☆ 7月11日(月)の 給食 ☆![]() ![]() ・五目あんかけそば ・ビーンズポテト ・メロン 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 玉ねぎ:愛知 人参:北海道 えのき:長野 白菜:長野 もやし:栃木 じゃが芋:茨城 メロン:千葉 うずら卵:中国産(国産が品薄のため) いか:青森 白ごま:スーダン・パラグアイ産 豚肉:北海道 鶏ガラ:国産 たけのこ:福岡・熊本 大豆:北海道 【 今日 の 一言 】 夏休み前の最後の1週間が始まりました。来週は2日しかないので、今週がんばれば夏休みが待っています。土日で休んで今日は元気よく登校!と行きたいところですが、この暑さだとなかなか調子も上がらないかと思います。週明けは少しでも食欲が進むようにと、あんかけそばにしました。野菜と豚肉、えのき、そしてうずら卵といかが入っています。味付けは塩、こしょう、しょうゆ、酒、そして最後に酢とごま油を加えています。肉と野菜、きのこ、魚介のうま味も出ているので、奥深い味わいになっています。これまで、麺系は喜んでくれるけども残菜が多い、という傾向でした。そこで、今日は麺の量を少し加減してみましたが、「この暑さだし、たぶん残るだろうなあ」という思いでいました。ところが、今日の残菜率はたったの4%!週明けでここまで食べてくれたのは予想外でした。調理員さんが美味しく作ってくれたことで、子供たちの心をつかんだのかもしれません。また、担任の先生のおかわりの呼びかけなど、学校全体の協力もあってこその結果だと思います。 ビーンズポテトは、じゃが芋と大豆に片栗粉をまぶして油で揚げて、塩、こしょう、パプリカ、ガーリックパウダーをまぶしています。中華麺を減らしたため、足りなくなったカロリーを補うのと、芋と豆の栄養をとるために組み合わせました。味見してみて、「もう少し香辛料を増やした方が中学生向けになりそう」と思ったので、次回はそのようにしたいと思います。しかし、こちらも残菜率はたったの3%でした。 やはり作り手としては、よく食べてもらえると純粋にうれしいです。給食室もあと一週間、暑さに負けずにがんばりたいと思います! ☆ 7月8日(金)の 給食 ☆![]() ![]() ・パエリア ・鶏肉のマーマレード焼き ・洋風卵スープ 【 産 地 】 にんにく:青森 玉ねぎ:愛知 生姜:高知 人参:北海道 じゃが芋:茨城 小松菜:群馬 いか:青森 むきえび:インド産 卵:栃木 鶏肉:北海道 鶏ガラ:国産 ベーコン:千葉 ダイストマト缶:イタリア産 マッシュルーム缶:インドネシア産 ホールコーン:アメリカ産 米:山形(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日はスペイン料理のパエリアです。ご飯は塩と油、ターメリックを入れて炊いています。きれいな黄色のターメリックライスの出来上がりです!具はにんにく、鶏肉、玉ねぎ、トマトとマッシュルーム、そして主役である魚介類は、「いか」と「えび」を使っています。魚介のうま味がたっぷりとつまっており、本格的な味わいのパエリアになりました!ただ、混ぜご飯特有のボリューム感が出てしまったので、「配りきれなかった」というクラスがいくつかありました。お米の量は調整したつもりだったのですが、まだ甘かったようです。それでも、残菜率は6%とよく食べてくれていました。しかし、それでお腹いっぱいになったのか、スープが少し多く残りました。 鶏肉のマーマレード焼きは、果皮の入ったマーマレードジャムとマスタード、白ワイン、こしょう、しょうゆで漬け込んでいます。この味付けが、大絶賛でした。ほぼ完食で、残りもほとんどありませんでした。私自身、初めて作るメニューだったので緊張していましたが、ほのかに感じる柑橘系の味とマスタードが美味しかったです。 スープは今日も卵がふわふわの仕上がりで、とても美味しかったです。この日の卵の使用量は19kgで、割卵して溶くだけでも大変ですが、調理員さんは今日も丁寧に調理してくれました。さきほど、残菜が多めだったと言いましたが、それでも残菜率は10%で、この暑さとパエリアのボリュームを考えると、そこまで悪くはありませんでした。これも全て、調理員さんが美味しく作ってくれたおかげです。