12/7 ワカケホンセイインコ写真は、4年総合的な学習の時間の活動のようすです。このグループは、校庭のヒマワリの種を食べてしまった外来種のワカケホンセイインコの問題について取り組みたいと考えているグループです。昨年まで30年間くらいペットとしてワカケホンセイインコを飼育なさっていた方にお越しいただき、お話を聞くことが実現しました。 右の写真は、ご家族が描いてくださったインコの絵や説明と、実物の羽根です。 会ったことのある人が1か月後に来ても覚えていた話や、言葉をおしゃべりしている動画、他の種類のインコの体調を心配していた話などをうかがい、とても賢い鳥であることに驚きました。さらに、もしかしたらヒマワリの種をつつき、茎から上の部分を砕いてしまったのは「遊び」だったのかも知れないとのお考えを聞いて、みんなびっくりしました。車のワイパーのゴムだけくちばしで抜き取ったり、サクラのつぼみを全部落としたりという行動も「遊び」としてするそうです。50年位前に三軒茶屋辺りのペットショップから100羽位逃げてしまったとのお話も子どもたちには初耳でした。調べたら分かるかな?という気持ちがわいた子もいました。外来生物の駆除作業に関わる残酷な話も少しうかがうことができました。今日の出会いと学びを糧にして子どもたちはどのように今後の学習を深めていくでしょうか。物事を1つの方向から見て即断するのでない学び方に一歩踏み出したようすをうれしく思います。 |
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