4年学級活動「日米の文化の違いを知ろう」互いの顔が見えるように、全員がタブレット端末からミーティングに参加し、日米の学校の違いや外国人への生活サポートなどの情報を交換しました。「授業の内容の違いはあるのか?」、「言葉の壁をどのように克服しようとしているのか?」…、約半年ぶりの再会に心躍ると共に、学習の一環として2国間の文化を知る良い機会となりました。 4年図画工作「ほると出てくるふしぎな花」もうすぐ学級音楽発表会学級ごとに役割を分担し、仲間と教え合ったり、できるようになったことを喜び合ったりしながら練習に取り組み、一人ひとりがその役割を果たそうと努力してきました。こうすることで、互いの努力や成長を認め合い、学級内の友達関係がより一層深まっていくこと。また、他学級や他学年の演奏を見ることで、学校全体を、互いのよさや努力を認め合える場とすること。このようなねらいと期待をもって、取り組みを進めてきました。 本校初のリモート中心の発表会となります。子どもたちは、その中で、新たな発見を得ることと思います。練習の成果を存分に発揮し、仲間とともに成功を喜び合い、他学級他学年と認め合うことができるイベントとなるよう、励ましてまいります。 図工の作品展示クラブ発表会コロナ禍の今年度は、各クラブの活動の様子を撮影し、その映像を各教室に配信して「クラブ発表会」を実施しました。通常の実演では見せることができないユニークな編集、実際に製作している様子やプレーをする姿などを紹介することができ、これまで以上に迫力と楽しさにあふれた発表会になりました。絵画工作クラブや家庭科クラブは、完成した作品を展示しています。3年生からも、「たのしそう。」「やってみたい。」「このクラブに入りたい。」などの、たくさんの声が聞こえてきました。 食事のマナー5年生をリーダーとして家庭科 6年生 オンライン出張授業〜JICA海外協力隊 マダガスカル〜6年生は、JICA海外協力隊でマダガスカルに派遣された本間美月さんの出張授業を受けました。 zoomミーティングを使い、6年生3学級と家庭科室、本間さんの勤務校と5か所をつないでのオンライン授業を行いました。 本間さんは、現職教員として昨年度杉並区の中学から派遣されマダガスカルで活動していましたが、昨年の3月にコロナの感染拡大の影響により任地期間半ばで緊急帰国しました。 マダガスカルの概要や首都と任地の様子、マダガスカルの教育課題、そして活動内容についてお話をうかがいました。活動内容では、特に歯磨き指導について、現地事情では、特に水・トイレ事情について詳しく教えていただきました。水洗でない穴掘りのトイレ、雨の後に濁った水が出る水道のお話や写真には、教室から驚きの声が上がっていました。 コロナの影響により誰にもあいさつもできずに緊急帰国した経験から、「今、できるときにベストを尽くそう」と考えるようになった、というお話はコロナ禍の最前線をくぐってきた人の貴重な言葉と感じました。 赤堤の6年生に「この時代だから伝えたいこと」として、「知ることの大切さ」「自分で考える大切さ」「自分の生活を見直し、全力を尽くす大切さ」、そして、「違い」より「共通点」に着目する、共通点や課題発見にはSDGsの視点を使い、みんなが幸せになる方法を考えていこう、というメッセージをいただきました。 これまで学んできたSDGsが世界共通の課題解決ツールであることをお話いただいたことで、赤堤小学校の6年生は、これからの人生で、様々な物や人と出会ったときにSDGsの視点を生かして課題解決に向かっていくと期待しています。 道徳教育の取り組みについて道徳授業(6年生)相手を憎む気持ちが消え、穏やかに見つめるピエロの気持ちの変化を考え、様々な意見や考えを広く受け入れる心をもつために大切なことを考えました。 6年2組「自分を守る力って?」 節度、節制 自分を守る力ってどのようなことなのか、日常生活の様々な場面で危険から身を守るためにはどうすればよいのかを考えました。 6年3組「緑の闘士 ワンガリー・マータイ」 自然愛護 自然環境保護活動に取り組むマータイさんの気持ちを想像し、自然環境を守るためにできることについてグループで意見交流をしながら考えました。 道徳授業(5年生)子どもたちは互い主張が正しいと訴えたとき、どのようにして解決していくべきなのかを考えました。まず、自分の考えをはっきりさせ、友達と意見交流をしました。子どもたちからは、「ピアノを弾く権利も静かに暮らしたいという権利もどちらも正しい。」