☆ 5月24日 の 給食 ☆・ご飯 ・小松菜と豆腐のみそ汁 ・鮭の塩焼き ・じゃが芋の金平炒め 【 産 地 】 人参:徳島 ごぼう:青森 じゃが芋:長崎 玉ねぎ:佐賀 小松菜:埼玉 ねぎ:茨城 油揚げ:カナダ・アメリカ原料 鮭:チリ産 糸こんにゃく:群馬 豆腐:愛知・佐賀 豚肉:北海道 白ごま:スーダン・パラグアイ 米:山形(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日は和食です!和食は白ご飯を中心に様々なおかずと組み合わせることができるため、栄養バランスもとりやすく、給食にとって理想的な形です。今日も、みずみずしくてほのかな甘味をもつ山形県産の「つや姫」を使って、美味しいご飯を炊きました!おかずと一緒に美味しく食べてください! おかずには、白ご飯との食べ合わせが最高の「鮭の塩焼き」です。今日の鮭は脂がのっていてとてもジューシー!魚にはDHAという脳の発達に必要な栄養が含まれているので、しっかり食べて午後の授業もがんばってほしいです。 じゃが芋の金平炒めは、豚肉、人参、ごぼう、糸こんにゃくで作った金平に、最後に素揚げしたホクホクのじゃが芋を混ぜ込んで作っています!いろんな学校で人気な給食メニューで、今回砧中学校で初チャレンジしました! そして、「かつお節」のダシと「白みそ」の優しい風味で作ったみそ汁も美味しいです。小松菜、大豆製品である豆腐が、不足しがちな栄養を補ってくれています。 しかし!残念ながら今日の残菜はとても多かったです。おそらく、じゃが芋の金平炒めが、いつもの副菜に比べて量が多かったためだと思われます。「配りきれなかった」「おかわりしきれなかった」「お腹いっぱいになってしまってご飯、みそ汁も多めに残ってしまった」など、残菜を見ていろんな理由が読み取れました。作り手としては悔しい気持ちですが、金平炒めの量が多かったということはしっかり反省しないといけません。子供たちが無理なくバランスよく食べられるように、次回はレシピを直して再チャレンジしたいと思います。 ☆ 5月23日 の 給食 ☆・ビビンバ ・春雨スープ ・メロン 【 産 地 】 生姜:高知 人参:徳島 小松菜:埼玉 もやし:栃木 ねぎ:茨城 白菜:茨城 メロン:長崎 糸こんにゃく:群馬 卵:栃木 白ごま:スーダン・パラグアイ産 豚肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 鶏ガラ:国産 大豆:北海道 春雨:国産 たけのこ水煮:福岡・熊本 米:山形(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日はビビンバです。給食の定番メニューですが、砧中では今まであまり出ていないそうです。複雑な盛り付けは避けて、教室ではご飯の上に野菜をのせるだけの方式にしました。ご飯には、ひき肉と大豆のみじん切りで作ったそぼろと、炒り卵をあらかじめ混ぜてあります。そぼろの甘辛い味付けが美味しいです。野菜も、やわらかめにしっかり茹でた後に冷やして、その後に砂糖、みりん、しょうゆ、コチジャン、ごま油などで作ったタレを和えています。冷えた野菜が心地よく、これから暑くなってくる季節にはよく食べてくれるメニューだと思っています。ただ、野菜の味が少し濃かった気がしました。残念ながら、今日の残菜をまだ確認できていないので、明日確認してから、必要に応じてレシピに変更を加えていきたいと思っています。ホームページをご覧になられている方へ、ぜひお子様に感想を聞いてもらえると、そこからさらに給食への関心が高まると思いますので、ぜひ話題に出してみてください! 春雨スープは、じゃが芋でん粉から作られた春雨を使っています。緑豆春雨に比べてやわらかく、するすると食べやすいです。鶏ガラのダシと、生姜汁、ごま油の香りも合わさり、食欲をそそります。 そして、これからはいよいよメロンが登場します。旬の季節に入るので、夏休みまでに何回か登場してもらう予定です。 これからも全力で給食を作っていきます!