2/8 全校朝会 校長先生のお話 「針供養」
『今日、2月8日は、針供養の日です。
5年生になると、家庭科の授業が始まり、針と糸を使って、 縫物の学習をします。 今は、ミシンを使って服などを縫うことがほとんどですが、 前は、家庭のお母さんたちが手仕事で、縫っていました。 針供養とは、使えなくなった針を供養し、お裁縫が上手に なるように、祈る日本の行事です。 針供養は、針仕事に使った針に感謝し、一日針仕事を休ん で、古くなった針や、折れた針を豆腐やこんにゃくに刺し て、神社やお寺に祭ります。 現在も針供養の行事は続いていて、東京では浅草の浅草寺 や、世田谷区では下北沢にある森巖寺(しんがん寺)でも 行われています。 さて、では、なぜ、豆腐やこんにゃくなどに、古い針を刺 すのでしょうか。 それは、一年間働き続けた針に、最後くらい、柔らかいと ころで休んでもらい、今までの針の苦労に感謝する、とい う気持ちを込めています。針という、物にまで感謝し、思 いやることのできる日本人の、とても素敵な心を表した行 事ですね。 皆さんも、行事に限らず、思いやりのある日本の心を育て、 引き継いでいきましょう。』 校長先生のお話の後に今月の目標「相手を思いやる言葉づかい をしよう」についてお話がありました。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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