6月16日(金)の献立ひじきごはん ししゃもの南蛮づけ 大根の塩昆布かけ けんちん汁 ****************************************** 和食は一汁三菜を基本にして、 食器をおく位置が決まっています。 箸は一番手前に、利き手の向きに合わせておきます。 取りやすいという理由だけでなく、 「口につける部分を他人に見せるのは失礼だ」 という日本の心から、手前に置いて、食器で箸先を隠すようになりました。 ごはんは、左手前に置きます。 中国から伝わった「左上位」という考えが日本にも取り入れられ、 貴重で大切なものであるごはんを左手前に置くようになりました。 さて、今日は3年3組が和食器で給食を食べました。 この1週間、和食器で食べるのを楽しみにしてくれていた3組さん。 目の前の給食を見て目を輝かせる様子があり、 実際に体験することの大切さを感じました。 「特別感があるね!」 「いつもと全然違った給食!」 「和食を食べているという感じがする!」と いろいろな感想を言ってくれました。 6月15日(木)の給食ごはん 鶏肉の照り焼き じゃこ入り和風サラダ 生揚げの味噌汁 *************************************************** 今日のサラダには、おかかやじゃこを入れて 和風のサラダにしました。 おかかやじゃこにはうま味がたっぷり! 噛めば噛むほど味が出てくるので、 ドレッシングを薄味にしても 美味しく食べることができます。 野菜の料理は残りがちですが、 今日の和風サラダは人気で、残りがないクラスもありました。 さて、今日は3年2組が和食器で給食を食べました。 食器を運ぶときも、食べるときも、片付けるときも、 良い緊張感を持っていました。 「豪華な感じがする」 「この食器の柄の季節はいつだろう」 「きれいに食べ終わって模様が見えると面白い」と、 和食器の良さを感じながら食べてくれました。 6月14日(水)の給食わかめごはん めだいの梅肉焼き 茎わかめのきんぴら あんかけ汁 *********************************************** 梅の季節なので、梅干しを使って梅肉焼きを作りました。 梅は中国から日本に伝わりました。 花の美しさはもちろん、体にとって良い効果があることから、 日本の人々に愛され、親しまれています。 また「令和」の元号にも、梅が大きく関係しています。 万葉集に載っている歌から、2文字をとって付けられました。 その歌の意味は、以下の通りです。 初春の月は素晴らしく、風も春のように穏やかに、 梅は鏡の前の美女が待とう白粉のように開き、 蘭の花は身をまとうように香っている 咲きほこる梅が告げる、明るく期待に満ちた歌から、 「令和」の元号が生まれました。 さて、今日は3年1組ときはだの学級が 和食器を使って給食を食べました。 きはだの児童は、 「戦国時代にきたみたい!」と、 違う時代にタイムスリップした感覚を感じてくれていました。 6月13日(火)の給食ごはん ぶりのにんにく味噌焼き ごまポテト 野菜たっぷり味噌汁 ************************************ 今日は、にんにくと味噌を使ったタレでぶりを漬けて焼きました。 にんにくは食欲をそそる、独特の香りが特徴です。 この香りの素は、「アリシン」という成分です。 刻んだり、すりおろしたりすることで細胞が壊れ、 アリシンが多く発生し、香りが強く出ます。 今日も、すりおろして加熱すると、 給食室からにんにくの良い香りがしていましたね。 さて、今日は3年生が和食器の授業を受け、 4組とくすのきの学級が和食器で給食を食べました。 いつもと違った雰囲気に、子供たちは緊張した面持ちでしたが、 和食器に入った給食を見ると 「すごく美味しそうに見える!」、「きれい!」、 「高級そう!」と、見ただけでもいろいろなことを感じていました。 食べているときも、背筋を伸ばし、 丁寧に食べている様子がありました。 自国や他国の文化を敬うこと、 自然を敬うこと、 人を大切にすること、 食事の挨拶の意味、などなど 授業で学んだ多くのことを思い出しながら食べることができましたね。 6月12日(月)の給食青じそごはん 肉じゃが あじさいゼリーポンチ ******************************************* 6月11日は「入梅」と言って、暦の上では梅雨入りの日。 