☆1月18日(水)の給食・ちゃんぽん風つけ麺 ・大豆ミートぎょうざ ・わかめサラダ 【 産 地 】 生姜:高知 にんにく:青森 豚肩肉:北海道 人参:千葉 玉ねぎ:北海道 鶏ガラ:国産 ホールコーン:アメリカ産 キャベツ:愛知 いか:ペルー産 ねぎ:世田谷区 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 大豆:北海道 にら:栃木 もやし:栃木 きゅうり:群馬 わかめ:岩手 白ごま:スーダン・パラグアイ産 【 今日 の 一言 】 今日はつけ麺です。ちゃんぽん麺にならって、具は豚肉、人参、玉ねぎ、コーン、キャベツ、いか、なると、ネギを使っています。味付けは塩、こしょう、醤油、オイスターソース、ごま油です。ただ、スープが白濁していないので、ちゃんぽんという感じにはまだ届かなかった印象です。麺も、ちゃんぽん麺ではなく、いつもの蒸し中華麺です。ちゃんぽん麺にすると茹でる必要があり、麺だけ別出しにするとくっついてしまう、かといって汁に入れると伸びてしまうので、いつもの「蒸して使える麺」を使うしかありませんでした。 次回に向けて、もう少しちゃんぽん麺の雰囲気を出す必要があります。今回は鶏ガラをメインにダシをとりましたが、煮出す時間が2時間未満なので、白く濁らせるのは難しいです。そのため、次回は豚骨でダシをとってみたいと思います。野菜くずと一緒に煮出すので、臭みはおそらくなんとかなるはず! 大豆ミートぎょうざは、ひき肉だけでなく、大豆のみじん切りも加えたヘルシーなぎょうざです。今日は揚げ物用の釜が途中で故障するというトラブルに見舞われましたが、チーフをはじめとする調理員さんたちの力で事なきを終えました。職人さんたち本当にすごいです! お休みが多いクラスでも、よく食べてくれていました。ただ、後で気付いたのですが、「大豆ミート」という肉の代替品として使える大豆製品が実在します。今日のぎょうざの名前は、「肉と大豆が入っているよ」という意味で、語呂の良さそうな名前を付けて見ましたが、このままだと「肉は使っておらず、全て大豆ミートを使っている」と誤解される気がしたので(最近の生徒は、本当によく知っています)、「大豆入り肉ぎょうざ」という名前に変更します。他に何か人気の出そうな名前の案があれば、栄養士にまでお願いします。 わかめサラダは、前回は味が薄かったので、今回はわかめの種類を「乾燥」から「冷凍生わかめ」に変えました。そのおかげで、仕上がり量も味もコントロールしやすくなりました。次回は味を少し薄めにして、いろんな料理に合わせやすいようにしたいと思います。 ☆1月17日(火)の給食・ご飯 ・キャベツの中華サラダ ・豆腐とえびのうま煮 ・ぶどうゼリー 【 産 地 】 米:山形(つや姫) キャベツ:愛知 人参:千葉 ハム:埼玉 きゅうり:群馬 白ごま:スーダン・パラグアイ産 生姜:高知 にんにく:青森 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 豚肩ロース:北海道 玉ねぎ:北海道 たけのこ水煮:福岡・熊本 干椎茸:岩手 鶏ガラ:国産 えび:インド産 いか:ペルー産 豆腐:愛知・佐賀 チンゲンサイ:茨城 万能ねぎ:福岡 【 今日 の 一言 】 今日のメインは「豆腐とえびのうま煮」です。野菜は玉ねぎ・たけのこ・人参・チンゲンサイ・万能ねぎです。肉は「豚ひき肉」に鉄分補給のための「豚レバーミンチ」を混ぜた物と、肉の存在感を出すために豚肩ロースの小間切れも使っています。肉と野菜を炒めたら、給食室で煮出した「鶏ガラスープ」を加え、煮込みながら干し椎茸・塩・薄口しょうゆ・酒・オイスターソース・豆板醤を入れていきます。その後、豆腐とえび、いかを加えて少し煮たら、最後の仕上げとして万能ねぎ、水溶き片栗粉、ごま油を加えます。肉・野菜・魚介・干し椎茸のそれぞれがもつ旨味が口の中で合わさって「相乗効果」を生み出し、より深い美味しさを出してくれます。ほんのりピリ辛な味も中学生向きです。さらなる美味しさを目指してもう少し辛味を強くした方がいい気がしつつも、辛いのが苦手な人がいることも考えて、次回は豆板醤の量を10gだけ増やして作ってみたいと思います。 