2月14日(水)の給食チキンカレーライス 大根のツナ炒め *********************************************************** 今日はチキンカレーライスです。 カレーは、世界のいろいろな国で食べられていますが、 国によって特徴があります。 タイでは、ココナッツミルクをベースに、 たくさんハーブと唐辛子を入れた 「グリーンカレー」が人気。 ネパールでは、レンズ豆という小さな豆を スパイスでマイルドに煮込んだ「ダルバート」が人気です。 色や見た目もそれぞれの国で違うので、 どんなカレーあるかぜひ調べてみましょう! 2月13日(火)の給食五目炊き込みごはん ムロアジのさんが焼き のっぺい汁 *********************************************************** 今日は、ムロアジを使ってさんが焼きを作りました。 千葉県の房総半島地域では、アジやイワシ、サンマがよく獲れます。 漁師たちは釣れたこれらの魚を細かくたたき、 「なめろう」という料理を作って、船の上で食べていました。 漁師が山に仕事に行く時は、 この「なめろう」をアワビなどの殻に入れ、 持っていって蒸したり、焼いたりして食べました。 山の家で食べたことから「山家(さんが)焼き」と呼ばれています。 アジの旨みたっぷりのさんが焼きになりました。 2月9日(金)の給食ごはん 鮭のみそマヨネーズ焼き おろしポン酢あえ じゃがいもとわかめのみそ汁 ************************************************************ 今日の副菜は、「おろしポン酢あえ」でした。 ポン酢というと、元々は柑橘くだものの果汁と酢を合わせたものですが、 それにしょうゆを加えた「ポン酢醤油」の方が、 なじみがあるかもしれません。 お鍋の具に付けて食べたり、 野菜を和えたりと、 いろいろな使い方があります。 日本では、鍋をよく食べる12月頃が一番消費量が多くなるそうです。 今日は低学年のクラスが、 ポン酢あえとよく食べてくれていました。 2月8日(木)の給食高菜チャーハン 太平燕 さつまいも団子 ************************************************************* 今日は熊本県の郷土料理です。 阿蘇地方で栽培されている「阿蘇高菜」。 阿蘇山の火山灰が積もる土地で育んだものです。 漬け物の「高菜漬け」をご飯に混ぜ込んだ「高菜めし」は絶品。 今日はチャーハンとして出しました。 太平燕は、元々は中国の料理ですが、 日本の食材を使ってアレンジされ、 熊本県で育まれてきました。 たっぷりの野菜と海鮮、春雨入りのスープです。 デザートは、熊本銘菓の「いきなり団子」ならぬ、 さつまいも団子でした。 子供たちはとても気に入ってくれて、 残りはとても少なかったです。 2月7日(水)の給食まめまめおこわ 車麩と野菜の煮物 大根の塩昆布あえ ************************************************************** 今日の煮物には「車麩」を入れました。 日本の伝統食品として、 室町時代から食べられてきた「麩」。 普段食べることの多い焼き麩、 もっちり弾力のある生麩、油で揚げた揚げ麩など、 地域特有のものも合わせると、 100種類以上もあると言われています。 車麩は焼き麩の仲間です。 生地を棒に巻きつけ、 バウムクーヘンのように回転させながら 2〜3回生地を付けて焼いたもの。 今日の煮物は、車麩がだしをよく吸ってくれていましたね。 2月6 日(火)の給食鶏ごぼうピラフ パスタと野菜のスープ 焼きチョコもち ********************************************************** 今日のデザートは、焼きチョコもちです。 豆腐や白玉粉、米粉、豆乳、ココアなどを材料にして作ります。 ココアは、カカオの種子である「カカオ豆」が原料です。 カカオ豆から作ったココアは、甘味のない「ピュアココア」。 お菓子の材料には、このピュアココアをよく使います。 一方、お店で売っているような飲むココアは、 ピュアココアに砂糖などを入れて甘くし、 飲みやすくしたものです。 もっちりと甘いお菓子でした。 1年生は 「やったー!今日のデザート、美味しそう!」と 喜んでくれていました。 2月5日(月)の給食梅ゆかりごはん ちゃんこ煮 みそポテト ********************************************************** 「みそポテト」は、平成21年の 「埼玉ご当地グルメ決定戦」で優勝したことから、 知名度が上がった料理です。 収穫したじゃがいものうち、 大きさが小さいいもを「囲炉裏」で焼き、 みそだれを塗って食べたのが 「みそポテト」の始まりです。 ホクホクのじゃがいもに甘辛いみそが絡むみそポテトは、 今ではおやつやおつまみ、おかずと、幅広く親しまれています。 