全校朝礼(校長講話)

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 皆さんおはようございます。本日も感染症対策のため、放送でのお話になります。

 今日皆さんに配られる学校だよりには11月7日の開校記念日にあわせて松沢中学校の歴史について触れています。皆さんの大先輩である卒業生からのお手紙も掲載していますので、よく読んでくださいね。さて、それではこの朝礼では「未来」のことについてお話します。

 配布されたプリントを見てください。皆さんは「ドラえもん」を知っていますか?ドラえもんのポケットの中からは夢のような道具が次々と出てきます。ちなみに私が一番欲しいものは、どこへでも一瞬で行くことができる『どこでもドア』です。皆さんはどうですか?どんなものがあったら便利だなあと思いますか?残念ながら『どこでもドア』は、まだ実現化されていませんが、ドラえもんの作品が出た当時は『夢の道具』と思われていたものが、実は着々と実現されているのです。

 例えば『糸なし電話』(単行本1985年刊行)。糸がなくても相手と会話ができる道具ですが、掲載の2年後には携帯電話の国内発売がスタートし、今では「糸なし」電話は国民の“必需品”になりました。

 今後、人工知能AIの普及やインターネットの生活への浸透は、社会や生活を大きく変えることが予想されます。このような時代には、変化を前向きに受け止め、社会や人生をより豊かにしていくためにはどうするべきかを、自分で主体的に考え出す力が必要です。
 令和3年度から、中学校では学習内容や学習方法、学習評価の観点が変わります。また、世田谷区から順次皆さんにタブレットパソコンが配布され、学びの形や方法も変わっていきます。今まで以上に『自分で考えて学ぶ姿勢』が必要とされるのです。ただ教科書に載っていることを丸暗記すればよい学習方法ではなく、「なぜこうなるのだろう」「どうしたらこの問題は解決できるのだろう」と考えながら、時には仲間と目標を共有して力を合わせて活動する中で、自分の考えを広げるような学びを進めることが大切です。

 『トレーサーバッジ』も『ききがきライター』も、その当時「あったら便利だな」から何十年かの時を経て実現化しています。今は『夢の話』と思うことも、いつかは実現するかもしれません。未来は皆さんがいかようにも変えていけるのです。
 皆さんが描く未来予想図にはどんな世界が広がっていますか?皆さんはどんな未来を創ってみたいですか?それを実現するためには、どんな力を付けていかなければならないと思いますか?ぜひ考えてみてください。 (校長 山村 恵子)

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