東京を含む関東も、梅雨入りしましたね。 雨の日が多くなる季節で、この時期に梅の実が熟すことから、 「梅」に「雨」と書いて、「つゆ」と呼ばれます。 今日は、この時期に旬を迎える「しそ」を混ぜた 「青じそごはん」です。 また、あじさいの綺麗な季節でもあるので、 あじさいをイメージしたゼリーポンチを作りました。 ぶどう味とりんご味の2色のゼリーです。 1年生は、 「ゼリーポンチだ!やったー!」 「2色のゼリー、きれいだね!」と感想を話してくれました。 6月9日(金)の給食鶏ちゃんこうどん ちくわの磯辺揚げ 果物(メロン) ***************************************** 今日の果物は、初夏に旬を迎えるメロンです。 メロンにはいろいろな品種があります。 皮に網目があるかどうかでネット系とノーネット系に分けられます。 また、果肉の色で、青肉種と赤肉種に分けられます。 今日のメロンは、ネット系青肉種の 「アンデスメロン」という品種です。 果肉は綺麗な緑色で、甘みが強いのが特徴です。 もう一つの特徴が、皮の網目です。 これはただの模様ではありません。 成長の途中で入った皮の表面のヒビに沿って、 染み出した果汁が固まってできたものです。 アンデスメロンの名前の由来は、 安心して作れる、安心して買えるメロンであることです。 「安心ですメロン」を呼びやすくして 「アンデスメロン」となりました。 クラスでは、おまけで付けたメロンをめぐり、 メロンジャンケンが繰り広げられていました! 6月8日(木)の給食ごはん 生揚げと野菜の含め煮 野菜の梅のりあえ ******************************************** 生揚げは、大豆から作った木綿豆腐を油で揚げたもの。 表面はカリッとしていて香ばしいですが、 中の豆腐までしっかり火が通っているわけではないため、 「生揚げ」と呼ばれます。 関西の方では「厚揚げ」とも呼ばれます。 今日は、だし汁と調味料で生揚げだけを別煮して、 肉や野菜を合わせ、さらに煮込んだので、 味がよく染み込んでいましたね。 6月7日(水)の給食カレーピラフ 白身魚のバーベキューソース お豆のポタージュ *********************************** 今日は、魚のタラに手作りのバーベキューソースをかけました。 バーベキューは、薪や炭を使って火を起こし、 肉や魚介、野菜を焼いて楽しむ料理です。 アメリカではバーベキューが盛んで、 アメリカ文化の一つでもあります。 パーティーを主催したり、 イベントや大会に参加したりする人も多く、 家の庭にバーベキュー専用の設備を作る人もたくさんいるそうです。 日本では、高温の炭火で食材を焼いていきますが、 アメリカでは低温で火を通していくため、 夜のバーベキューのために、朝から準備をするそうです。 今日のバーベキューソースは、レモン汁を使ったので、 さっぱりと食べられました。 6月6日(火)の給食きんぴらごはん じゃこ入り甘辛揚げ じゃがいもとわかめのみそ汁 ********************************************************** 今日もかみかみ食材をたくさん使いました。 まずはきんぴらごはんに入れた、人参とごぼう。 細かく切りましたが、歯応えがあります。 また、じゃこ入り甘辛揚げに入っている、 じゃこと大豆もかみかみ食材です。 どちらも油で揚げて、さらに歯ごたえがアップしています。 このようなかみかみ食材を食べるほかにも、 野菜を生で食べたり、 食材を大きく切ったりすると、 かむ回数が多くなり、口の筋肉が発達します。 一口30回かむと良いと言われますが、 その食材に合わせてよくかむようにしましょう! 今日は、かみごたえのある甘辛揚げが大人気でした。 1年生は、 「美味しかった〜!」 「じゃこが苦手だけど、これは食べられたよ!」 「おかわりも食べ終わった!」と ニコニコ話をしてくれました。 6月5日(月)の給食玄米ごはん さばのみそ煮 かみかみあえ かきたま汁 ****************************************** 6月4〜10日は、歯と口の健康週間です。 