毎日の給食をお楽しみに! ☆ 5月20日 の 給食 ☆・チリビーンズドッグ ・オニオンドレッシングサラダ ・米粉のクリームシチュー 【 産 地 】 にんにく:青森 玉ねぎ:佐賀 人参:徳島 キャベツ:東京 きゅうり:埼玉 じゃが芋:長崎 大豆:北海道 シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ産 バター:国産 米粉:埼玉 豚ひき肉:北海道 豚肩ロース:青森 鶏ガラ:国産 生クリーム:国産 ホールコーン:アメリカ産 【 今日 の 一言 】 チリビーンズドッグは、パンに縦の切り込みを入れて、そこに具をはさみます。具は豚ひき肉、にんにっく、みじん切りの大豆・玉ねぎ・人参、そしてトマトピューレとケチャップなどの調味料で作っています。最後に、チーズをのせてオーブンで焼いて出来上がりです。ピザに近い味で美味しかったです。大豆の栄養もとれるので、しっかり食べてほしいです。 サラダは、手作りドレッシングにすりおろした玉ねぎを入れています。野菜とドレッシングの比率を考えると、もう少し野菜を減らした方が、オニオンドレッシングの味を感じとれたのではないかと思います。 クリームシチューは、ルウを使わずに米粉でとろみをつけています。小麦粉、バターなどで作るルウは、食べた後はお腹が重たい感じになりやすく、時期などによっては食べづらくなります。ですが、米粉でとろみをつける方法ならば、油も少なくてすむので、さっぱりした感じで食べ進めることができます。豚肉は、長く煮ても固くならないように、やわらかめで少し高級な豚肩ロースの角肉を使いました。美味しかったのですが、もう少し食べやすいシチューにしたいので、次回はじゃが芋と米粉の量を減らして、さらにさっぱりとした美味しさのシチューを目指してみたいと思います。 ☆ 5月19日 の 給食 ☆・チキンカレー ・手作り福神漬け ・オレンジ(でこぽん) 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 玉ねぎ:佐賀 人参:徳島 じゃが芋:長崎 りんご:青森 きゅうり:埼玉 でこぽん:熊本 大根:千葉 鶏肉角・鶏ひき肉:北海道 鶏ガラ:国産 粉チーズ:ニュージーランド産 米:山形県(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日はチキンカレーです。ただカレーライスの四角い肉を豚肉から鶏肉に変えるだけでは、味がさっぱりしすぎてしまい物足りなくなりやすいです。そこで、砧中のチキンカレーは、鶏の角切り肉だけでなく、鶏ひき肉も使っています。ひき肉は全体に混ざりやすいので、肉のコクとうま味を感じやすいです。 4月にカレーライスを作ったとき、私自信中学校の給食のカレーライスを初めて食べたのですが、少し辛さだけが前面に出ていた印象でした。残菜もクラスによってまちまちだったので、もしかしたら辛くて食べられない子もいたのではと感じました。そこで、今回はカレー粉の量を減らし、すりおろしたりんごや粉チーズなどを加えてみました。悪くはなかったのですが、もう少しコク深い味にできる気がします。次回は、マンゴーチャツネやトマトケチャップを追加してレシピを作り直したいと思います。 福神漬けは、大根、きゅうり、人参に生姜汁、しょうゆ、酢、三温糖、ごまを和えています。甘めの味付けで作り、さらに野菜もやわらかめに茹でてもらっています。給食時間の短い中学校給食でも、気持ちに余裕をもって食べられたのではないでしょうか?残菜もそんなに多くはなかったです。 また、今日のオレンジはでこぽんでした。でこぽんは、甘くて皮も薄いので学校給食向きです。時季外れにも関わらず、数をそろえて美味しいでこぽんを納品してくれた八百屋さんに感謝です。 ☆ 5月18日 の 給食 ☆・五目あんかけそば ・ビーンズポテト ・フルーツポンチ 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 玉ねぎ:佐賀 人参:徳島 白菜:茨城 もやし:栃木 じゃが芋:長崎 いか:青森 ぶた肉:北海道 鶏ガラ:国産 大豆:北海道 うずら卵:国産 たけのこ水煮:福岡・熊本 みかん缶:国産 パイン缶:フィリピン産 黄桃缶:南アフリカ産 【 今日 の 一言 】 五目あんかけそばは、豚肉、魚介、うずら卵、野菜のうま味がつまったとても美味しいあんかけを中華めんにかけて食べます。 