ありがとうございました! ☆ 7月7日(木)の 給食 ☆![]() ![]() ・豚キムチ丼 ・青菜と豆腐のスープ ・フルーツ白玉 【 産 地 】 にんにく:青森 人参:青森 玉ねぎ:群馬 もやし:栃木 白菜:長野 小松菜:群馬 生姜:高知 冷凍キムチ:国産原料 豆腐:愛知・佐賀 冷凍白玉:タイ産もち米原料 マッシュルーム缶:インドネシア産 ホールコーン:アメリカ産 豚肩肉:北海道 鶏ガラ:国産 黄桃缶:南アフリカ産 パイン缶:フィリピン産 白ごま:スーダン・パラグアイ産 みかん缶:国産 ピーマン:世田谷区 米:山形(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日は七夕です。しかし、給食は行事と関連のあるメニューではありません。まだ世田谷区と中学校給食のレシピについて研究中で、中学校給食としての栄養バランスを満たせる七夕メニューを考案できていません。給食で、「今日は七夕だ」と子供たちに少しのイメージでもいいので伝えられるよう、来年度はそうめんや星形のかまぼこが入ったスープ、それに合うおかずと主食を考案できたらいいと考えています。 ですが、今日の砧中の給食も素晴らしいです!前回みんながたくさん食べてくれた「豚キムチ丼」と、栄養バランスばっちりの「青菜と豆腐のスープ」、手作りシロップとフルーツ、やわらかい白玉が美味しい「フルーツ白玉」でした! 豚キムチ丼はボリュームが多かったのですが、子供たちはたくさん食べてくれました。時々、「今日の量でも残しちゃうのか。中学生でもあまり食べられないのかな。」という気持ちになるときもありますが、今日は食欲にあふれた中学生パワーを見せつけられました。仕上がり直前に、世田谷区産のピーマンを加えています。たくさん食べてくれたことで、子供たちが世田谷産の野菜にもっと興味をもってくれればと思います。また、キムチの漬け汁とコチュジャンを絶妙なあんばいで加えてくれた調理員さんもさすがでした。 青菜と豆腐のスープは前回残菜が多かったのですが、今回は最後にしょうが汁を加えてみました。さわやかな風味だけでなく、何か味に奥行きができた感じがします。前回よりも残菜も減ったので、よかったです。 フルーツ白玉は言うまでもなく、たくさん食べてくれていました! ☆ 7月6日(水)の 給食 ☆![]() ![]() ・夏野菜カレー ・カルちゃん大根 ・カルピスゼリー 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 玉ねぎ:群馬 人参:北海道 じゃが芋:茨城 大根:北海道 ちりめんじゃこ:広島 白ごま:スーダン・パラグアイ産 豚肩ロース:岩手 鶏ガラ:国産 粉チーズ:ニュージーランド産 なす:世田谷区 ピーマン:茨城 きゅうり:世田谷区 ダイストマト:イタリア産 ホールコーン:アメリカ産 米:山形(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日は夏野菜カレーです。給食で時々ある話ですが、夏野菜カレーということで、ゴーヤ、なす、トマト、ピーマン、ズッキーニなど、とにかくありったけの夏野菜を入れるレシピを見かけます。野菜が苦手な子供が、逆に給食でトラウマになってしまうことを防ぐためにも、栄養士としては料理としてのバランスを見ながら、夏野菜を上手に取り入れていかなくてはなりません。砧中の夏野菜カレーは、煮込んでも固くなりにくい豚肩ロースと、玉ねぎ・人参・じゃが芋のおなじみの野菜に、トマト、コーン、調味料とマンゴーチャツネを加えて煮込み、最後に素揚げしたピーマンとなす、手作りルウを入れています。素揚げしたことにより、ピーマンとなすの形も崩れずに、なすの食感もカレーになじむようになります。また、コーンの甘味とトマトのほのかな酸味も、カレーの良いアクセントになってくれています。残菜率は6%、「夏野菜」が苦手な人も、少しは苦手意識が消えてくれていたら嬉しいです。 カルちゃん大根は、カルシウムが豊富な小魚の「ちりめんじゃこ」を加えた副菜です。「福神漬け」に近い味なので、カレーに合うとは思うのですが、小魚が苦手な人には抵抗があるかなと少し不安でした。しかし、30kg作って残菜はたったの400g、1.3%しか残りませんでした。さすがにカレーよりも食べてくれたのは予想外でした(笑) カルピスゼリーも手作りです。