12/25 第2学期終業式・世田谷子ども駅伝大会表彰![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 終業式は校内放送で実施しました。校長講話の後、4年生4名が児童代表として言葉を述べました。大変素晴らしい内容でしたので一部ご紹介します。 「2学期を振り返って」 ぼくが2学期にできたことは2つあります。 1つ目は、体育のポートボールで友達と協力したことです。みんなで作戦を考え、たくさんパスをして点をとり1位になることができました。友達と協力した方がうまくいくということを学びました。 2つ目は、リーダーシップをもてるようになったことです。1学期まではリーダーにあまりなりたくなかったけど、2学期は自分からすすんで司会や体育のリーダーなどになりました。面倒くさいと思っていたことも、やってみると楽しいと感じることができ、もっと新しいことにチャレンジしたくなりました。 3学期は、自分からあいさつをしたり、相手を見て話を聞きすすんで行動したりすることができるようにしたいです。 「2学期を振り返って」 ぼくはいろいろな楽しいことがあった2学期の中で、最も楽しかったことは離任式です。今このコロナの影響で舞台に上がって離任式ができず放送での形となりましたが、それでも先生方はぼくたちに熱い言葉をかけていただき、コロナ禍でもがんばろうと励ましてくださいました。離任式は数ヶ月も前に終わってしまいましたが、それでもぼくは離任式の印象を忘れられません。 2つ目に印象深かったのは、クラスの仲の良さです。男子も女子も仲が良く、お互いのことを責め合うこともそんなにありませんでした。あまりにも仲が良過ぎて歯止めが効かなくなったり、先生でも手のつけられないほどのうるささにもなったりしたことがありました。しかし、ぼくはクラスを大切に思っています。ただ、クラスをまとめようとしても皆が話を聞いてくれなかったりして、時には不機嫌になることもありますが、クラスの仲の良さがぼくを明るくしてくれました。改めてこのクラスはとても大切なものだと思います。 このように学校はぼくにいろいろな感情や友情を与えてくれる場所だと考えています。 3学期には、いいところはそのままにしつつ悪いところを改善していきたいと思います。 「運動会の徒競走」 「今年こそは1位をとりたい」これまで私はどんなにがんばって走っても1番良くて4位という結果しか残せませんでした。 4年生の運動会、新型コロナウイルスの影響で学校が休校になり、私は運動会ができるかどうか、とても気になっていました。2学期、10月に運動会が開かれることが決定しました。いざ、運動会の練習が始まると練習のほとんどがエイサーでした。先生から「今日は運動会の練習をします」と言われても、それは走る順番を確認したりスタートの仕方を確認したりするだけで、実際に走るような練習はほとんどありませんでした。休み時間に校庭で走る練習をしようと思っても、みんなが教室でエイサーの練習をしていたので、私も一緒にエイサーの練習をしなくちゃと思い、なかなか友達と外で走ることはできませんでした。しかし、今年こそは1位をとりたかった私は、このままではいけないと思い、少しでも時間があれば友達を誘って外に出て、校庭1周を走ったり、どっちが速いか競ったりしました。そのようにして、私は手の振り方や息の仕方を意識して運動会の当日まで過ごしました。全ては運動会の徒競走で1位をとるためです。 運動会の本番、エイサーが大成功に終わり、いよいよ次は徒競走。「練習してきた通り全力で走れるかな?」「今年こそ1位をとれるかな?」と、いつになくドキドキしていました。 もう少しで1位をとれたかも知れなかったけれど、結果は3位でした。運動会で初めてとった徒競走3位。うれしいはずなのに、くやしかったです。練習の日々を思い返すと、くやしくてたまらなかったです。 私は運動会を通して努力を続けることは自分を成長させるということを学びました。順位が1つ上がったということは、努力の成果だと思います。不思議なことに、昔は嫌いだった走ることも、今では好きだと思えるのです。願いをかなえるために私は努力を続けます。 また、「惜しかったね。来年はがんばるんだよ。」と声をかけてくれた6年生のお兄さんを目標にして、残り3か月の学校生活を送っていきます。 「プラスの見方」 私は2学期、物事をマイナスではなくプラスで見られるよう努力しました。 1学期、私は物事をマイナスにとらえていました。例えば、クラス替えで友達と同じクラスじゃなかったと思ったり、テストでまた百点とれなかったとがっかりしたりしていました。でも、マイナスの気持ちでいろいろ取り組むと全く楽しくありませんでした。そして気がつくと、楽しくないまま1学期が終わっていました。私は、このままじゃ4年生が楽しくなくなってしまうと思い、2学期から自分を変えようと決意しました。 でも、プラスの見方は難しく、最初のうちはあまり変われませんでした。そこで、最初はマイナスでも後からプラスで見ればいいと自分に言い聞かせました。するといつの間にか、友達と同じクラスじゃないというのは知らなかった子と関われるチャンス、テストで百点がとれなかったのは「のびしろ」があり、もっとがんばれば百点がとれるのだと考えるようになりました。また、友達の方が優れていると感じるのは、その子が自分より努力しているからだ、いちいちうるさいお節介な子は、面倒見が良く優しい子なんだと分かりました。 こうしてプラスの見方をしていると、自分が知らなかったことあるが分かったり、楽しくなかったことが楽しくなったりしました。これからは、せっかくできるようになったプラスの見方を使いこなして、さらに極めていきたいと思います。 |
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