☆11月10日(金)の給食・吹き寄せご飯 ・呉汁 ・さくさくつくね 【 産 地 】 米:山形(つや姫) しめじ:長野 さつま芋:千葉 人参・鶏ひき肉・鶏小間肉・大豆:北海道 もち米・豚レバーミンチ・赤みそ・白みそ:国産 糸こんにゃく:群馬 豆腐:愛知・佐賀 れんこん:茨城 ねぎ・ごぼう:青森 生姜:高知 油揚げ・豆乳:アメリカ・カナダ産 大豆 大根:世田谷区 【 今日 の 一言 】 今日は、午後くらいからあいにくの天気となりました。どよーんとした空模様ではありますが、久しぶりの雨は「恵みの雨」ともいいます。乾燥しすぎないように空気を整えてもらい、猛暑でダメージを受けた野菜たちの復活の兆し(きざし)となってほしいです。 今日は見た目も美しい!まさに「秋」といった感じの、季節の食材を使った「吹き寄せご飯」、手作りの「つくね」、そして豆乳・大豆を使った「呉汁」です。 「吹き寄せ」とは、「風に吹き寄せられた色とりどりの落ち葉」のように、「秋の食材を使って美しく盛り付ける」料理に使われる名前です。今日は「混ぜご飯」にしたので、「吹き寄せご飯」です。食材は、鶏ひき肉・人参・糸こんにゃく・しめじ・さつま芋です。みじん切りにした人参の「赤」が、全体に広がってとてもきれいです。秋の象徴でもある「きのこ」はうま味たっぷりなのですが、苦手な子も多いので適量に…。そしてさつま芋は、小さめの四角に切った後、油で素揚げしています。この食感と味が、混ぜご飯の味のアクセントになって、飽きずに食べ続けることができます。 しかし、今日のさつま芋は珍しく「水分が少なめで固い物」が多く、また、中が黒くて所々スカスカな物が3、4本ありました。八百屋さんに聞いてみたところ、「今年の夏の天候が影響してしまい、こういった物が多く出ている」とのことでした。確かに、今年の夏は猛暑日がとても長く続きました。例年ならばさつま芋は旬の時期なのですが、もしかしたら本格的な旬はまだ先なのかもしれません。 12月には、さつま芋をたくさん使う「キャンディポテト」を予定しているので、その頃には適度な固さで美味しいさつま芋を期待したいところです。それでも、今日の吹き寄せご飯も、調理員さんがなるべく小さく切ってくれて、丁寧に素揚げしてくれたおかげで、とても美味しくできました! 「さくさくつくね」は、豆腐・鶏ひき肉・豚レバーミンチ・れんこん・小麦粉・ねぎ・生姜・塩・酒で生地を作っています。四角に切ったれんこんが、つくねを食べるときに「さくさく」とした食感を出してくれます。1個1個手作りで丁寧に整形してもらい、オーブンの温度と時間の設定も、調理員さんのセンスに任せました!この料理は、去年の11月に出して以来の1年振りであり、私自身がどのくらいの温度で焼いたのか覚えていなかったためです。220度、12分で焼いてもらったところ、なんとばっちりな仕上がり!やわらかくて中のれんこんがサクサク!そしてジューシーな焼き上がりの「つくね」ができました!またまた調理員さんに助けられました。 「呉汁」は、すりおろした大豆を使った「みそ汁」で、日本全国に広く知られている郷土料理です。給食では、豆乳とミキサーにかけた大豆を使っています。たくさんある汁物メニューの中で、この呉汁は栄養価がとても高いです。これも、大豆製品をたくさん使っているからこそです。今日のように、「混ぜご飯」「肉料理」とボリュームが多い物が揃っている時に、野菜のおかずを付けずに汁物だけで栄養バランスが成り立つありがたいメニューです。 今日もしっかり食べて、楽しい週末を過ごしてください!それでは、また来週! 栄養士 岩黒 |
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