学校生活の様子です。

授業研修(3年3組)

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平成23年9月7日(水)3校時 3年3組 
4年次の教員研修として教育委員会から講師の方が来校し、一緒にの道徳授業を観察しました。
 授業後、講師の方から、「児童と先生の関係がとてもいいですね。子供たちの表情が、とても明るく生き生きしています。先生の子供の目線にたった指導がいいです。」とお褒めいただきながらも、授業規律や授業の展開等、たくさんご指導いただきました。
 授業の最後に、夫からプレゼントされた置物を掃除の時に壊してしまい、壊したことを正直になかなか言えず、苦しかったこと、正直に話してほっとしたことを話し、失敗しても嘘をつかず、過ちを改め、正直に明るい心で生活することが大切であると結んでいました。「最後の先生の話が一番ためになった。」という子供たちの感想が、多くありました。
 道徳授業は、このように教師自身の説話などを最後に入れ、まとめることが多くあります。子供たちは、先生の失敗などを聞きながら、自分自身を考えていました。

当日の指導案をご覧ください。
       
            第3学年道徳科指導案
                          
                     世田谷区立中丸小学校 3年3組 29名
                                

1.主題名 「素直な心で」 1−(4)正直誠実・明朗

2.資料名 「色紙かして」

3.主題設定の理由
(1)ねらいとする価値
  良心を偽らないで、誠実に行動しようとする気持ちがありながら、うそをついて、ご まかしてしまうことがある。何気なくついたうそやごまかしが、人を陥れてしまうこと もある。
  心の弱さかた出たうそやごまかしは、他人の信頼をなくすだけでなく、めぐりめぐっ て自分を傷つけてしまうこともある。明るく誠実に考えて行動することで、周囲から信 頼され、正しく生きることにつながると考える。
(2)資料について
  本資料は、夢の中の出来事と現実が交差する話である。
 * 色紙を忘れた「ぼく」は、姉の物を借りようとしたが、姉が寝ているので、困って  しまう。
 * 夢の中で、姉の色紙を無断で借りてランドセルに入れた「ぼく」は、姉から色紙の  ことをきかれて、うそをつく。
 * 姉に追いかけられて逃げる「ぼく」は、本当のことが言えず、足が動かなくなって  しまう。

4.児童の実態
 男女にかかわらず仲が良く、些細なことでけんかをしても、すぐに仲直りができる素直な子どもたちである。心の弱さから出たうそやごまかしが、周りの友達に不快な感情を与えることをよく理解している子がほとんどである。しかし、いざ失敗やいたずらが教師に知れると、ついついうそをついたり、他人のせいにして責任を逃れようとする児童もいる。
 正直であるからこそ明るく生活できることを理解させることで、過ちは素直に改め、集団生活の中でお互いに気持ち良く生活しようとする心情を育てたい。

5.本時の指導
(1)ねらい
 過ちを改め、正直に明るい心で生活しようとする心情を育てる。
(2)評価
 *主人公の心の迷いや心の変化に共感して発言できたか。
 *自分を振り返り、正直に明るい心で生活しようとする心情を深めることができたか。


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