2月2日(金)の給食いわしのかば焼き丼 みそけんちん汁 きなこ豆 ************************************************************ 明日2月3日は節分なので、今日は節分献立です。 いわしとひいらぎの葉で作る飾りを飾るのは、 「いわし」を焼く時にでる煙と強い香りで邪気を払い、 とがった「ひいらぎの葉」で 鬼を追い払うことができるとされているからです。 豆は、「鬼は外、福は内」と豆まきをして邪気を払った後、 歳の数の豆を食べて、1年の幸せを祈ります。 今日は大豆を使って、きなこ豆を作りました。 また、汁には鬼の形のかまぼこを入れました。 子供たちは、 「鬼が入ってる!」と喜んでくれていました。 2月1日(木)の給食ピザトースト コーンポタージュ ごぼうチップサラダ ************************************************************** 2月になりました。 今日は、コーンやクリームコーンをたっぷり使って、 体の温まるコーンポタージュを作りました。 「ポタージュ」はフランス語。 日本でポタージュというと、具材をミキサーにかけた、 ドロっとした状態のスープを思い浮かべますね。 しかしフランスでは、 大体の汁物のことを「ポタージュ」と呼んでいます。 「ポタ(pot)」は鍋、 「アージュ(age)」は中身という意味があります。 コーンの優しい味わいのポタージュになりました。 1月31日(水)の給食ごはん(有機米) タラのカレーチーズ焼き ほうれん草の乾物あえ じゃがいも団子汁 ******************************************************************** 1月最後の給食です。 今日は冬が旬の「ほうれん草」をたっぷり使って 和え物を作りました。 ほうれん草は寒さに強く、暑さには弱い野菜です。 冬に美味しくなる理由は、「雪下野菜」と一緒。 寒さから自分を守ろうと、 細胞の中の糖分を増やすからです。 糖分だけでなく、旨みの成分も増すので、 冬に食べるほうれん草はおいしいとされています。 今日は、じゃこ、おかか、のりなど、 旨みの強い食材と合わせたことで、 旨みたっぷりの和え物になりました。 1月30日(火)の給食アジのひつまぶし風 野菜のどて煮 鬼まんじゅう ************************************************************* 学校給食週間最終日の今日は、 郷土料理として愛知県の郷土料理を 出しました。 愛知県の食文化は、日本の中でも特徴的と言われています。 色の濃い豆みそやみりんなどは、 愛知の食には欠かせない調味料。 どて煮は、牛の筋肉をみそやみりんで煮込んだ料理です。 ひつまぶしは、愛知県名古屋市が発祥の食べ物。 おひつに盛ったご飯に、 うなぎの蒲焼きを乗せた料理です。 今日はアジを使って、ひつまぶし風にしました。 1月29日(月)の給食ソフトめんミートソース 鯨と大豆の甘みそがらめ カントリーサラダ ********************************************************* 今日は金曜日と同じく、昭和50年代頃の給食を再現しました。 昔は、給食のスパゲティというと、 袋に入った「ソフト麺」が一般的でした。 さらにソースを入れ、そこに袋から出したソフト麺を入れて、 よく混ぜて食べます。 混ぜやすいようにするには、 袋の上から箸やスプーンなどの食具で麺を切り、 半分ずつ入れるのがコツです。 また、今日は昔よく出ていた鯨肉を使いました。 1年生は、 「鯨って食べられるの!?」と驚いていましたが、 「美味しかった!」とたくさん食べてくれていました。 1月26日(金)の給食チキンカレーライス 手作り福神漬け 白玉ポンチ ************************************************************** 今日は、昭和50年代頃の給食を再現しました。 戦後まもない頃はパンばかりで、 給食でご飯が出ることはほとんどありませんでした。 しかし、この頃になるとパンだけではなく、 ご飯の料理も増えてきました。 そのご飯料理の一つが、「カレーライス」です。 そのほかにも、スパゲティが出たり、 デザートが付く日があったりと内容が充実し、 今の給食に近い形に変わっていきました。 松沢小でも人気のカレーライス。 食缶が空になるクラスもたくさんありました。 1月25日(木)の給食コッペパン 手作りりんごジャム チキントマトシチュー キャベツとコーンのサラダ ************************************************************* 今日は、戦争が終わった頃の 昭和20年代の給食を再現してみました。 戦争中は給食が中断されていましたが、 子供たちの栄養状態が悪くなり、 戦後、再び給食が提供されるようになりました。 アメリカからの食料の援助を受け、 脱脂粉乳をおかずから始まり、 少しずつ、パンとジャムも付くようになりました。 