中華サラダは、野菜とハムを使っています。酸味とごま油を効かせた中華風ドレッシングが、野菜とハムに良く合っていました。味はもう少し薄めでもいいと思ったので、次回は塩の量を少しだけ減らしてみます。 ぶどうゼリーは給食室手作りです。今日も相変わらず美味しい。給食室で煮出した寒天液と「100%ぶどうジュース」を混ぜて加熱し、ゼリーカップに入れていきます。しっかり固まりつつも、口の中に入れるとすぐに崩れるちょうどいい「あんばい」がなんとも言えません! しかしながら、やはり3学期は欠席が多いためか、残菜も決して少なくはなかったです。3年生の欠席者が多いのは予想をしていましたが、1・2年生でも集中しているクラスがあり、多いクラスでは10人ほどいました。残菜もサラダとゼリーはまだマシでしたが、煮物が少し多め、ご飯は多め、牛乳はたくさん残りました。 先日、給食委員会がありましたが、各クラスの給食委員さんも残菜を気にしており、とくに「ストローが無くなったことで、牛乳の残りが増えた」と感じているようで、頭を悩ませていました。しかし、生徒たちが日々の給食について真剣に取り組んでくれている様子が見られて、私はそれが嬉しかったです。このように、給食の残菜を減らそうと一生けんめい取り組んでいる生徒たちがいる一方で、私たち給食室側でも何かできないか?それを考えてみた結果、当面の間、ご飯の量を調整することにしました。 しばらくは、お米の量を少し減らして様子を見つつ、生徒たちにはその分おかずをしっかり食べてもらい、いろいろな食材から栄養をしっかりとってほしいと思います。そして欠席者の人数が落ち着いた頃を見計らって、少しずつお米の量を戻していくつもりです。おそらく今が中学校で1番不安定で大変な時期だと思います。みんなで協力して乗り越えていきましょう! ☆1月16日(月)の給食・チキンライス ・チーズオムレツ ・冬野菜のスープ煮 【 産 地 】 人参:千葉 鶏もも肉:北海道 玉ねぎ:北海道 ベーコン:千葉 調理用牛乳:東京牛乳 ダイスチーズ:ニュージーランド産 卵:栃木 鶏ガラ:国産 豚肉:北海道 ウインナー:東京 じゃが芋:北海道 マッシュルーム缶:インドネシア産 白菜:茨城 ブロッコリー:愛知 かぶ:千葉 米:山形(つや姫) 【 今日 の 一言 】 今日は前回好評だったチキンライスとオムレツの組み合わせです。 チーズオムレツはバターでベーコン、玉ねぎを炒めて塩、こしょう、牛乳、溶き卵、チーズを加えて全体が混ざったら鉄板に流し込み、オーブンで焼きます。前回、玉ねぎはスライスしましたが、卵の中で大きく形が残って目立っていたので、今回は粗みじん切りにしました。しかし、前回よりも残菜が多く出ました。 玉ねぎの切り方の他にも、ダイスチーズがあまり溶けずに卵の中でしっかり形が残っていたこと、とあるクラスの先生、生徒から「しょっぱい」という感想があったことが気になりました。私はしょっぱいという感じはしなかったので、しっかり混ざっていなかったのかもしれません。玉ねぎの切り方を粗みじんに変えたことでボソボソ感が強くなった、しっかり混ざっていなかった、チーズが溶けずに形が残っていたなどの理由で残菜が多くなった、もしくは単純に2学期よりも欠席が多くなったので残った、いろいろな可能性が考えられます。そのため、ここは純粋に美味しくさせることを考えた改善策にしようと思います。調理員さんからバターの量が多目な気がしたと聞いたので、バターの量を減らし、塩とチーズの量も減らし、玉ねぎは小さめ・たて半分のスライスに切り方を変えて、肉の味を少し強くしたかったのでベーコンの量を増やし、チーズはしっかり溶けるまで生地に火を通すことを徹底するようにしました。これで、どんな季節に出してもみんなが食べてくれる人気メニューになることを願っています。 冬野菜のスープ煮は新メニューです。もう少し、冬野菜を使ったレシピが欲しかったので、ポトフを参考にして作りました。豚肉、ウインナー、人参、じゃが芋、マッシュルームと、旬の食材として白菜、かぶ、ブロッコリーが入っています。