学校生活の様子です。

9月24日(月)児童朝会 校長の話

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9月24日(月)児童朝会
 「サッカーワールドカップをしきるホイッスルは」
 皆さんは、サッカーが好きですか。校長先生は大好きで、自分はできませんが、日本代表が出る国際試合は、できる限り欠かさず見て、日本代表を応援しています。
 今日は、サッカーワールドカップでも使われている日本製のホイッスル(笛)についてお話しします。
 30年前のサッカーワールドカップスペイン大会時に、正式採用された日本のホイッスルは、東京の葛飾区にある小さな会社で作られています。元々はハーモニカを作っていた会社だったそうです。会社は、作ってからまもなく関東大震災で工場が焼かれ、その後も、戦争で4回も焼かれてしまいました。しかし、その都度あきらめずに立て直し工場を続けてきました。そのホイッスルは、様々な国際大会に使われています。今年のオリンピックのサッカーやバレーボールの試合にも使われたそうです。
 その会社のホイッスルの音は、応援の歓声でものすごい騒音の会場の中でも、大きくはっきりと遠くまで聞こえるそうです。吹いた息が完璧に全て音に変わるように、形・材質・加工・中に入れているコルクの玉などにこだわり、一つ人一つ手作りで作られているとのことです。
 日本人は、昔から手先が器用な民族だと言われてきました。原料を外国から買って、それを人々に喜ばれる製品にするのが得意なのです。そうしてこんなに豊かな日本を作り上げてきました。
 校長先生は、このホイッスルの会社のことを知って、関東大震災や戦争にも負けず、工場を守り続け、そして世界で使われるホイッスルを作っているということに、とても感動したので皆さんにお話したいと思いました。
 日本のホイッスルが、サッカーワールドカップで鳴り響いているなんて、とても誇らしい気持ちになります。困難なことがあってもあきらめず、自分の信念のもとに粘り強く取り組むことの大切さを教えてもらいました。
さあ、あなた方も苦しいこと、困難なことに出会っても、自分の信じる道を、信念をもって生きていける人になってほしいと思います。
 今週は、少し涼しく秋らしくなっていくとのこと。秋は読書の季節です。図書の先生が勧めるおすすめの本20冊に、挑戦してみてください。読み終わって校長室に来るのを、楽しみに待っています。

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