ビーンズポテトは、片栗粉をまぶしたじゃが芋と大豆をカラッと揚げて、塩、こしょう、パプリカ、ガーリックパウダーをかけています。スパイスの絶妙な配合がとても美味しいです。塩分も、1人分0.05gしか使っていないのでヘルシーです! フルーツポンチは、みかん、パイナップル、黄桃を混ぜ合わせて、冷やしたシロップを入れています。シロップは給食室の手作りで、水、砂糖、白ワインを煮詰めています。すっきりとした甘さで、暑い日には特に食欲をそそります。 どれもとても美味しかったのですが… 残菜は残念ながら多かったです!ほとんどが3年生でした。おそらく、来週にせまった修学旅行への準備に忙しい毎日を過ごしていると想像できます。食欲は、ざわざわした気持ちと疲労感など、精神面の影響を大きく受けます。安全で楽しい修学旅行ができることを願いつつ、ほんの少しだけ給食に気持ちを向けてもらえたら嬉しいかな? 少し申し訳なかったので、午後の洗い物を調理員さんの中に入って手伝ったのですが、あんかけのお皿とビーンズポテトの油のついたお皿を洗うのが、なんとまあ大変なこと!いつもありがとうございます。また、感謝の言葉をかけてくれる生徒もいるので、そういった言葉も調理員さんに、これからも伝えていきたいと思います。 ☆ 5月17日 の 給食 ☆・ご飯 ・和風ハンバーグおろしソース ・和風ドレッシングサラダ ・じゃが芋と若芽のみそ汁 【 産 地 】 ねぎ:茨城 人参:徳島 もやし:栃木 きゅうり:埼玉 玉ねぎ:佐賀 じゃが芋:長崎 えのき:長野 油揚げ:カナダ・アメリカ原料 わかめ:三陸産 豆腐:佐賀・新潟 卵:栃木 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 干し椎茸:群馬 米:山形県(つや姫) ハンバーグおろしソースの玉ねぎ:世田谷区 大根:千葉 【 今日 の 一言 】 今日は手作りハンバーグです。給食は肉の使用量が厳しく制限されているので、それほど多く使うことができません。そこで、豆腐と野菜を生地に混ぜ込むレシピが一般的ですが、実は肉だけで焼くよりも、水分の多いそれらの食材と一緒にしたほうがやわらかくて美味しいハンバーグになりやすいです。今日は和風ハンバーグということで、豚ひき肉、鉄分補給のため少量の豚レバーミンチ、木綿豆腐、みじん切りの長ねぎ・人参・干し椎茸と、パン粉、卵、砂糖、しょうゆ、酒を加えて作りました。肉の食べごたえそのままに、やわらかくてジューシーで、優しめの味のハンバーグになりました。おろしソースは、大根だけで作ると苦みが強くなってしまうため、玉ねぎも少し混ぜてすりおろしています。しょうゆ、砂糖で煮込み、水溶きでんぷんでとろみをつけて完成です。 ハンバーグを軸に、それぞれの料理の味がバランスよくまとまったメニューです。残菜も、どれかが多く残るといったことはなく、むしろ4月に比べてご飯とサラダの残菜が減った感じがします。特に汁物ですが、昨日の洋風卵スープがちょっと多く残ったため不安でしたが、今日の味噌汁はよく食べてくれていました。こういった様子が見られると、また明日もがんばろうという気持ちになります。 ☆ 5月16日 の 給食 ☆・チキンライス ・魚のパン粉焼き ・洋風卵スープ 【 産 地 】 人参:徳島 玉ねぎ:佐賀 にんにく:青森 生姜:高知 じゃが芋:長崎 小松菜:埼玉 ホキ(魚):ニュージーランド産 卵:栃木 鶏肉:北海道 鶏ガラ:国産 ベーコン:千葉 粉チーズ:ニュージーランド原料 ホールコーン:アメリカ産 米:山形県(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日は洋食メニューです。細かい話をすると、実はチキンライスやオムライスは海外から伝わったのではなくて、海外の食文化の影響を受けて、日本で考えられた料理だそうです。どちらも家庭で作れる洋食メニューとして、広く定着していますね。 砧中のチキンライスは、塩、こしょう、ケチャップだけでなく、隠し味にカレー粉を入れてあります。これにより、食欲がわいてくる香りが、ご飯につきます。 魚のパン粉焼きは、オリーブオイルで炒めたにんにくと、バジル、粉チーズをパン粉に混ぜています。