水、粉寒天、砂糖を煮詰めて寒天液を作り、火を止めたところでカルピスを加えていきます。カルピスを煮たててしまうと味が変になってしまうので、寒天液に入れるときも静かにていねいに行います。最後に、みかんを入れたゼリーカップに1つ1つ注いで、冷蔵庫で冷やせばできあがりです。この暑い中で清涼感をもたらす、美味しいゼリーができました。みんなも喜んで食べてくれていたようでよかったです。 ☆ 7月5日(火)の 給食 ☆![]() ![]() ・ご飯 ・さばのみそ煮 ・ごま和え ・冬瓜のスープ 【 産 地 】 生姜:高知 もやし:栃木 ほうれん草:栃木 人参:北海道 えのき:長野 冬瓜:愛知 小松菜:栃木 さば:北欧産 白ごま:スーダン・パラグアイ産 赤みそ・白みそ:国産 豚ももひき肉:北海道 豆腐:愛知・佐賀 油揚げ:カナダ・アメリカ原料 米:山形(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日は旬の食材「冬瓜」を使ったスープです。冬瓜は水分とカリウムが多く、他にも各種栄養をもっているため、夏バテ防止などに効果があります。中学生の健康を守るためにも、給食で旬の食材を活用しました。スープはかつお節でだしをとり、塩と薄口しょうゆで味付けをしています。薄口しょうゆは普通のしょうゆよりも色が薄いので、中まで透き通ったきれいなスープになります。ひき肉、野菜、豆腐、油揚げを加え、最後にさわやかな風味のしょうが汁と、片栗粉でとろみを少しつけて完成です。冬瓜もやわらかく、そして煮崩れしていないという、最高の仕上がりでした。調理員さんありがとうございます。 ごま和えはしょうゆ、三温糖、少しのみそと白ごまで作っています。冷やしてから出しているので、気持ちよく食べられます。 さばのみそ煮は赤みそと白みそでしっかり味をつけています。今日の白ご飯と一緒に食べると、最高の組み合わせです! どれもとっても美味しかったのですが、クラスによってはほぼ完食〜どれか1品がけっこう残っているといった、ばらつきのある状態でした。中学校給食は30分と時間が短いのも関係しているかもしれません。また、中学生としていろいろな悩みをかかえて食欲がわかない日もあるかもしれません(私の勝手な想像ですが)。そんなときこそ、しっかり給食を食べて、元気を出して欲しいと思います! なかなか一筋縄ではいかない中学校給食ですが、明日の夏野菜カレーは、みんなが笑顔になるような仕上がりを目指してがんばりたいと思います。 ☆ 7月4日(月)の 給食 ☆![]() ![]() ・チリビーンズドッグ ・ごまドレッシングサラダ ・小松菜のクリームシチュー 【 産 地 】 にんにく:青森 玉ねぎ:群馬 人参:北海道 もやし:栃木 きゅうり:埼玉 じゃが芋:茨城 小松菜:群馬 シュレッドチーズ:オランダ・アメリカ産 白ごま:スーダン・パラグアイ産 バター:国産 豚ひき肉:北海道 豚肩ロース:岩手 鶏ガラ:国産 大豆:北海道 ホールコーン:アメリカ産 米粉:国産 マッシュルーム缶:インドネシア産 【 今日 の 一言 】 今日のパンは、豚ひき肉、大豆と野菜のみじん切りを炒めて、トマトピューレとケチャップなどの調味料を加えて作った具をサンドしています。野菜と豆の栄養がしっかりとれます。最後に、上にチーズをのせて、オーブンで焼き上げました。美味しかったのですが、もう少し味を強くした方が中学生向きかなとも思いました。「チリビーンズドッグ」という名前に負けないように、次はチリパウダーを増やして、もう少しスパイシーな仕上がりにしてみようかと思います。 また、今日のクリームシチューは小松菜を入れています。旬というわけではありませんが、小松菜には鉄分やカルシウムなど、成長期の子供に大切な栄養が含まれているので、それらを強化するために加えました。彩りもきれいです。また、使っている肉は煮込んでもやわらかいままの「豚肩ロース」の角肉です。そしてルウは使わずに、米粉を牛乳で溶いてとろみをつけています。こうすることで、暑い季節でもさっぱりして食べやすいクリームシチューが出来上がります。