【校内掲示】給食コーナーを新しくしました!!1枚目は、砧中学校の給食の残菜率を掲示するコーナーです。学校給食は大量調理という性質上、残菜は付き物です。そのため、無理に完食を目指すのではなく、残菜を少しでも減らして食べ物を大切にし、今できるSDGsにつなげようという思いのもとで、これから掲示していきます。 2枚目は、5日間ごとの残菜グラフです。給食では毎日3〜4品の料理が作られます。それぞれどのくらい残ったのかを棒グラフで示しています。上には、栄養士からのコメントも添えています。コロナ禍により、様々な食育活動ができなくなりましたが、栄養士から生徒への新たな情報発信の場として、作り手の思いを伝えていきたいと思います。これにより砧中の生徒たちも日々のメニューを振り返り、給食への関心が高まり、栄養士に何か意見を伝えるきっかけとなり、交流の機会が増えると嬉しいです。 最後は、牛乳のアピールポイントです。実は、牛乳は砧中の給食の中でも、残菜が多い方です。たまに少ないときもありますが、大体はその日の残りで1番多いです。 牛乳も、牛を育てている酪農家の方、製造メーカーのトモエ乳業さんと配送の方、そして数をそろえてきれいに配缶してくれる調理員さんなど、たくさんの人の手がかかっています。自分自身の健康のためだけでなく、そういった人たちの思いも受けて、大切に飲んでほしいです。 今年の7月に、世田谷区の栄養士の研修で、日本乳業協会の方から牛乳についてお話しを伺いました。よく、牛乳は重要なカルシウム源という話を聞きますが、今回印象に残ったのは、「肌荒れを防ぐビタミンB2も多く含まれている」「牛乳を毎日飲んでいると肌荒れが少ない、肌の状態が良いと感じている人が多いという研究結果がある」、というお話しでした。給食に毎日出ている牛乳、その栄養の素晴らしさを知ってもらい、子供たちもより親しみをもって、これから飲んでもらいたいです。 栄養士 岩黒大志 |
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