作っている間は、にんにくのいい香りが給食室近辺にただよっていました。 洋風卵スープは、人参、じゃが芋、玉ねぎ、コーン、小松菜などを使っています。小松菜は春先ということもあり、虫が少しくっついていましたが、調理員さんが1枚1枚ていねいに洗ってくれたので、素材の美味しさそのままに使うことができました。溶き卵も少しずつスープに入れながら混ぜてくれたので、ふわふわの仕上がりです。 今日はチキンライスと魚の残菜は少なかったのですが、スープの残りが少し目立ちました。野菜はサラダよりもスープの方が残りやすい印象があるので、少しずつ食べられるようになってくれると嬉しいです。 ☆ 5月13日 の 給食 ☆・ご飯 ・鶏肉の生姜焼き ・ごまドレッシングサラダ ・どさんこ汁 【 産 地 】 生姜:高知 にんにく:青森 ねぎ:千葉 もやし:栃木 きゅうり:埼玉 人参:徳島 玉ねぎ:佐賀 じゃが芋:長崎 油揚げ:カナダ・アメリカ原料 わかめ:三陸産 ホールコーン:アメリカ産 バター:北海道 とり肉:北海道 ぶた肉:群馬 米:山形県産 つや姫 【 今日 の 一言 】 今日の給食のサンプルを見た生徒からは、「やった!肉だ!」と喜びの声が上がりました。給食では1日の肉の使用基準量が25gしかないため、主菜として使える日数が限られてしまいます。しかし、育ち盛りの子供たちにとっては、肉はとても嬉しいおかずなので、これからもバランスを見ながら出していきたいと思います。 今日の鶏肉の生姜焼きですが、鶏肉の開きを酒、しょうゆ、生姜汁、みじん切りのにんにくと長ねぎ、ごま油、砂糖、みりんに漬け込んで焼いています。ビニール袋を使って調味料をもみ込めば、ご家庭でも手軽に作ることができます。白ご飯がとっても進むおかずです。 当然のように残菜は少なかったです。0.9%しか残らなかったです。また、ご飯、サラダも10%以下だったので、バランスよく食べてくれたようで何よりです。砧中では汁物が比較的残りやすいのですが、この日のどさんこ汁も少なかったです。北海道を代表する食材を使ったみそ汁ですが、じゃが芋、コーン、わかめと親しみやすい食材と、最後に入れたバターのアクセントが、生徒の心をつかんだのかもしれません。 ☆ 5月12日 の 給食 ☆・チャーハン ・じゃが芋といかのチリソース ・わかめスープ 【 産 地 】 生姜:高知 ねぎ:千葉 万能ねぎ:静岡 じゃが芋:長崎 にんにく:青森 人参:徳島 えのき:長野 もやし:栃木 わかめ:三陸産 ホールコーン:アメリカ産 卵:栃木 いか:青森 ハム:埼玉 鶏ガラ:国産 とり肉:北海道 【 今日 の 一言 】 砧中学校の給食は700人分を作っています。レストランなどと違い、同時刻にすべてを作り、提供する大量調理なので、できることできないことが出てきます。ですが、砧中学校のチャーハンは、調理員さんたちの工夫により、大きな釜に大量の溶き卵を入れて、そこに炊飯釜2つ分のご飯を入れて、具と醤油、ごま油を加えながら炒める本格的な作り方をしています。そのおかげで美味しいパラパラなチャーハンができあがります。昨日はどの料理も残菜が少なかったです。美味しく給食を食べてくれている生徒のみなさんも、いつか調理員さんたちの工夫を強く意識してくれる日が来ればいいなと思っています。 新メニューのじゃが芋といかのチリソースは、細長く切った芋を素揚げし、いかは片栗粉をまぶして揚げています。その後、ケチャップ、豆板醤、ねぎ、砂糖、ごま油などで手作りしたチリソースをからめています。2種類を揚げなくてはいけないこと、また新メニューで慣れていないことなどから、調理員さんたちは給食時間ぎりぎりまで頑張ってくれていました。栄養士としては申し訳なかったのですが、おかげでこちらも大人気のようでした。ありがとうございます。 ☆ 5月11日 の 給食 ☆・スパゲティみそミートソース ・マセドアンサラダ ・ぶどうゼリー 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 玉ねぎ:佐賀 セロリ:静岡 人参:徳島 じゃが芋:長崎 きゅうり:埼玉 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 スパゲティ:トルコ原料 【 今日 の 一言 】 今日はスパゲティです。