歯と口の健康を目指して、毎年この期間に実施されているものです。 歯と口は、私たちが健康に生きていく力を支えてくれるもの。 家族や友達と話をしたり、 おいしいものを食べたり、 テレビを見て笑ったりすることは、 とても楽しい時間ですよね。 当たり前に毎日できていることかもしれませんが、 これらは全て、歯や口が健康だからできることです。 もし、歯や口が健康でなくなったら、 このような楽しい時間がなくなってしまいます。 生涯の健康のために、歯や口を大切にしましょう! 今日の給食には、かみかみ食材として、 玄米とするめを使いました。 6月2日(金)の給食米粉パン チキンとひよこ豆のトマト煮 じゃがいものハニーサラダ ********************************************* 今日のパンは、米粉を使ったパンです。 ここ数年、米を粉にした「米粉」を使った料理が増えています。 これは、自給率がほぼ100%の米をもっと食べようという取り組みや、 小麦アレルギーの人が食べられるものを作る取り組みがあることが きっかけとなっています。 また、最近は輸入小麦の価格が高くなっています。 これを受けて東京都では、 小麦の代わりに日本で生産された米を使ってパンを作る 「TOKYO JAPAN」という取り組みを推進しています。 今日は、米粉パン本来の味を味わってほしいと思い、 そのままの米粉パンを出しました。 「もっちりしてて柔らかくて美味しかった!!」 「お米の味がしたよ!」 子供たちは味わって食べ、 いつものパンとの違いを感じてくれていました。 6月1日(木)の給食焼肉丼 華風きゅうり わかめスープ *************************************************** 6月になりました! 毎年6月は「食育月間」です。 心や体の健康を守るために、 食べることについて考えたり、 学んだりすることを「食育」と言います。 今から18年前に制定された食育基本法が 6月に制定されたことから、 毎年6月を食育月間として、 社会全体で食育を推進しようと呼びかけられています。 今月の松沢小の給食でも、 歯と口の健康週間にかみかみメニューを入れたり、 3年生が和食器で給食を食べる体験をしたり、 ご当地給食や行事食を出したりと、 いろいろな食育を計画しています。 お楽しみに!! 5月31日(水)の給食こぎつねごはん わかさぎの唐揚げ 豆腐とわかめのすまし汁 牛乳 ******************************************* 5月最後の給食です。 こぎつねごはんは、油揚げと野菜を甘辛く味付けし、 炊けたごはんと混ぜたものです。 油揚げがきつねの好物とされていることや、 色がきつねの色に似ていることなどから この名前がつきました。 油揚げの原料は大豆です。 まず、大豆から豆腐を作ります。 できた豆腐を薄く切って、上に重しをのせ、 しっかりと水を切ります。 その後油で揚げると油揚げの完成です。 油揚げに味がよく染みていて、 おいしいこぎつねごはんになりました。 5月30日(火)の給食おつカレーライス わかめサラダ パイナップルゼリー *************************************** 今日の給食は、体育学習発表会を頑張った皆さんに お疲れさまの気持ちを込めて、 「おつカレーライス」を作りました。 「おつカレーライス、楽しみ!」 「名前面白いね!」と子供たちは 名前に注目して楽しみにしてくれていました。 また、カレーには、 疲れをとってくれるビタミンB1を多く含む豚肉も たっぷりと入れました。 これから梅雨に入り、蒸し暑くなってきます。 豚肉を食べて、スタミナを付けて、 梅雨を乗り越えましょう! 5月26日(金)の給食チキンタレカツ丼 のっぺい汁 冷凍みかん ************************************************* 明日はいよいよ体育学習発表会です。 今日までどの学年も 一生懸命練習している様子が見えました。 リハーサルもとっても頑張っていましたね。 明日は失敗を恐れずに、練習の成果を十分に発揮して やり切ってほしいと思います。 給食室では皆さんへの応援の気持ちを込めて、 チキンカツを揚げました。 甘辛いタレをかけた、チキンタレカツ丼です。 