいっぱいです。 「いつもと同じ赤小パレードができないことは、残念なことではないと思います。『こんな赤小パレードは見たことがない!』と、みんなの思い出に残るような、そんな『赤パ』ができるのは、この第52代赤小パレードだけです。がんばれ!!」 いただいたこの言葉のように、今年度ならではの、第52代ならではの「赤パ」を、力いっぱい演じていこう…。今、6年生は、その気持ちを一つにしています。そして、その姿を、1年生から5年生が見つめています。 赤小パレードをともにつくる仲間へ・・・赤堤小学校のリーダーらしい力強い言葉に、6年生の熱い思いを感じます。 5年生 高学年としての頑張り練習では、お互いに演技を見合う場面をつくっています(写真左)。教室前の廊下には、練習の中で自分たちが発見した動きのポイントを場面ごとに掲示して、こつを共有しています(写真右)。 赤小の高学年として、6年生から受け継いだ赤小ソーランを、自分たちの力で磨き上げ、精一杯の演技をし、次の5年生に引き継いでいこう…。5年生の思いが、この「赤小ソーラン」の一つ一つの動きに込められてます。 6年生の校庭整備6年生が校庭整備をしている間、他の学年は、朝自習の時間でした。そこに、校長先生から放送が入りました。 「今、6年生が皆さんのために、校庭を整備してくれています。今は朝自習の時間なので、皆さんがこの6年生の姿を見ることはできません。でも、このような場面で、6年生が、皆さんにために尽くしてくれていることを知っておいてほしい…。」 朝自習を終えた学年から6年生に、たくさんの「ありがとうございます。」の言葉がおくられました。6年生は、その言葉に笑顔でこたえます。 校庭整備の直後、5年生がソーラン節の練習をするために、校庭に集合しました(写真右)。裸足で演技する5年生は、校庭に立った時の感覚がいつもと違うことを感じ、6年生に感謝しつつ、自分たちの練習に力を注いでいました。 児童集会「もっと楽しい赤小にするために」今回の集会のめあては「もっと楽しい赤小にするために、他学年のことを知ろう。」です。答えが発表されるたびに、教室には笑顔があふれました。どの学年も、集会委員会のこの企画を、テレビを通して存分に楽しむことができました。集会委員会の5・6年生が力を合わせ、工夫を凝らして、赤小を「もっと楽しい学校」にしてくれたひと時でした。 たてわり活動(第2回)6年生がメンバーの確認をして、今日の遊びについて説明します。その姿を、来年のリーダーとなる5年生がしっかりと見つめています。そして、「1年生から5年生までの全員が楽しめるように…。」と、6年生が考え、工夫した遊びを行いました。校庭を広く使った鬼ごっこ。鬼までの距離を遠くした「だるまさんがころんだ」などなど。新しい生活様式を意識した遊び方で、昼休みをたてわり班で過ごしました。 たてわり活動(第1回)9月17日(木)の昼休みに、本年度の第1回たてわり活動を実施しました。18のたてわり班に分かれて活動します。事前に、6年生が活動の計画を立て、班の目標を決めました。それをまとめて、班長さんがそれぞれの班の目標や、活動をする上で大切にしたいことなどをシートに書き、廊下に掲示しました。「明るく楽しい活動にする」「学年を問わず、仲良くなりたい」「他学年との交流を大切にしたい」「頼ってもらえる班長になりたい」「みんなが楽しめるように、遊びを工夫したい」「周りに目を配り、仕事を率先してやっていきたい」」「責任をもって活動したい」「事前の準備をしっかりして、分かりやすく説明できるようにしていきたい」「みんなが笑顔になれる班にしたい」…6年生の意欲を感じる言葉が並んでいます。 活動が始まると、下学年に優しく声をかける6年生の姿、やや緊張しながらも一生懸命に進行する6年生の姿が見られました。 3学期には、たてわり活動のリーダーが、6年生から5年生へと引き継がれます。「3学期には、この活動を5年生に引き継いでもらうので、6年生として、みんなのお手本となるようにがんばりたい。」とシートに書いた6年生の言葉が印象的です。 運動会に向けて(6年生) |
|