☆10月19日(木)![]() ![]() ・豚肉のしぐれ煮ご飯 ・五目卵焼き ・けんちん汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 生姜:高知 干し椎茸:岩手 豚肉・ごぼう・豚ひき肉・ねぎ:青森 しらす:茨城 白ごま:スーダン・パラグアイ産 糸みつば:埼玉 みそ・豚レバーミンチ:国産 木綿豆腐:愛知・佐賀 たけのこ水煮:熊本・福岡 卵:栃木 人参・玉ねぎ・じゃが芋・大根:北海道 【 今日 の 一言 】 今日は日本の伝統的な料理「しぐれ煮」を「混ぜご飯」用にアレンジした「豚肉のしぐれ煮ご飯」です。生姜の香りと醤油・砂糖による甘辛さなど、次々と変わっていく味から、「時雨(しぐれ:秋から初冬にかけて降る雨で、降ったりやんだりするのが特徴)」に例えて名付けられたとされています。そのため、この料理の肝(きも)となる食材は生姜!なるべく細く千切りにして、具材と一緒に炒め煮しました! ボリュームが多くて優しい味である混ぜご飯は、給食では残りがちです。そこで、砧中では「ラードと豚肉・オイスターソースの旨味を活かした中華おこわ」「油揚げの油によりご飯が食べやすくほぐれ、もち米のもっちり感と豚肉の旨味を活かした炊き込みおこわ」、そして今回の「生姜の香りを強く活かしたしぐれ煮ご飯」となるべく特徴を強く出して、生徒に食べてもらおうと工夫しています。実際、上3種類の混ぜご飯は、残菜が少ないです! 今日は調理員さんたちと一緒に、ひたすら生姜を千切りしていました。機械で切ると、太すぎてしまうため、ここはがんばって手作業です。しかし、生姜だけでけっこうな時間と労力をとられてしまう…。こういったことも考えて、他の料理との組み合わせを考えなくてはいけません。おかげさまで、今私の手からは生姜の香りがただよっています。苦労した分、生徒たちにはたくさん食べてほしいと思います! 五目卵焼きは、中に入れる具材を炒めてから、それを鉄板にしきつめて、上から卵液をかけてオーブンで焼いています。今日の具は、豚ひき肉とレバーミンチ・人参・たけのこ・干し椎茸・しらす・糸みつばです。肉としらす・そしてダシがたっぷりの椎茸が、ジューシーさを出してくれています。また、糸みつばの香りもいい感じです。これを食べるだけで、野菜もそこそことれますし、栄養たっぷりの卵もとれるのが嬉しいところです!しかし、今日は思ったよりも固い食感になってしまいました。そこで次回は、オーブンの温度を少し下げて焼いてみようと思いました。 けんちん汁は、本来は油で豆腐を炒めるのですが、大量調理では豆腐の水分により油が跳ねる危険性があり、豆腐がボロボロになってしまうことが考えられるので、本来の作り方は断念しました。ただ、しっかりした豆腐の食感を出すために、いつもの「絹ごし豆腐」ではなく「木綿豆腐」にし、最後にごま油も加えることで「具をしっかり炒めるけんちん汁」の雰囲気を出そうと思いました!今日も、かつお節でとったダシの香りと、そして最後に加えたごま油の香りが、食欲をそそります。 本日も、各クラス学芸発表会に向けて、朝から生徒たちの歌声が響いています。給食室からも、皆さんを応援しています。練習がはかどるように、今日もたくさん食べてください! |
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