☆6月9日(金)の給食・カツカレー ・手作り福神漬け ・メロン 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 生姜:高知 鶏ガラ:国産 にんにく:青森 玉ねぎ:愛知 人参:茨城 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 じゃが芋:静岡 マンゴーチャツネ:タイ産 粉チーズ:ニュージーランド原料 豚ひれ肉:青森 大根:青森 きゅうり:世田谷 メロン:茨城 白ごま:スーダン・パラグアイ産 【 今日 の 一言 】 いよいよ明日は運動会!給食室からも応援の気持ちを込めて、今日は豚ヒレ肉を使ったカツカレーです!「給食だより」にも載せたとおり、本来スポーツ選手にとって「脂っこい食べ物」は、エネルギーに変換される時間が長いため、試合前にはふさわしくありません。ですが、運動会は気持ちも大事!誰もが喜ぶメニューであるカツカレーこそが、1番生徒たちを応援できる!調理員さんたちも、生徒たちを応援する気持ちで調理してくれました。 カツカレーの給食でありがちなのは、「カツ」があるため、カレールウの具から肉を一切無くしてしまい、それによりカレーのコクが薄くなってしまうということ。以前勤めていた給食センターで、私自身そういった経験がありました。そこで、砧中のカツカレーには、ルウの中にも少しだけ「豚ひき肉」を加えてあります。にんにくと油で香りを出したところに肉を入れて炒め、そこから生姜・野菜を加えていき、炒めながら鶏がらスープ・調味料・じゃが芋を加えて煮込み、最後に手作りカレールウと粉チーズを加えれば、いつもの「絶品 給食のカレーライス」の出来上がりです。 おかずの福神漬けは、大根・きゅうり・人参を茹でてから冷却し、最後に生姜汁・しょうゆ・酢・砂糖・白ごまで和えています。市販の福神漬けは「味が濃くて少量」というイメージですが、給食では野菜が多く、味も適度に付けているだけなので、いつもの「サラダ・和え物」感覚で食べられます。食べて口の中をさっぱりさせてから、またカレーをどうぞ! 今日のメロンは、アンデスメロンを予定していましたが、中がやわらかい物が多かったそうで、八百屋さんが茨城産の「レッドメロン」に変えて納品してくれました。果肉はしっかりしていて、とても甘い!でも、スプーンで取って食べるには、少し固めかな?次回は、緑色のやわらかくて甘いアンデスメロンの中でも「良い物」を見つけて納品してくれるそうです。生徒たちにとっても、「今日は赤」で「次は緑」というのを目の当たりにすることで、「メロンにもいろんな種類がある」ことを実感してもらえるのではないでしょうか? しっかり食べて、明日の運動会本番では思いっきり体を動かしてください! ☆6月8日(木)の給食・ジャージャー麺 ・ビーンズポテト ・冷凍みかん 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 玉ねぎ:千葉 人参:茨城 干し椎茸:岩手 鶏ガラ:国産 白みそ:国産 八丁みそ:三河産(愛知)大豆 きゅうり:埼玉 もやし:栃木 ねぎ:茨城 じゃが芋:静岡 大豆:北海道 冷凍みかん:和歌山 【 今日 の 一言 】 今日は運動会2日前です。みんなの元気が出るようにジャージャー麺を、そして暑さに負けないよう冷凍みかんにしました!冷凍みかんは、他区の小学校では大人気だったのですが、昨年度の砧中学校では、残菜としてけっこう多く残ることがありました。なので今回は、去年のSサイズよりも小さい「2Sサイズ」にしました。 また、冷凍みかんの日に限って、なぜか雨の日だったり涼しい日だったりしたので、そういう意味でも悔しい思いをしてきました。もし、今日が涼しかったら、少し長めに流水での洗浄を行なって、解凍具合を調節しようと調理員さんたちと話し合いましたが、今日の気温ならそういった配慮も必要ありません。冷たいデザートで、生徒たちが喜んでくれるといいなと思います。 ジャージャー麺は、みそと辛目の八丁みそとの組み合わせによる味を柱に、玉ねぎのみじん切り・ひき肉とレバーミンチの旨味とコク・鶏ガラスープも加わって美味しい肉みそダレを作り、それを麺にかけます。1番上には、茹でて冷やしたシャキシャキのもやしときゅうりを盛り付けて、それぞれの味を楽しみながら食べ進める。