学校生活の様子です。

12月19日(月)児童朝会

12月19日(月)児童朝会
 昨日は、世田谷区子ども駅伝大会がありました。駒留中・旭小・駒繋小・中丸小で12人のチームを作り、参加しました。中丸小からは6年生3名が、出場しました。23チーム中7位という成績でした。すばらしい成績でしたね。よくがんばりました。

 落ち葉掃きは、2年生から6年生までの有志の皆さんが、よくやってくれました。竹箒の使い方が上手になりましたね。どうもありがとう。

 さて、震災から9か月が経ちました。今日は、先日校長先生がテレビで見て感銘を受けたお話をします。
 校長先生は、牡蠣が大好きで、牡蠣フライや牡蠣鍋をよく食べます。ところが今年はお店に宮城県産の牡蠣が売っていません。多くは広島県産の牡蠣です。津波で牡蠣を養殖している道具が、全部流されてしまったのです。宮城県産の牡蠣は味が濃く、この時期にとってもおいしいのです。牡蠣は、養殖で作られています。広島産と宮城産が、主な産地です。
 津波で道具を全て流されたことを知った広島の牡蠣を養殖している人達が、宮城の養殖の人達に養殖のために必要な道具をたくさん送ってあげました。それだけでなく、宮城県まで行き、一緒に養殖ができるようになるための準備も手伝ってあげたのです。
 広島の牡蠣の養殖の人達にとっては、宮城産の牡蠣は、いわゆるライバルなのです。宮城産の牡蠣がなければ、広島産の牡蠣ばかりが売れて、儲かるはずです。では、なぜそのようなことをしたのでしょうか。
 広島の人達がこう言っていました。「日本の皆さんに牡蠣を喜んで食べてもらうためには、広島産の牡蠣だけでは足りない。宮城産にもがんばってもらい、日本中の人達においしい牡蠣をたべてもらいたい。一緒にがんばっていきましょう。」と。
 宮城県の牡蠣の養殖の人達は、男泣きをしていましたよ。大人の男の人は、よほどのことがない限り、人前では泣かないのです。うれしかったのですね。
 小さい学年の人達にとっては、難しい言葉がありましたので、後で担任の先生に説明してもらいましょう。

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31