人気だったようで、いろいろなクラスで おかわりジャンケンが開催されていました。 明日は頑張りましょう!! 5月25日(木)の給食二色サンド⦅いちごジャム・クリームチーズ⦆ オニオンドレサラダ ポークシチュー ****************************************** 今日のドレッシングには、すりおろした玉ねぎをたっぷり使った オニオンドレッシングをかけました。 玉ねぎは、和・洋・中問わず、どのような料理にも合う、 料理に欠かせない食材です。 給食でもいろいろな料理に玉ねぎを使っています。 洋食では、玉ねぎでスープ(ダシ)をとることから、 「西洋の鰹節」と呼ばれているほどです。 玉ねぎには、独特の香りと辛味があります。 この成分は、体の代謝を上げたり、 血液をサラサラにする役割があります。 オニオンドレッシングで 野菜がもりもり食べられましたね! 5月24日(水)の給食ジャージャー麺 にらたまスープ りんごゼリー ************************************************** ジャージャー麺は、中国の麺料理です。 豚ひき肉やみじん切りの野菜を炒め、 テンメンジャンなどのみそで味つけをした肉みそと 麺を絡めて食べます。 中国の麺料理と言えば、スープで煮込むものがほとんどでした。 しかし、戦争をしていた時代に、 持ち運びがしやすかったり、パッと食べられたりする、 「利便性の高い麺料理」を兵士が軍の料理人にお願いしました。 そして作られたのが、汁のないジャージャー麺だったそうです。 松沢小では、ジャージャー麺は大人気! 朝から、献立表を見た子供たちが、 「今日はジャージャー麺だよ!」 「やったー!!」と喜ぶ様子が見られました。 5月22日(月)の給食ごはん ぶりのにんにくバター醤油焼き 野菜のからしあえ じゃがいものみそ汁 *************************************************** 5月の食育・給食目標は 「食事のマナーを身に付けよう」です。 今朝の食育朝会では、食事中の姿勢について話をしましたが、 食事のマナーには他にもいろいろあります。 食事の挨拶、食器の位置、後片付け。 食事のマナーを守ることは、思いやりを持つことです。 みんなが気持ちよく、楽しく食事の時間が過ごせるように、 一人一人が意識できると良いですね。 5月19日(金)の献立クッパ チャプチェ くだもの(清見オレンジ) 牛乳 ********************************************** 毎月19日は食育の日。 今日は世界の料理をテーマに、韓国料理を出しました。 「クッパ」は、日本の雑炊に似た料理です。 韓国語で「クク」はスープを、「パプ」はごはんを意味し、 これらを合わせて「ククパプ」、 つまり、「スープごはん」という意味になります。 「チャプチェ」は、お祝いの席で出される伝統的な料理です。 チャプチェに使っている春雨は、 さつまいものでんぷんで作られる、韓国春雨です。 日本では、緑豆という豆のでんぷんで作る、 中国春雨がよく使われます。 韓国春雨は中国春雨よりも太くてコシがあります。 今日の給食では、韓国春雨と太さや食感の近い、 国産のくずきりを使っています。 3年生の子は、 「今日の給食好き!」 「クッパ食べたことあるよ〜!」と話しをしてくれました。 5月18日(木)の給食ごはん・のりの佃煮 肉豆腐 おかかあえ ******************************************** おにぎりやお寿司に欠かせない「のり」。 今日はのりをたっぷり使って、佃煮を作りました。 のりは海藻の一種です。 日本では、飛鳥時代から食べられていました。 その頃「のり」は高級品であり、誰でも食べられたわけではなく、 貴族たちが食べるものとされていました。 次第にのりの生産が広まっていき、 今では日本人の食生活になくてはならない食材になっています。 のりには、食物繊維や鉄など、 日本人に不足しやすい栄養素が多く含まれています。 毎日の食事にも積極的に取り入れていきたいですね。 給食でも、のりを様々な料理に使おうと思っています! 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