みんなたくさん食べてくれたようで、この日のシチューの残菜率はたったの6%でした! ☆ 7月1日(金)の 給食 ☆![]() ![]() ・ガーリックライスなすミートソース ・キャベツとコーンのサラダ ・小玉すいか ・牛乳 【 産 地 】 にんにく:青森 パセリ:長野 玉ねぎ:愛知 じゃが芋:茨城 人参:千葉 キャベツ:長野 小玉すいか:茨城 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 粉チーズ:ニュージーランド産 大豆:北海道 ホールコーン:アメリカ産 マッシュルーム缶:インドネシア産 ダイストマト:イタリア産 なす・きゅうり:世田谷区 米:山形(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日の料理は、みじん切りのにんにくとパセリを一緒に炊いたガーリックライスと、夏野菜の「なす」を使ったミートソースです。なすは子ども達が苦手な野菜の代表格です。そこで、今日の料理は「なす」と「じゃが芋」を一度素揚げしてから入れています。じゃが芋はホクホクになり、なすは油と相性が良いため食べやすい味になり、色や形の崩れも防ぐことができます。「なす」という名前で毛嫌いされることもなく、暑い中でもよく食べてくれていました。 そして、同じく旬の食材の「すいか」です。こちらは6月に出したときに、残菜が多く出ました。私自身、子供のときは「すいか」が苦手だったので気持ちはわからなくもないのですが、それでも一口もかじられないままのすいかが多く残っていたので、何とかせねばと考えました。そこで、手紙を各クラスに付けることにしました。すいかも育ててくれた農家の方がいる、運んでくれた八百屋さんがいる、きれいに洗って丁寧に切ってくれた調理員さんたちがいる、たくさんの人達の手がかかっているから、みんなも大切に食べようといった内容の物です。残菜は12%と、前回とそれほど変わらなかったのが残念ですが、それでも先生たちから「手紙読みました。」「うちのクラスがんばりました。」と言ってもらえました。きっと子供たちにも、何かしら心に残ったものがあるのではないかと思いました。 ☆ 6月30日(木)の 給食 ☆![]() ![]() ・中華丼 ・春雨中華サラダ ・メロン 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 玉ねぎ:愛知 人参:千葉 えのき:長野 白菜:茨城 もやし:栃木 メロン:茨城 うずら卵:愛知・静岡 いか:青森 豚肩ロース:群馬 鶏ガラ:国産 ハム:埼玉 きゅうり:埼玉 春雨:国産 白ごま:スーダン・パラグアイ産 米:山形(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日も暑かったです。給食室は、中華丼のあんかけを煮込んでいる釜、炊き立てのご飯のある炊飯器などの熱源がたくさんあるため、どこに行っても暑かったです。身支度も安全のため、帽子、白衣、マスクをきっちり付けているので、白衣の下はずっと汗をかきっぱなしです。それでも文句1つ言わずに料理に向き合ってくれている調理員さんたちの姿に、感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひ、生徒や保護者の方々にもそういった姿が伝わり、「砧中の給食はこんなに頑張って作っているんだ!」と知っていただきたいと思いました。 中華丼は、カレーなどと違い、スパイスなどの香辛料に頼ることができないので、この暑い中でも食べやすいように、塩、こしょう、しょうゆを使ってしっかり目に味を付けました。薄味だとご飯とともに大量に余ってしまいますが、そういったこともなく、今日はこの暑さの中でよく食べてくれていたと思います。 サラダは、春雨のツルッとした食感と、シャキシャキのもやし、きゅうり、人参と、ハムのうま味が混ざって美味しかったのですが、生徒たちが食べる頃には、この気温で少しぬるめになってしまったことが残念です。冷たければ、もっと美味しいのですが。そこを予測して、もう少しドレッシングにしょうゆと酢を入れて、しっかり目に味を付けるべきだったと反省しました。ですが、ありがたいことに子供たちはサラダもよく食べてくれていました! メロンは前回に比べて、すごく甘くなっていました。この暑さによって、急速に完熟に近づいたのでしょうか?こちらもよく食べてくれていました! |
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