今日は国宝である風神雷神図屏風の鑑賞をしました。造形の持つ美しさ、動きや表情、構図のバランス、色合いなどに注目し気づいたこと、疑問に思ったことを次々に書き出しました。自分の見方や感じ方を大切にしたうえで、他の人の意見を共有し、新たな発見を楽しむ活動もしました。気づいたことには「角の数が違うこと」「筋肉のたくましさが立体的であること」「体の色が違うこと」「雷を鳴らすための道具を持っていること」などが挙げられました。「神様なのに鬼みたいな顔をしているのはなぜ?」「笑っているように見えるのが不思議」「大きな画面なのにどうして画面の端と端に描かれているのか?」など疑問に思ったことからは、1人1人の個性豊かな視点が感じられました。次回からはオリジナルの風神雷神図の制作を始めます。自分だけの風神雷神を、どんな風に描いていくのかのヒントにするために、作品についてさらに深く掘り下げました。