ブロッコリーが見た目から目立つので、クラスによっては多く残るかもしれないと心配していましたが、そんなことはなくて安心しました。この料理はスープよりも汁が少なく、具材が多めの、スープと煮物のちょうど中間のような感じの料理です。具を多く食べるので、気持ちしっかり目に味付けをしました。 明日の給食も美味しくできるように、これからも給食室は日々努力していきますので、よろしくお願いします! ☆1月13日(金)の給食・ご飯 ・さばのみそ煮 ・にらもやしのごま風味 ・白玉雑煮 【 産 地 】 米:山形(つや姫) さば:欧州産 赤みそ・白みそ:国産 生姜:高知 もやし:栃木 にら:栃木 鶏もも肉:北海道 白ごま:スーダン・パラグアイ産 人参:千葉 大根:神奈川 小松菜:茨城 ねぎ:世田谷区産 【 今日 の 一言 】 今日はお雑煮です!みなさんは各家庭でお雑煮は食べましたでしょうか?ご家庭では、お雑煮よりもおせちに力を入れたり、旅行などの予定が詰まっていたり、私生活がいろいろと忙しかったりして、食べていない人もいるかと思います。私もそんな年明けがこれまでもありました。しかし、砧中に通っていれば、今日の給食でお雑煮は食べられたはず! お雑煮には「体を保養する」「縁起をかつぐ」といった意味があり、お正月に伝統的に食べられてきた料理です。給食のお雑煮を食べて、みんなが今年も元気に過ごし、目標に向かって努力できる良い1年となることを願っています。 給食では、さすがに四角い切り餅は使えませんので(1人1個ずつ配るための調理、配缶するという膨大な作業があるため)、白玉もちを使用しています。ですが、鰹節の効いたダシと薄口醤油による透き通った汁、調理員さんたちの素晴らしい調理により、本格的なお雑煮の美味しさを出すことができました。食べてみると、香り豊か、味もしっかりしており、野菜の美味しさ、白玉もちの柔らかい食感も楽しめる、大満足な仕上がりでした。 さばのみそ煮は今日も美味しい!みそ、砂糖、みりん、酒、だし汁、スライスした生姜でタレを作り、さばと一緒にスチームオーブンでじっくりと焼いています。生姜とみそがさばの生臭さを消し、逆に美味しい香りへと変身させています。この料理は、1学期はたくさん残ってきたこともありましたが、今ではどのクラスも良く食べてくれています。今日の様子を見て、ししゃもやさばは本当に残菜が減ったと思います。 にらもやしのごま風味はおそらく初めて作った副菜です。タレの酸味が思ったよりも効いていたこと、タレと食材があまり絡んでいなかったところが気になりました。おそらく同系統の他の和え物と比べて、ごま油の量が少なかったからかもしれません。しかし、残菜は多くなかったので、他の料理との差別化もできることから、さっぱり路線のままでいいかもしれません。 今日もバランス良く食べてもらえて嬉しかったです。 ☆1月12日(木)の給食・ホイコーロー丼 ・焙煎ごまサラダ ・にら玉スープ 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 生姜:高知 赤みそ:国産 豚肩ロース:神奈川 人参:千葉 キャベツ:愛知 ピーマン:高知 もやし:栃木 きゅうり:群馬 わかめ:三陸 白ごま:スーダン・パラグアイ産 鶏もも肉:北海道 鶏ガラ:国産 豆腐:愛知・佐賀 にら:静岡 卵:栃木 【 今日 の 一言 】 今日は、野菜たっぷりホイコーロー丼です!ホイコーローの要(かなめ)となる食材と言えば、豚肉とキャベツです!本来は、豚肉を茹でて薄切りにした後に、再び鍋で炒めて調味し、野菜などを加えて作ります。回鍋肉(ホイコーロー)、鍋を回すという字のごとく、一度調理した物を再度鍋に戻して調理するという意味の名前が付けられました。給食では、いつものようににんにく、生姜、豚肉と野菜を炒めながら調味して作っていますが、本場の味に近づくよう、豆板醤を効かせた味付けをしています。 さらに、キャベツは大きなザル3カゴ分、およそ40kg使いました。初めは釜から溢れんばかりでしたが、火が通るにつれてカサが減り、最後は料理として馴染みました。適度にシャキシャキ感の残る、最高の仕上がりです!