たっぷりの玉ねぎとトマトピューレを使っていますが、ケチャップは一切使っていません。味付けには、赤みそを使っています。野菜に火を入れすぎてしまうと、みそを入れた後に焦げ臭と苦味が出てしまいます。そのため、長時間かけて弱火でじっくりと火入れをしました。みそのコクとうま味を感じる、いつもとは違ったミートソースですが、生徒は違和感なく食べてくれており、4月のスパゲティよりも残菜は少なかったです。 サラダの「マセドアン」とは、サイコロ状に切った具材に付けられる名称です。にんじん、きゅうりのコロコロした彩のよい野菜に、じゃが芋のまろやかな味とコーンの甘味が合わさって、野菜が苦手な子でも食べやすいです。 ぶどうゼリーは、4月の「アップルゼリー」よりも寒天の量を減らし、舌でもつぶせるやわらかさに仕上げました。これから暑くなってくる季節に向けて、より気持ちよく食べられるデザートを目指しての改良です。 これからも、給食の工夫に目を向けて食べてもらえると嬉しいです。 ☆ 5月10日 の 給食 ☆・わかめご飯 ・さばのみそ煮 ・ほうれん草のごま和え ・かきたま汁 【 産 地 】 生姜:高知 もやし:栃木 ほうれん草:千葉 人参:徳島 えのき:長野 小松菜:埼玉 ねぎ:千葉 さば:欧州産 絹ごし豆腐:佐賀 卵:栃木 とり肉:北海道 【 今日 の 一言 】 今日は給食の中でも残菜の残りやすい「さば」と「野菜のごま和え」でした。そう言ってしまうと印象が悪いですが、どちらも日本の家庭料理として長く続いている料理です。こういった優しい味こそが、毎日食べる日常的な食事としてふさわしいと思うので、ぜひ子供たちもこういった味を「美味しい!」と感じてほしいです。 さばのみそ煮は、これまでは釜で煮詰めて作っていましたが、それだとみその味が強く出てしまうので、今日はスチームコンベクションオーブンで、みそダレに漬けながらじっくり長く火入れしました。それによりさばの生臭さも消えて、みその風味をほのかに感じる仕上がりになりました。 ごま和えは、しょうゆメインの味付けに、砂糖、すりごま、ねりごまを適度に混ぜています。こちらもしょうゆ、ごまの味が主張しすぎることのないように配慮しています。 かきたま汁は、調理員さんが少しずつ溶き卵を入れながら煮てくれたことで、ほそくふわふわなかきたま汁になっています。 今日の残菜は、多いということはありませんが、決して少ないといったわけではありませんでした。ご飯の残りはこれまでに比べて少なくなりましたが、汁物とさばの残りが目立ちました。いつか作り手の思いが通じると信じて、これからも味の向上を目指していきたいと思います。 ☆ 5月9日 の 給食 ☆・中華丼 ・春雨中華サラダ ・オレンジ 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 玉ねぎ:佐賀 人参:徳島 えのき:長野 白菜:茨城 もやし:栃木 きゅうり:埼玉 オレンジ:愛媛 いか:青森 ぶた肉:神奈川 鶏ガラ:国産 【 今日 の 一言 】 今日の中華丼は、元のレシピから大幅に変更して実施しました。使った食材は、ぶた肉、玉ねぎ、たけのこ、にんじん、えのき、いか、白菜、うずら卵です。チンゲン菜やむきえび、長ねぎなどを無くし、使用する食材を厳選しました。そうすることで味もまとまりやすくなり、下処理も少なくなるのでじっくり火入れすることができます。しっかり煮込むと、肉が固くなりやすいので、今日はやわらかい「豚肩ロース」を使いました。とってもいいお肉なので、「今日の肉は美味しいぞ!」と気付いた生徒がいたら、嬉しいです。 春雨サラダは、これまでの「緑豆春雨」から、芋のでん粉などから作られる「ばれいしょでん粉春雨」に変えました。こちらの方がやわらかいので、時間が短い中学校給食でも、余裕をもって食べやすいのではと考えました。ただ、くっつきやすい、溶けやすいなどの欠点があり、今日もくっついている物があったので、次回は茹でた後に、徹底的に流水で冷やしたいと思います。 ゴールデンウィーク明けでクラスによっては欠席が多いところもあったそうですが、ほとんどのクラスでご飯、あんかけ、サラダと残りも少なく、よく食べてくれていました。 ☆ 5月6日 の 給食 ☆・中華おこわ ・若竹汁 ・白身魚のあずま煮 【 産 地 】 人参:徳島 ねぎ:千葉 生姜:高知 えのき:長野 油揚げ:カナダ・アメリカ原料 わかめ:三陸 産 白身魚(メルルーサ):アルゼンチン産 ぶた肉:北海道 たけのこ:香川 【 今日 の 一言 】 昨日は5月5日こどもの日でした。砧中の給食でも、行事食である「ちまき」を作りたかったところですが、今の食数、給食室の体制などを考えると、「おこわを作る→1個1個竹の皮につつむ→蒸す」 という工程を給食時間までに完了できるかが難しかったため、皮に包まない「中華おこわ」として出しました。米ともち米を半分ずつにし、ラードを加えて炊飯しているので、コクの深いご飯になっています。具には豚肩肉の角切りと、椎茸、たけのこ、にんじん、ねぎを使っています。きのこ・野菜はみじん切りにしているので、混ぜご飯特有のボリューム感は控えめになっているので、食べやすいと思います。 白身魚のあずま煮は、「煮」という名前が着いていますが、調理法としては下味を漬けた魚に片栗粉をまぶして揚げた後に、タレをかけています。「あずま」とは「関東地方」のことを指し、この料理は関東の学校給食から誕生した料理です。学校給食発祥なだけあって、とても美味しい魚料理です。 若竹汁は、味の相性が良いとされる「わかめ」と「たけのこ」を使った季節の料理です。おこわにもたけのこを使っていますが、こちらのたけのこは、今年とれたばかりの新鮮な物を使っています。ダシとたけのこの風味を感じ取れるよう、塩と醤油の味は少し控えめにしました。 クラスによっては、ご飯、魚、若竹汁のどれかが多めに残っているといった様子が、時々見られました。しかし、「全ての料理を多く残している」クラスはありませんでした。4月の汁物は具が少なめだったので今日の若竹汁が具だくさんに感じた、欠席者が多くて魚が多く残ってしまった、様々な理由が考えられます。また、4月の「たけのこご飯」に比べると、今日の混ぜご飯の残菜はかなり少なかったです。今後もクラスの残菜について注視していき、より良い形を目指していきたいと思います。 ☆ 5月2日 の 給食 ☆・ご飯 ・ししゃもフライ ・昆布サラダ ・新じゃがのそぼろ煮 【 産 地 】 キャベツ:愛知 白菜:茨城 人参:徳島 玉ねぎ:佐賀 新じゃが:鹿児島 さやえんどう:愛知 ししゃも:北欧 産 糸こんにゃく:群馬 豚ひき肉:北海道 干し椎茸:岩手 【 今日 の 一言 】 4月から砧中学校の栄養士として着任しました岩黒です。5月からは私の作った献立になります。これからもよろしくお願いします。 今日は季節の食材「新じゃが」を使った料理です。ひき肉と角切りにした玉ねぎ、みじん切りにした人参、椎茸、そしてホクホクのじゃが芋が合わさったとても美味しい料理です。調理員さんがじっくり煮込んでくれたからこその美味しさです。 ししゃもフライは、焼きししゃもよりも食べやすいので、給食向きの料理です。高温で揚げているので、骨も安心して食べることができます。小魚は成長期の子供たちにとっての貴重なカルシウム源なので、これからもしっかり食べてほしいです。 昆布サラダは、ドレッシングに塩昆布を入れることで、うま味とコクがプラスされる料理です。残念ながら、今日はサラダの残菜が多く残ってしまいました。もう少し白菜とキャベツを減らせる余地はあると思うので、次回は少し調整したいと思います。 5月からは、全体的にお米の量を減らし、ドレッシングの味付けを見直しました。何か感想があれば、次回につなげていきたいと思うので、栄養士を見かけたらぜひ声をかけてください。 ☆ 4月28日 の 給食 ☆・プルコギ丼 ・チョレギサラダ ・わかめスープ 【 産 地 】 玉ねぎ:兵庫 人参:徳島 もやし:栃木 りんご:青森 生姜:高知 にんにく:青森 にら:栃木 キャベツ:神奈川 きゅうり:埼玉 ねぎ:千葉 わかめ:三陸 産 鶏ガラ:国産 豚肉・鶏肉:北海道 【 今日 の 一言 】 プルコギ丼という料理を私自信初めて食べましたが、クセも変に強い味もなく、とても美味しく食べられました。残菜も少なかったです。