、「意見や主張がぶつかったときは、互いの思いをしっかりと聞くことが大切だ。」、「自分の思いも大切だけど、相手の思いを尊重することも大切だ。」などたくさん意見がでました。意見を交流させたことで、自分の意見のよさや相手の意見も大切にすることができました。 道徳授業(4年生)「やりすぎた…」と思う出来事の話合いから始まった4年2組。「たくさん買い物をしたけれど、あまり使わない物もあった…。」「どんどん買い物かごに入れていったらレジでお金が足りなかった…。」など、「あるある」を共有しました。ここで、『金色の魚』の物語を読みました。主人公の要求がどんどんエスカレートしていく展開に、うんざりする相手の心情についても考えが広がりました。「『もっともっと』と思うよくばりな心をおさえるのはどんな心?」の問いかけに、「ほどほどでも満足できる心」「がまんもする心」と、「節度・節制」について考えることができました。 4年3組では、「勤労・公共の精神」を考える「ネコの手ボランティア」という資料を扱いました。大きな震災が起こり、避難場所で活動する住民の方の働きを見て、自発的にお手伝いをする4年生の子どもたち。なぜ自分からお手伝いをしたのか、ボランティアに参加することについて色カードで自分の意見を出しながら、考えました。「人のために働いて、相手に喜んでもらいたい。」「自分にできることを探して活動することで、自分にとってよい経験ができる」という意見が出る中で、相手のために考えて行動することが、相手にとっても自分にとってもよい行いになると学ぶことができました。 道徳授業(3年生)どのクラスも自分の考えをしっかりもち、発表したり、友達の意見を聞き、自分の考えを発展させたりするなど、意欲的に取り組みました。 学習したことから自分の生活を振り返り、今後の生活に生かしていこうとする姿が見られました。 道徳授業(1年生)授業前半は、教科書に出てくる主人公の「友達の紹介」を見て考えました。あわてんぼうだけど優しいAさん、ピアノが上手だけど水泳が苦手なBさん、丁寧にあいさつをするCさんなど、紹介文から友達の特徴を捉えました。そこから子どもたちは、いろいろな友達がいることや、友達によいところがたくさんあることに気付きました。 授業後半では、友達同士でお互いのよいところを伝え合う交流を行いました。子どもたちは伝え合った後、「自分では気付かなかったよいところを言われてうれしくなった。」「友達のよいところをまねしたい。」などと、振り返っていました。 人には様々なよさがあることに気付くことで、自分の得意なことなどを考え、自分の特徴に気付き、それを大切にしようとする姿が見られました。友人関係が広がっている3学期の今だからこそ、子どもたちが深く考えることができました。 4年国語「調べて話そう、生活調査隊」家庭科「6年生がSDGsの学びを5年生に伝える会」昨日はその仕上げで、これまでの学びを5年生に伝えました。 1.全体発表 まず、パワーポイントを使って「SDGsとは、何?」という概要を伝えます。パワーポイントも得意な6年生が作成しました。SDGsはいつ作られたのか、自分の今や未来とどう関係するのか、そして17の目標は何かを、スライドと動画で分かりやすく伝えていました。そして、今年1年間自分たちが学んできた題材について、紹介しました。 2.1対1発表 各自が関心をもって研究してきて5年生に伝えたいことを5分間の発表にまとめました。「フードロスや食糧危機について」「マイクロプラスチックによる海洋汚染について」「女性・男性・LGBT―日本の課題と自分」「地球温暖化とくらし」「エネルギー問題」「砂漠化について」「世界の日本の貧困問題」「世界での教育の問題」「格差の拡大―平等について」「安いものは誰の負担で?」「パーム油と私たちのくらし」「水の問題」「ゴミ問題」「難民問題」・・・。120通りの切り口の発表になりました。 発表方法も各自が考えました。6年生に先行配付されたipad自体を発表に使う子も多く、「アニメーションを作成する」「写真や絵のスライドを表示する」「発表のメモ・原稿として使う」「お絵描きアプリで絵をかいて使う」など、様々に利用していました。もちろん、「調べるツール」として使い、発表は模造紙・画用紙の児童もいました。 〇6年生は「知る」⇒「分かる」⇒「行動する」(実践する)の一つとして、後輩の5年生に伝えました。