前回のレシピが好評だったので、今回も同じレシピで作ったのですが、思ったよりもピリ辛感が強く、口に残る感じでした。中には「辛い」と感じた子もいたかもしれませんが、残菜自体はそれほど多くなく、全体では気に入ってもらえた印象でした。とりあえず、微々たるものですが1人分の豆板醤の量を0.02g減らして、次回の様子を見てみたいと思います。 焙煎ごまサラダは、よく中華系の丼物と組み合わせるサラダです。もやし、きゅうり、人参、わかめを茹でて冷やした後に、サラダ油、ごま油、白ごま、醤油、酢などの調味料で作ったドレッシングを和えています。 今日の場合、主食がボリュームたっぷりの料理で野菜も多く入ってるので、せめてサラダの方は量を少なめにした方がいいと思いました。今日の仕上がり量だとちょっと多いかな?また、味も薄かったのでもう少し強くしたい!でも、塩分量は増やしたくない!…というわけで、次回は「もやし」と「サラダ油」の量を減らし、「酢」と「ごま油」は量を増やして作ってみます。 今日のスープは、卵の入った「にら玉スープ」です。砧中では、スープのおかずが残りやすいです。これまでの砧中のスープは「汁が多め、具が少なめ」でしたが、もういっそのこと残るなら、栄養が少しでも取れるように具だくさんにしようと思いました。今日からスープの水分量は、1人分5g減らしてあります(全体では3.5kg減になります)。これにより全体量が減り、さらに調味料の量を増やさずに味を濃くすることができます。後は生徒たちが気に入るかどうかでしたが、今日の残菜はそこまで多くはありませんでした。栄養良し、味も良しということで、今後はこの方向で行きたいと思います。 いや、よく食べてくれたのは、今日も調理員さんが丁寧に作り、熱い釜の前で「溶き卵」を少しずつ時間をかけて入れて、細くフワフワに仕上げてくれたおかげですね。 ☆1月11日(水)の給食「今年もよろしくお願いします。」・カツカレー ・カルちゃん大根 ・いちご 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 生姜:高知 豚ひき肉:青森 豚レバーミンチ:国産 玉ねぎ:北海道 人参:千葉 鶏ガラ:国産 じゃが芋:北海道 豚ひれ肉:青森 粉チーズ:ニュージーランド産 大根:神奈川 きゅうり:埼玉 ちりめんじゃこ:広島 白ごま:スーダン・パラグアイ産 いちご:栃木・静岡 【 今日 の 一言 】 明けましておめでとうございます。今年も砧中学校の給食をよろしくお願いします。今年最初の給食は、とにかく生徒が喜んでくれるよう、カツカレーにしました!また明日の給食も楽しみになり、元気よく学校生活が送れる、良いスタートになってくれればと思います。 カツは、揚げた後も柔らかい「豚ひれ肉」を使いました。少し安い豚ロースや、安価なチキンカツにした方が予算も安心ですが、やはり柔らかく美味しくカツカレーとして食べるのならヒレカツです!限られた予算を有効に使い、生徒が実感できる形になるよう、今後も給食の内容を考えていきたいと思います。 カツカレーと言っても、カレーライス自体に肉を全く入れないと、コクが出なくなってしまいます。そのため、少量ですが豚ひき肉を使っています。にんにく、生姜と共に炒めて、野菜も加えて炒めたことで、カレールウもコク深い味になりました。 カルちゃん大根は、ごま油としょうゆ、お酢が効いた爽やかな味です。口の中がさっぱりするので、食べた後にまたカレーが欲しくなります。 いちごは、今日は「とちおとめ」と「紅ほっぺ」です。12月のクリスマスで今市場ではいちごが不足しているそうです。そんな中、八百屋さんが何とか美味しいのを揃えてくれました。ありがたいです! 年明けも給食は平常運転です。何事もなく給食が作れて、とても嬉しいです!カラッと揚がるよう豚ひれに衣をつけて、しっかり揚がるよう、さらに揚げすぎないように注意してもらったおかげで、美味しいカツになりました。 3枚目の写真は、最後の仕上げにカレーに粉チーズを加えたところです。今年も、頼もしい調理員さんたちと一緒に、がんばっていきたいと思います。 |
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