どんな時でも思わず食欲が湧いてしまう料理なので、がんばっている生徒たちにはピッタリだと思います。 ただ、麺料理はご飯に比べてエネルギーが確保しづらいので、不足した栄養は副菜で補います。今回はじゃが芋と大豆を使った揚げ物「ビーンズポテト」です。それぞれに片栗粉をまぶし油で揚げた後、塩・こしょう・パプリカパウダー・ガーリックパウダーをまぶします。今まで味が優しすぎたので、前回から香辛料の量を増やしました。より中学生好みの味になったので、豆が苦手な生徒でも食べられると思います。 明日はカツカレーです。運動会まであと少し!がんばれー!! ☆6月7日(水)の給食・パインパン ・ポテトミートグラタン ・ABCスープ 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 ホールトマト缶:イタリア産 玉ねぎ:千葉 大豆:北海道 じゃが芋:長崎 シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ原料 パセリ:茨城 ベーコン:千葉 人参:茨城 鶏ガラ:国産 キャベツ:茨城 ホールコーン缶:アメリカ産 【 今日 の 一言 】 今日はとても甘い「パインパン」、トマトの甘味と旨味・そしてほのかに残った酸味が深い味のミートソースとなり、ポテト・チーズも加わって美味しく焼き上がった「ポテトミートグラタン」、アルファベットと数字の形のマカロニが見た目も面白い野菜たっぷりの「ABCスープ」です。 今日は味見のときに、ABCスープの味が薄かったので、塩を少し足しました。すると、塩味だけでなく、一気にスープ全体の旨味が上がった気がしました。これは「味の対比効果」と言って、例えば塩をふることでスイカの甘味がアップするのと同じ原理になります。最後の一手間のおかげで、調理員さんたちの作った美味しい味が、確実に生徒の元に届けられたので良かったです。 グラタンも、材料のひき肉と大豆・野菜のみじん切りを炒めるところから始めており、トマト缶と調味料を加えて煮込み、グラタン皿に蒸した芋とミートソース・シュレッドチーズをかけて1個1個ていねいに焼き上げました。この料理1品でいろんな栄養がとれてしまいます。 それらのおかずの味を楽しみながら、主食であるパンを食べて、時々食べ当たる乾燥パインの甘味が気分を変えてくれて、また他の料理が食べたくなる。といった感じでした。 しかも、今日はお皿は2種類だけ。準備・配膳・片付けもしやすいです。今日は運動会の週のちょうど真ん中で疲れもたまっているところで、さらに午後に出張を控えている先生たちも多くいたので、この献立にしました。あと2日間経てば、もう運動会本番です。待っているのは「ジャージャー麺」「カツカレー」です。給食室からも、応援しています! ☆6月6日(火)の給食・プルコギ丼 ・青菜と豆腐の卵スープ ・フルーツポンチ 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 豚肩ロース:北海道 玉ねぎ:千葉 人参:千葉 もやし:栃木 りんご:青森 生姜:高知 にんにく:青森 白ごま:スーダン・パラグアイ産 にら:栃木 鶏ガラ:国産 豚肩肉:北海道 小松菜:茨城 豆腐:愛知・佐賀 ねぎ:茨城 卵:栃木 みかん缶:国産 黄桃缶:山形 パイン缶:フィリピン産 【 今日 の 一言 】 今日は肉・野菜を甘辛い韓国風ダレで炒めた「プルコギ丼」、豆腐・卵をメインとした栄養を補うためのメニューですが味も抜群・トロトロフワフワ本格中華の雰囲気ただよう「青菜と卵のスープ」、水・砂糖・白ワインを煮詰めて冷やしたスッキリ甘いシロップの「フルーツポンチ」です。 プルコギ丼はやわらかい豚肩ロース肉を使っています。タレにはすりおろしの玉ねぎ・りんご・生姜・にんにくが入っており、成分によりさらに肉がやわらかくなり、食欲をそそる香りもつきます。 スープは豆腐と卵のやわらかくてフワフワな食感が「癒し」を与えてくれます。これで水分をとりつつ、良質なたんぱく質もとれるし、小松菜・ねぎといった野菜の栄養もとれます。 ですが、今日は1時間目から4時間目まで運動会の予行練習。教室の椅子を校庭に実際に運んで行う本格的な練習でした。