野菜もたくさんとれるので、給食時間の短い中学校の給食の強い味方になると思います。ただ、ぶた肩肉の固さが少し気になりました。通常、ぶた肩肉はもも肉よりも固さは気にならないのですが、「炒める」という調理形態と、「丼ぶりとして食べる」ということが関係しているのかもしれません。次回は、「ぶた肩ロースの細切り」あたりにすると、やわらかくて食べやすくなるかもしれません。 この日の残菜は、サラダが多く残りました。味は良かったと思ったのですが、プルコギ丼にも野菜が多く使われていたためかもしれません。しかし、給食後に離任式が控えている中、全体的によく食べてくれたと思います。 ☆ 4月27日 の 給食 ☆・タンタンつけ麺 ・ちくわの磯辺揚げ ・キャベツの中華サラダ 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 にんじん:徳島 白菜:茨城 もやし:栃木 ねぎ:千葉 にら:栃木 キャベツ:神奈川 きゅうり:埼玉 鶏ガラ・豚ガラ:国産 ぶた肉:北海道 ちくわ:日本・アメリカ原料 白ごま:スーダン・パラグアイ産 【 今日 の 一言 】 今日はタンタンつけ麺です。給食でよく「ラーメンを出して!」とどこの学校でも言われますが、伸びてしまうのを防ぐため、麺とスープを別々に出さなくてはなりません。そうすると、麺がちゃんと「つけ麺」として美味しく食べられるか、固くならないかなどが問題になってきます。この砧中学校のつけ麺はとても美味しく、きっとこれまでも子供たちの楽しみになっていたのではないかと感じます。今後も作っていきたいと思っています。 塩、白みそ、赤みそ、八丁みそ、しょうゆ、豆板醤、酢、ごま油、ラードと様々な調味料を少しずつ使っています。そのため、しっかりしている味のようで、塩分量は市販の物と比べて低くなっています。野菜も、にんじん、白菜、もやし、ねぎ、にらがたっぷり入っています。野菜を中心に食べてもらえれば、さらに塩分控えめで栄養もたっぷりとれます。 キャベツの中華サラダは、調理員さんにこれまでよりも長めに野菜をゆでてもらいました。味も食感もやわらかくなっているので、野菜が苦手な人も食べやすいと思います。実は、今日はこのサラダが1番残菜が少なかったです。素晴らしい! ちくわの磯辺揚げは1人2本ずつとボリューム満点。残菜も少なかったのですが、練り物製品は塩分が高めです。次回、ラーメンには他の料理と合わせた方が、さらに栄養バランスがよくなるのではと考えています。 給食ではどれくらいの残菜が出ているのか?この日は春の料理「たけのこご飯」のメニューの日でした。たけのこの風味が香る、季節を感じる料理でしたが、たけのこの味が苦手という子供も多いです。また、混ぜご飯は、味がカレーライスのような強さがなく、具が混ざっていることからボリュームを感じやすいため、どこの学校でも残菜が残りやすいです。 砧中学校でも、比較的多くの残菜が残りました。多いところでは、2枚目の写真のように1クラスでこのくらい残っていました。この日の残菜は、混ぜご飯だけで大きいゴミ袋が2つ分程度になりました(3枚目の写真)。 給食の残菜が多くなる理由としては、給食への興味関心がない、余裕をもって食べる時間がないことなどが考えられます。しかし、砧中学校は先生と子供たちの給食への関心は決して低くはありません。まずは、レシピや作り方のさらなる工夫で、子供たちの苦手意識をなくし、自然に食べてくれるように目指していきたいと思います。 例えば今日のたけのこご飯の場合は、 ・たけのこの量が多かったので(他の具の3倍近く)、他の具よりもちょっと多いくらいに調整する ・具の鶏むね肉は火を通すと固くなるので、豚ひき肉に変えてご飯全体にコクと味の強さが行き渡るようにする といった変更をします。 給食もご家庭の料理と同じく、次につなげるための試行錯誤をしています。今日の給食についてご家庭でも話題に出していただき、子供たちも保護者のみなさまも、給食への関心と調理員さんのがんばりに今後も目を向けていただけると嬉しいです。 