今日提供してトマトシチューも、 当時よく出ていた給食のメニューです。 1月24日(水)の給食ごはん 鮭の塩焼き はりはり漬け さつま汁 ************************************************************** 今日から30日まで、「全国学校給食週間」です。 今日は、給食が始まった明治22年頃の給食を 再現してみました。 生活が苦しく、食べるものがなかった子供たちのために、 お昼ご飯を出したのが、給食の始まりとされています。 提供されていたのは、おむすび、鮭、菜の漬物。 お寺のお坊さんが、家を回ってお経を唱え、 その時にもらったお金やお米で用意したものでした。 当時の子供たちは、これらを食べて空腹を満たしていました。 給食週間に合わせて、食育動画を作成し、 各クラスで見てもらっています。 今日は、「カレーができるまで〜前編〜」。 松沢小のカレー作りの様子を、3編に分けて作成した動画です。 学校給食週間を通して、 もっと給食のことを知ってもらえたらと思います。 1月23日(水)の給食白菜のチンジャオロース丼 塩ナムル 米粉のマーラーカオ ******************************************************** 今日は、マーラーカオを手作りしました。 マーラーカオは、中国の蒸しパンのこと。 中国の広東省や台湾、マレーシアなどでよく食べられます。 中国では、屋台やお店はもちろん、 家庭でも、朝食やおやつとして食べられるそうです。 「マーラー」は、マレーシア、 「カオ」はケーキ、の意味があります。 今日は卵や小麦粉を使わず、 米粉を使って、もっちりとした食感のマーラーカオでした。 黒砂糖と醤油も使って、コクを出しています。 子供たちは、 「もちもちで美味しかった!」 と喜んでいました。 1月22日(月)の給食豚肉のしぐれ煮ごはん 魚とチーズの包みあげ けんちん汁 ************************************************************ 今日は、春巻きの皮で、白身魚のホキ、チーズ、のりを巻いて 油で揚げた「包み揚げ」です。 チーズは、牛乳に乳酸菌を加え、 その乳酸菌の働きで固め、熟成させます。 こうしてできるのが「ナチュラルチーズ」です。 乳酸菌が生きているため、熟成とともに風味が変わります。 一方、ナチュラルチーズを加熱して溶かし、 成形したものは「プロセスチーズ」です。 一度加熱しているので、保存がきくのが特徴です。 春巻きの皮で包んでいたので、 食べてみてびっくりした子供たち。 「これなら苦手な魚も食べられる!」と 話してくれた子も多かったです。 1月19日(金)の給食レーズンシュガーバタートースト 冬野菜のポトフ きのこのガーリックサラダ **************************************************************** 今日は体が温まるポトフです。 冬にんじん、ごぼう、白菜、かぶなどの 冬野菜をたっぷり使いました。 冬野菜は、寒さで凍らないように、 細胞の中に糖分を溜め込んでいます。 そのため、加熱して食べた時にあまみを感じます。 ビタミン類も多く含むため、体の免疫を高め、 風邪予防に効果があるとされています。 体の温まる煮込み料理や鍋料理に使って、 野菜をたっぷり食べ、風邪に負けない元気な体を作りましょう! 1月18日(木)の給食鶏ちゃんこうどん じゃこ入り甘辛揚げ くだもの(ポンカン) *************************************************************** 今日のくだものは、みかんの仲間である「ポンカン」です。 インドが原産の柑橘くだもので、 中国、台湾と渡り、日本にも伝わりました。 「ポン」はインドにある地域の名前、 「カン」は、柑橘の「かん」から取り、この名前がつきました。 みかんよりもあまみが強く、香りが高いポンカン。 皮が厚くボコボコしていますが、剥きやすいです。 「みかんとは少し形が違うね!」と みかんとの違いに気付いてくれた子もいました。 1月17日(水)の給食麻婆豆腐丼 春雨サラダ *********************************************************** 今日は、中華料理に使われることが多い「にら」のお話です。 にらは、栄養たっぷりで、健康的な食材として、 昔から漢方として使われていました。 にらの強い香りは、 「アリシン」という成分によるもの。 代謝や血の巡りをよくして、体を温めてくれたり、 胃腸の働きを助けて、 消化をよくしてくれたりする働きもあります。 肉の臭みを消してくれるので、 肉料理との相性は抜群ですよ。 にらは、根本の白い部分に栄養が詰まっているので、 調理する時は、根を切りすぎないようにしましょう! |
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