給食時間も少し遅らせることにしましたが、練習を終えて教室に戻る生徒たちの顔は「やりきった」ような「疲れたよー」といったような表情だったので、「がんばったね」「お疲れ様ー」と声をかけました。疲れていると、食欲がわかない生徒もいると思いますが、なるべく味をしっかりめにつけて、スープはほのかな塩味にして、「この時期の食べやすさ」を意識してみました。無理せず、できるだけ食べて栄養をとってもらえると安心です。今日はごちそうさまの時間も30分近く遅くすることにし、学校全体で生徒の給食時間を確保する体制をとりました。 調理員さんたちの片付けの時間が遅くなり、作業も押してしまいますが、調理員さんたちは快く「いいですよ」と言ってくれたのが、ありがたかったです。 ☆6月5日(月)の給食・えびピラフ・チリコンカン添え ・キャベツとベーコンのスープ ・チョコチップケーキ 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 人参:千葉 玉ねぎ:千葉 ベーコン:千葉 むきエビ:佐賀 パセリ:茨城 ピーマン:茨城 大豆:北海道 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 ダイストマト缶:イタリア産 じゃが芋:長崎 ホールコーン缶:アメリカ産 鶏ガラ:国産 マッシュルーム缶:インドネシア産 キャベツ:茨城 卵:栃木 牛乳:東京牛乳 使用 【 今日 の 一言 】 今日は運動会練習を校庭で行っている学年がありました。明日は全体での予行練習です。今日の気温は半月ぶりに30度に達するそうで、生徒たちには水分補給しながら、注意して取り組んでほしいです。 今週は少しでも食べやすいメニューをと思い、かなり力を入れて献立を作っています。本番まで、給食室からもできる限り応援します。いい面もあって、牛乳が残りにくくなったそうです。飲みやすい時期に飲んで、牛乳の味への抵抗をなくしてもらえたら嬉しいです。 今日のメニューは、えびピラフとチリコンカン、キャベツとベーコンのスープ、デザートに手作りのチョコチップケーキです。チリコンカンは豚ひき肉と人参・玉ねぎ・トマト缶、そして大豆が入っています。さらに、チリパウダーやパプリカ・オレガノなどの香辛料も使っています。じっくり煮込むことで素材の旨味を引き出しています。特にトマトの甘味と旨味がすごい! えびピラフに添えながら、2つ合わせて食べても美味しいし、それぞれの味を楽しんで食べ進めてもいいです。ピラフは佐賀県産のえびの塩気とプリップリの肉質が素晴らしかったです。食べやすくて、さらにエビ・野菜・肉・大豆の栄養もとれます。練習で疲れた体にどうぞ! キャベツとベーコンのスープは、4月にも「春キャベツ」を使って作ったことがありました。あの時は、少ししょっぱかったので水を足したのですが、今回は薄味だったので逆に塩・こしょうを追加しました。汗をかいた生徒たちにとって、ある程度の塩分補給と、食べやすいしっかり目の味付けは大切です。このスープをしっかり飲んで、野菜の栄養をさらにとりましょう! デザートは、チョコチップケーキです。今年の2月に出したとき、大好評だったメニューです。みんなへの応援の気持ちを込めて、再び登場です。小麦粉・ベーキングパウダー・卵・砂糖・バター・牛乳に、ココアとチョコチップを加えてチョコレート生地を作っています。チョコチップは半分残しておいて、オーブンで焼く前にさらに上からふりかけています。焼き上がったら、粉砂糖をかけて完成です。見た目の白さもとてもオシャレ!いくつもの焼き上がったケーキ生地に粉砂糖をかける調理員さんの姿は、さながら一流のパティシエでした。 給食終了後も大好評。3年生と思われる3人の男子生徒から「おいしかったです!」「気持ちが込もっていました!」と言われました。伝わったようで、なによりです。 ☆6月2日(金)の給食・イワシの蒲焼き丼 ・カミカミサラダ ・豆腐とわかめのみそ汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) イワシ:北海道(銚子) 生姜:高知 大根:青森 人参:千葉 ごぼう:青森 ハム:埼玉 きゅうり:世田谷区 ホールコーン:アメリカ産 にんにく:青森 レモン:広島 白ごま:スーダン・パラグアイ産 えのき:新潟 豆腐:愛知・佐賀 わかめ:三陸産 油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆 ねぎ:千葉 赤みそ・白みそ:国産 【 今日 の 一言 】 6月4日は「む(6)・し(4)」ということで「虫歯予防デー」とされており、そこから始まる1週間を「歯と口の健康週間」と言います。 