3年生の国語では「ちいちゃんのかげおくり」の物語文の学習が始まりました。3年2組では題名から物語の内容を想像させました。「ちいちゃんが楽しくかげおくりをする話」「戦争のお話だと思う」など意見が出ました。その後、担任が物語を範読しました。読み終えるのに10分近くかかる長いお話ですが、最初から最後まで子どもたちは真剣に担任の声に耳を傾けました。長年読み継がれているこの物語の偉大さを感じました。その後、読んだことがない人にこの物語がどんなお話かを伝えるとしたらどう説明するかを考えました。この活動を通し物語の大体を捉えました。最後に感想をまとめました。「今ある当たり前のことは決して当たり前ではないんだ」「お花畑で家族みんなに会った場面が悲しかった」「ちいちゃんがはぐれてしまい、ひとりぼっちになってかわいそう」など、初めてにもかかわらず物語の内容をよく理解して考えたことが分かりました。この単元の最後にも感想を書くようです。最初の感想と比べてどのように内容が深まっているのか、子どもたちの変容が楽しみです。