朝礼講話

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 おはようございます。今日も感染症対策のため、放送での朝会となります。今日はひとつの報告とひとつのお話をします。

 まずは報告です。2月13日(土)の新入生保護者会で、生徒会本部役員の皆さんが、来年度松沢中学校に入学予定の保護者を前に、堂々とこの松沢中学校の紹介をしてくれました。松沢中の授業や行事、部活動の様子などについて丁寧に説明してくれて、会場はとても和やかな雰囲気に包まれました。準備も含め、当日発表してくれた生徒会の皆さん、ありがとうございました。

 次に、今日は「明石家さんま」さんについてお話します。
「生きているだけで丸儲け」これは「さんまさん」の座右の銘です。
 さんまさんは、今でこそ超一流芸能人ですが、若手の頃は鳴かず飛ばずの三流芸人でした。さんまさん三歳の頃に実のお母さんが病死してしまい、新しいお母さんとなかなかうまくいかず、つらい思いもしたとのことです。お母さんの連れ子である弟さんは、さんまさんのことを大好きだったようですが、実家の火事で亡くなってしまいます。大きなショックを受けたさんまさんは、一時期芸能界を本気で引退することを考えるほど真剣に悩んだそうです。

 その後はなんとか立ち直り、芸能界のトップにのぼりつめましたが、他にも驚きのエピソードがあります。
 なんと、さんまさんは、あの日航機墜落事故の飛行機に乗る予定だったというのです!
 520人もの命を奪った日本航空123便墜落事故は、1985年8月12日(月)に起こりました。当日、明石家さんまさんは、テレビの収録を終えて大阪に向かうにあたり、同便を利用する予定だったというのです。たまたま収録が早く終わったので、別の便で大阪入りしたということですが、自身が乗るはずだった飛行機が墜落したことを知ったのは、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組の放送直前だったようで、しばらく茫然とされていたようです。

 ちなみにさんまさんは、それ以降、移動には飛行機を使わず、基本的に電車か車を使用しているのだとか。
 人が歩んできた過去は見えないですね。華やかに活躍しているように見えて、意外と過去には苦労やつらい思い出を抱えています。ただ、苦労やつらさを見せず、明るく元気に前に進む。何があっても前に進む勇気が明るい未来をつくっていきます。

 ところで、皆さんは「人間万事塞翁が馬」という故事を知っていますか?少し難しいですが、「人間」=世間・世の中、万事=あらゆること・すべてのこと、塞翁=お城に住むおじいさん」という意味です。

 昔、中国の北方の塞(とりで)の近くに、ある老人が住んでいました。

 その老人が飼っていた馬が逃げたという不幸がありましたが、しばらくするとその馬が別の優れた馬を連れて帰ってくるという幸福が訪れました。

 今度は、その優れた馬に乗った老人の息子が落馬して足を折るという不幸がありましたが、そのおかげで兵役を逃げることができました。

 この話を由来とし「世の中で起こるあらゆることはまるで塞翁の馬のようだ」ということわざが生まれました。

 長い人生では楽しいことや嬉しいこともあれば、辛いことや悲しいこともあるけれども、何が幸福で何が不幸かはすぐに決まるものではありません。
皆さんも嬉しい時には自分を律して、悲しい時には将来必ず幸せが訪れるものと信じて、毎日を明るく元気に過ごして欲しいと思います。

 さあて、今週は、来週は、来月はどんな毎日になるのか。ワクワクしますね。
 
 前へ、前へ、前へ挑戦です!   (校長 山村 恵子)


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