6月4日は日曜日で学校が休みなので、今日の給食を虫歯予防のための「カミカミ献立」にしました。よく噛むと、唾液がしっかり出てきて歯の隙間に残りやすい食べかすをきれいにしてくれるため、虫歯の予防になります。他にもよく噛むことは、「脳に栄養が届きやすい・集中力アップ」「アゴが強くなって、発声もよくなる」「唾液の消化酵素によって、食べ物の味を美味しく感じやすくなる」など、良いことが目白押し! しかしながら、中学校給食は30分しかありません。食材が固くなりすぎないように、「食べる側が意識してよく噛んでもらえればOK」という精神のもとで、できるだけ食べやすいように工夫して調理しました。 蒲焼き丼は、「イワシの開き」に片栗粉をまぶしています。油で揚げているため、小骨ごと美味しく食べることができます。揚げた後は、生姜の美味しそうな香りが漂う「甘辛醤油ダレ」に漬け込んでいます。この「漬け込む」ことがポイントです。イワシをタレにしっかり浸すことで、味が染み込み、時間が経った後でも身が固くなりすぎないようにしています。これを、例えば「揚げた後に、上からタレをかける」だけだと、生徒たちが食べる頃には身が「せんべい」や「さきイカ」のように固くなりすぎてしまうことがあります。一見、「固いならカミカミメニューにふさわしい」と思うかもしれませんが、決められた時間内に食べなくてはいけない生徒たちのことを考えると、調理員さんの負担は増えますが、1枚1枚タレにしっかり浸した方がいいと判断しました。中まで味が染み込んだ適度に歯ごたえのあるイワシ、今日も食べやすさに配慮した砧中の給食です。 ご飯にもタレをかけています。「うなぎの蒲焼き」のように、とても美味しく食べ進めることができます。しっかり食べて、来週に控えた運動会までがんばってほしいです! カミカミサラダは、いつもの人参・きゅうり・コーンに加えて、大根・ごぼうを使っています。適度に歯応えが残るようにしつつ、しっかり火を通した後で、真空冷却機で野菜が15度になるまで冷やしています。適度に残ったシャキシャキ感を楽しみつつ、マヨネーズ・オリーブオイル・にんにく・レモン汁・酢・醤油・砂糖などで作った特製ドレッシングと合わせながら、今日も美味しく食べてください! みそ汁には、三陸産のわかめが入っています。いつもの定番の具材ですが、今日はちょっと意識してよく噛んで食べてほしいなあ。豆腐・油揚げ・みそと大豆製品がたっぷり!みそ汁は元々栄養価の高い料理です。新年度になってから、砧中の汁物の残菜が少なくなりました。今日もたくさん食べてください! ☆6月1日(木)の給食・中華丼 ・春雨中華サラダ ・オレンジ1/2 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 生姜:高知 豚肩ロース:北海道 玉ねぎ:千葉 人参:徳島 たけのこ水煮:福岡・熊本 えのき:長野 鶏ガラ:国産 いか:青森 うずら卵:愛知 白菜:茨城 もやし:栃木 きゅうり:世田谷区 ハム:埼玉 白ごま:スーダン・パラグアイ産 春雨:原料(じゃが芋:北海道 さつま芋:九州) オレンジ:愛知産ハウスみかん 【 今日 の 一言 】 今日は野菜たっぷり中華丼です!「丼物」は、中学校給食にとって心強い味方です!給食時間が短くて、栄養のため食べる量も多くなってしまう中学生ですが、丼物ならご飯・野菜・肉・魚介・卵などの様々な食材を無理なく美味しく食べ進めることができます!本当なら、時間もたっぷりとって、主食・主菜・副菜・汁物のわかりやすい形で出してあげたいところですが。 しかし、この中華丼は、カレーライスなどとは違って香辛料に頼ることができないので、しっかり目の味付けにしてあげないと、途中で味に飽きが来てしまいます。特に今は、暑くなってきて運動会練習も始まった時期なので、注意が必要です。 味見をしてから、今日は少し塩を足すことにしました。はっきりとした美味しさになったと思ったのですが、時間が経って冷めてから食べると、また少し味がぼやけた印象に変わった気がします。