栄養士 岩黒 ☆ 4月26日の給食 春の料理「たけのこご飯」でしたが… ☆・たけのこご飯 ・焼きさば おろし醤油がけ ・田舎汁 【 産 地 】 にんじん:徳島 さやえんどう:愛知 大根:千葉 ごぼう:青森 じゃが芋:鹿児島 ねぎ:千葉 油揚げ:アメリカ・カナダ原料 さば:欧州産 こんにゃく:群馬 とり肉・ぶた肉:北海道 たけのこ:国産 米:山形県(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日は旬の食材、たけのこを使った炊き込みご飯でした!たけのこは国産の「水煮」の物を使っていますが、旬の季節だけに、たけのこの風味が一段と強く感じ取れました。先生たちからは、「たけのこの味がしっかり感じて美味しい」と感想を聞きましたが、子供たちにとっては苦手とするたけのこの味なので、不安は尽きませんでした。 焼きさばの大根おろしは、苦味がそれほど強くなかったので、比較的食べやすかったです。次回は、大根だけでなく、玉ねぎのみじん切りも加えてじっくり火を通すことで、甘味も強くなり、より給食向きになると思います。 混ぜご飯は、給食の中でも1番残菜が出やすい料理です。チャーハンのように人気が出るようにと、混ぜご飯に使う油揚げはあえて「油抜き」はせずに、油揚げの「油分」で混ぜたときにご飯がほどよくパラつくようにしています。今日もいろんな工夫がされた砧中の給食ですが、どのような結果になったのかは、ぜひもう1つの記事をご覧ください。 ☆ 4月25日 の 給食 ☆・アスパラ入りカレーライス ・シャキシャキ野菜 ・パイナップル 【 産 地 】 米:山形県(つや姫) にんにく:青森 ・セロリ:福岡 玉ねぎ:北海道 生姜:高知 にんじん:徳島 じゃが芋:鹿児島 アスパラガス:栃木 大根:千葉 れんこん:茨城 きゅうり:埼玉 パイナップル:沖縄 とり肉:北海道 鶏ガラ:国産 【 今日 の 一言 】 今日のカレーライスは旬の食材「アスパラガス」が入っています。八百屋さんから、とても立派なアスパラガスが届きました。大きく切りすぎてしまうと、アスパラが目立ちすぎてしまい、カレーの味のバランスを崩すと考えたので、薄く斜めにスライスしてもらいました。ていねいに切ってくれた調理員さんに感謝です。 シャキシャキ野菜には、大根、れんこん、きゅうり、にんじんを使っています。名前のとおり、食感が残るように控えめにゆでてもらい、冷やした後にしょうが汁、しょうゆ、みりん、酢、三温糖を混ぜた調味液と和えています。 パイナップルは、1/16に切ったので、思ったよりも小さめでしたが、とても甘くて美味しかったです。 しかしながら、残菜としては野菜が多めに残ってしまい、カレーライスもクラスによっては少し多めに残っていました。原因としては、ご飯の量が多かったのと、シャキシャキ野菜の味が薄かったことが考えられます。5月の献立では、米の量が少なくなるよう全体的に調節しています。また、カレーがけっこう辛かったので、5月に予定しているチキンカレーはカレー粉を減らし、すりおろしのりんごや粉チーズを加えるなどの変更をしています。副菜も、福神漬けのようにしっかりとした味付けにするつもりです。今後も、生徒が無理なく自然に食べられる給食を目指していきたいと思います。 ☆ 4月22日 の 給食 ☆・わかめご飯 ・アジの南蛮漬け ・野菜の辛子和え ・みそ汁 【 産 地 】 玉ねぎ:佐賀 もやし:栃木 小松菜:府中市 ねぎ:千葉 油揚げ:カナダ・アメリカ原料 アジ:ベトナム産 豆腐:愛知・佐賀 【 今日 の 一言 】 今日のメインは、春に旬を迎えるアジです。30gの小ぶりの物を2個付けで出しています。片栗粉をまぶして油で揚げて、しょうゆ・砂糖・玉ねぎなどから作った甘辛ダレをかけています。アジといえば、骨が多く、学校給食でもよく骨が刺さったという事例を聞きやすい魚ですが、今回は油でしっかり揚げているので、しっかりよく噛めば骨ごと食べることができます。これからもししゃもなどの骨ごと食べられる魚は、成長期の中学生にとって貴重なカルシウム源となるので、しっかりよく噛んで骨ごと食べてほしいです。 辛し和えも、粉マスタードの絶妙な加減により、刺激的ではない、しょうゆなどと調和した食欲をそそる辛さになったと思います。 かつお節でとったダシと、赤みそ、白みそを溶いたみそ汁も美味しい!子供たちも、同じような感想をもってくれていたら、とても嬉しいです。 |
|