5年生は、身近な先輩たちが世界的・社会的課題について考えている姿を見て、刺激を受けていたようです。 卒業まで1か月ですが、「大人になるまで「誰一人取り残さない」「持続可能であるか」「これを買うことは、誰かの犠牲の上に成り立っているか」という視点を考え続けたい」という6年生の言葉が、この学びのまとめになりました。 4年リモート社会科見学見学後には、「他の人とも協力して作っているから、全ての物に心がこもっているのだなと思った。」「たくさん練習を積み重ねてなるのが職人さん。本当にやりたいことならあきらめず、やるしかない。」「物を大切に扱うこと、命を無駄にしないで最後までしっかり使うこと。自分が使っている物は、誰かが作った物だから、大事にすることにした。」と、職人さんの思いをしっかりと受け止め自分の生活につなげていく子どもたちの感想がありました。 当日に至るまで、職人さんたちは「クイズを入れた方が楽しいかな」「実物を用意して、分かりやすくしよう」と、たくさん考え打ち合わせをし、練習してくださいました。この状況下でも、時間を割いて学びのためにご協力くださったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。 赤小パレードの「バトン」25年生と6年生のカードの表題には「赤小パレードを立派に引き継ごう」とあり、これが共通したテーマとなっています。そして、学年ごとに、サブテーマがあります。 6年生サブテーマ 「卒業に向けて 私たちができること」 5年生サブテーマ 「最高学年に向けて、私たちができること」 このテーマとサブテーマに沿って、5年生と6年生が力を合わせています。 5年生に教える6年生の姿からは、赤小パレードの引き継ぎを、「卒業に向けての大切な一歩であり、これをしっかりと引き継ぐことが、卒業していく自分たちの責任である。」と考えていることが伝わってきます。 6年生から学ぶ5年生の姿には、「これをしっかりと引き継ぐことが、次年度の赤小の最高学年として大切なことであり、その役割を確実に果たそう。」と考えていることが伝わってきます。 サブテーマに「私たちができること」とあるように、今、自分たちができることややるべきことに、最善を尽くしていこうとする赤小の高学年の力強さを感じます。 引き継ぎに向かって、このような姿で歩んでいる5・6年生の姿を、1年生から4年生が、しっかりと見つめています。 赤小パレードの「バトン」例年であれば、楽器や役割ごとに6年生と5年生がペアをつくり、時間をかけて演奏の仕方や動き方、演奏や動きのポイントなどを伝えていきます。コロナ禍の今年度は、密を避ける観点から、教室内での練習を十分に行うことができません。そこで、校庭や多目的室、体育館などに分散して、広くて換気のよい空間で、6年生から5年生への伝授に取り組んでいます。 十分な環境の中での練習ではないかもしれません。しかし、5年生も6年生も、この環境の中で、精一杯、バトンをわたす準備をしています。5年生には、「6年生からのアドバイスの言葉を聞き漏らさないようにしよう。」「間違えずに演奏できるようになろう。」という真剣さがあります。6年生には、実演したり、手拍子で拍をとったりしながら、「できるだけ分かりやすく伝えよう。」「失敗しても、何度でも挑戦できるように励まそう。」とするあたたかさがあります。 コロナ禍で途絶えてしまいそうになった赤小パレードの「バトン」は、こうして次の代へと引き継がれていきます。 学級音楽発表会に向けて1 音楽集会コロナ禍である今年度は、合奏を中心に音楽の授業を進めてきましたので、その成果を発表する形での学級音楽発表会を行います。他学年の演奏を直接聞く場面と、体育館での演奏をテレビ中継で聞く場面とを組み合わせ、子どもたちが、各学年の演奏を鑑賞し合うことができるように工夫しました。 先日の「音楽集会」では、5・6年生の音楽委員会が、1年生から6年生までの各学年が演奏する曲を紹介しました。音楽委員の子どもたちが、事前に各学年から楽譜を取り寄せ、練習して発表しました。教室のテレビでその演奏を見ている各学年の子どもたちは、自分たちの合奏曲が演奏されたときに、嬉しそうな表情を浮かべ、音楽委員の皆さんに拍手をおくっていました。 感染防止対策をとりながら、学級音楽発表会に向けた各学年の練習が、いよいよ本格的になってきました。 |
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