私は時々当たるうずら卵の味が好きなのですが、苦手な生徒もきっといます。もっと全体的に何とかならないかなー? とか1人でグチグチと考えていましたが、不意に給食室で調理チーフと話していたことを思い出しました。「前の学校では、豆板醤も使っていたと思います。」とのことでした。 …なるほど。アリかもしれません。中華丼は、元々は中華料理の「八宝菜」をご飯にかけるという、日本で生まれた食べ方です。中華由来の料理なので、同じ中華系調味料の豆板醤はアリですし、「中華丼」自体は日本のアイディアなので、多少のアレンジは許されるはず!ただ、豆板醤を強くし過ぎると、「ホイコーロー丼」や「マーボー豆腐」などと似たり寄ったりになってしまうので、そこだけは注意が必要です。と、いうことで次の登場を楽しみにしててください生徒たち! 春雨サラダは、芋でんぷんから作ったやわらかい春雨を使っています。ツルッとした喉越しが気持ちよく、お腹にも優しいので、暑さと練習で疲れた生徒たちでも、安心して食べてもらえたと思います。 最後にハウスみかんです。ハウス栽培の技術を確立してもらえたおかげで、この時期でも冬のように甘いみかんを食べることができます。みかんのハウス栽培は、露地栽培よりも難しい技術と管理が必要とのことです。ひと昔前までは、今の時期に手に入る柑橘類は「夏みかん」「グレープフルーツ系」の酸味の強い物ばかりだったので、残菜も多く残り、よく私たち栄養士の心をくじかせていました。農家の方達のおかげで、生徒たちも私たちも救われております。心の底から、「ごちそうさまでした」と伝えたいですね。 ☆5月31日(水)の給食・ナン ・キーマカレー ・タンドリーチキン ・マセドアンサラダ 【 産 地 】 大豆:北海道 人参:徳島 豚ひき肉:北海道 玉ねぎ:千葉 セロリ:長野 鶏ガラ:国産 豚レバーミンチ:国産 ダイストマト缶:イタリア産 フルーツチャツネ:タイ産 じゃが芋:長崎 粉チーズ:ニュージーランド産 きゅうり:埼玉 にんにく:青森 生姜:高知 鶏もも肉:北海道 【 今日 の 一言 】 3年生の修学旅行が無事に終了、1年生たちも昨日は校外学習を無事に終えたようです。今日は久しぶりに、全学年そろっての給食です。生徒たちも疲れが残っていて大変に感じる1日かと思ったので、ワクワクした気持ちになるよう「ナンとキーマカレー」にしました。 キーマカレーは「ドライカレーと同じ」もしくは「2つは別の種類」というどっちの説明もされることがありますが、私は同じ種類のカレーだと認識しております。本場インドのカレーがこの「キーマカレー」で、みじん切りの野菜や豆、ひき肉、香辛料を使い、水分がとぶまで煮詰めるところが、日本のカレーライスと違うところです。 本来、キーマカレーには「油と小麦粉から作るルウ」は使いません。しかし、大量調理では野菜から出る水分の量がハンパではなく、本来の形に沿うように作ってしまうと、「カレー」とはかけ離れた味になってしまいます。そこで、「カレー」としての味に近づけるため、給食では手作りの「カレールウ」を加えています。一見矛盾したこの作り方に辿り着くのに、3年間くらいかかったと思います。いつものカレーとは違う美味しさを出しながら、ナンによく合う自慢のキーマカレーです!野菜は人参・セロリ・玉ねぎ・トマト缶と、大豆のみじん切りも入っており、カレーライスよりも脂質が少ないので、とてもヘルシーで栄養満点です。 タンドリーチキンは、にんにく・生姜・塩・こしょう・玉ねぎ・ウスターソース・カレー粉・ケチャップ・パプリカ粉をミキサーにかけた後、ヨーグルトを加えて、それらに肉を30分以上漬け込んでから焼いています。ヨーグルトのまろやかな風味のおかげで、キーマカレーの味とケンカすることもなく、さらにインド料理の雰囲気を感じる味になっています。 マセドアンサラダは、角切りにした野菜のサラダです。入っているじゃが芋の味が、今日の献立のサラダとしてぴったりです。口に残るスパイスの香りを、じゃが芋のまろやかさとドレッシングの味が一新してくれるので、美味しく食べ進めることができます。この給食を食べて、明日もみんなが元気に登校してきてくれるといいなー。 |
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