6月18日(土) 児童朝会![]() ![]() 皆さん、学校で靴箱に靴を入れるとき、そろえていますか。 校長先生は、毎日皆さんの靴箱を見て回っています。 きちんとそろっているかな。乱れている子はいないかな。 乱れている子がいると、あわてて来たのかな。家で何かあったのかな。と思います。 履物をそろえるということについて、長野市の円福寺の住職さんの詩を紹介します。 「はきものをそろえる」 はきものを そろえると 心もそろう 心がそろうと はきものもそろう ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう 3月11日の大震災から数日後、新聞にのせられた1枚の写真がありました。 避難所の玄関の履物が、きちんとそろっている写真です。 一人一人がきちんとそろえて脱いだのか、誰かがきちんと揃えたのか分かりません。 あんなに大変な時に、きちんと靴がそろえて脱いであるのを素晴らしいと思いました。 外国の記者が、「日本の強さに驚いた。津波は被災地の建物を破壊したが、日本の文化、社会道徳、品行方正さは、失われなかった。」と報じたそうです。 はきものをそろえるという行いは、自分の行いを振り返り、 1歩立ち止まって整えるということです。 やりっ放しにせず、自分を振り返り、乱れを整えるということです。 もう一つ心をそろえるということもありますね。 運動会で皆さんは心をそろえるということを学びました。 心をそろえて演技したから、美しく人を感動させることができたのですね。 その他学級では、列をそろえる、声をそろえるということを学んでいると思います。 日本人が大事にしてきた「そろえる」という行いをしっかり身につけてほしいと思っています。 さあ、学校公開が始まっていますね。 たくさんの保護者の方がいらっしゃいます。 くつをそろえ、気持ちのよいあいさつを心がけましょう。 |
|