里芋掘り(1年)生活科の学習で、里芋掘りを行いました。 学校を出発し、駒沢公園を通って、秋山農園まで歩いて行きました。 農園では、教育委員会の方から里芋の掘り方や農園での約束を教わりました。 軍手をはめ、ビニール袋を腕にかけ、いよいよ畑に入ります。 「向こうの方まできれいに並んでいるね。」 「葉っぱがトランプのハートがた(スペードがた)だよ。」 1人1株の里芋を掘るのにワクワク、ドキドキ。 教わったようにシャベルを使ったり、手で土を掘ったりしました。 「ひげみたいな白い根っこが見えてきたぞ。」 「こっちはまだまだだよ。」 「なんだ、根っこかと思ったら幼虫だよ。」 畑の上は1年生で大騒ぎです。 根っこや芋が見えてきたら、太い茎を引っ張って里芋を引き抜きます。 「うんとこしょ、どっこいしょ。」 どこかで聞いた声がします。 「全然抜けない。誰か手伝って。」 1人増え、2人増え、3人がかりで抜く子供たちもいました。 まさに「大きな“里芋”」です。 「わあ、抜けた。でっかあい。」 「すごい。こんなに大きいの見たことない。」 「私のは家族みたいに全部繋がっているよ。」 やっと抜けた里芋の姿に、また畑の上は大騒ぎ。 里芋や葉っぱの大きさ、茎の太さ、根の様子などしっかり観察もしました。 「大きい里芋も小さい里芋も、多いのも少ないのも、全部自然の恵み。」 秋山農園の方から教わりました。 子供たちは、自然の恵みを体いっぱいで感じ、楽しみ、考えました。 学校へ帰る道々、 「ぼく、今日のご飯で豚汁に入れてもらおう。」 「わたしは里芋ご飯がいいな。」 と、自分で掘った里芋を大事に、おいしくいただくのを、すっかり楽しみにしていました。 |
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